注文の多いお父さん

「今夜は、イカを刺身にして、茄子の漬物を切ってくれ、後は中落ちがあるし　酒の肴はそれだけでいいから・・」

贅沢な注文です。
ではその通りにさせて頂きます。



野菜が足りないわね。

残った生イカと、下足、エンペラを細かく切ってこれは塩辛にします。
中の腑に味噌を混ぜ、一味唐辛子を振りかけて、よく混ぜ合わせ、イカを漬け込むんです。
普通は塩味なんですが、我が家は昔から味噌味。なめらかで美味しいんです。



「お米買って来てくれない？」
と頼んだら、山形の「つや姫」というブランドを買って来ました。
これは、義弟に送って頂いた事がある、山形米。冷めてももっちり美味しくて、たちまちファンになったほどです。
でも宮城では見つけられなくて、山形に出掛けた時にだけ手に入れていたのですが、見つけたんですって。




「明日の朝、つや姫を炊いてくれ、おかずは漬け物と筋子があればいいから・・」

また注文です。
手間を掛けないように、簡単なものだけお願いしているつもりなんでしょうが、結構手間がかかります。解らないんですよね殿方には・・

ハイ朝食ですよ。

「極旨（ごくうま）、白米、火かけん強で炊き上げます・・」と炊飯器が言っています。
美味しく炊いて頂戴。


キャーおこげが出来てる。食べたかったんだ、おこげ、美味しそうね。


御所望の漬け物と筋子でございます。
さ、さ　遠慮なさらずにどうぞ召し上がって下さい。





「あー、うまかった」お腹ナデナデ・・そりゃそうでしょうとも。

私はおこげを塩を振りかけて頂きました。美味しゅうございました。


泊まり明けの昼食は、野菜のあんかけラーメン。
「正麺、醤油味」を一個作り、８対２に分け、後は野菜をたくさん頂きました。