武産通信

東山三十六峰 月を賞で 雪を楽しみ 花に酔う

鞍馬寺合気道奉納演武   NPO AIKIDO KYOTO

2017年04月09日 | Weblog
                                                  鞍馬寺合気道奉納演武

 鞍馬山と植芝盛平

 鞍馬山は合気道開祖植芝盛平翁が21日間の修行をされたお山である。
 開祖の戦前の内弟子で、東北は山形の白田林二郎師範は語る。「(植芝盛平)先生は武道というものをあくまでも追及したいというお考えでいたのです。そしてどうしても追求できないからといって、大本に入って開かれた。けれどもそれで満足せず、自分でやらなければいけないということで、鞍馬とか、那智とか、そういった所へ自分で行って修行なさった。その結果、武道開眼になったのです。」

 お供のある日、開祖は、義経(牛若丸)修行の跡として知られる鞍馬山に(天竜)氏を連れて行った。実は当時、その山麓にあったむかし林羅山が住んでいた由緒ある家を、開祖は所有していた。まもなく手離してしまったが、鞍馬山は開祖の好きなところの一つであった。 (植芝吉祥丸『合気道開祖 植芝盛平伝』)

 それは鞍馬山の中段にあるのですが、そこをちょっと登ったところに義経(牛若丸)が修行したという盆地がありまして、よく先生(植芝盛平)は夜中に起きて、月の出てない闇の中、これからそこへ稽古に行こうと仰るのですよ。それからその盆地の天辺に来て真剣を差すわけです。白い鉢巻をしてね。そして先生が、自分に打ち込んでこいと言うんですよ。これが所謂、気の修養ですね。そして、パーとこちらが打ち込んでいくと、先生はさっと避けて今度はこっちに打ち込んでくるわけです。その剣先がちょうど白い鉢巻のここら辺にくるのですよ。真っ暗だからよく分からんが、その剣先だけがポッと白く見えるんです。剣風というのですか、あれがふわっと感じられる。本当に厳しいんですよ。それでもって朝と夜、沢庵二切れとお粥しか食べないのですからね。たまには山の菜葉を採って食べました。そうして21日間鍛えられました。本当の、気の修養ですよ。 (塩田剛三『合気道修行』) 
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
« 枯山水と池泉庭園の見方 | トップ | 子どもとお母さんの合気道 ... »
最近の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事