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ろう学校生徒の市役所実習

2005年08月15日 | 記事
08月05日、鶴見区役所と神奈川区役所にて行われた、ろう学校生徒の1週間の実習が終わった。
いずれも高校2年生の2人の生徒が、区役所のオフィスにて、事務をこなした。
伝票整理・PCへの入力・計算、アンケート集計、パンフレットの作成など、仕事はあるある。
高校2年の彼らにとって、どこかに通って仕事をするというのは初めての仕事。
しかし、自分の技術が、社会に役に立つということは、大きな自信になるに違いない。
このあと、彼らは本格的に進路を考えていく。楽しみである。

市役所では現在、主に知的障害のある方への支援を行っているのだが、
ろう学校生徒の実習は、昨年度、当校から依頼されて、試しに自分の職場でやってみた。
すると思った以上の能力とひたむきさに心打たれ、今年は他の部署にお願いしたのだ。
いずれの区役所でも聴覚障害のある職員がおり、受け入れもスムーズだったとのこと。
生徒を中心として、手話講座が開かれることもあったようだ。
こうして受け入れ側も、変わっていく。これも楽しみなのである。

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