The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

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プリカリア・ジセンテリカ Pulicaria dysenterica

2018-09-30 10:11:24 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、プリカリア属、地中海沿岸地域~西アジア原産、

学名:Pulicaria dysenterica、

英名:Common Fleabane、Meadow False Fleabane、

葡名:Erva-das-disenterias、

2018年9月25日、ポルトガル、バイラーダ地方で撮影、

 

プリカリア・ジセンテリカ Pulicaria dysenterica の花。

 

花の直径は 2センチほど。

 

草丈は 60センチほど。

 

葉は互生。

 

英名の Fleabane は虫除けの香として使用されていた意味。

 

古くは赤痢および不特定の眼球疾患の治療薬にも使われていた。

 

 

 

 

 

プリカリア・ジセンテリカ Pulicaria dysenterica でした。

©2018 MUZVIT

 

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ピクリス・エキオイデス Picris echioides

2018-09-29 15:23:06 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、コウゾリナ属、地中海沿岸地域原産、

学名:Picris echioides、別名:Helminthotheca echioides、

英名:Bristly Oxtongue

2018年9月25日、ポルトガル、バイラーダ地方で撮影、

 

ピクリス・エキオイデス Picris echioides の花。

 

コウゾリナ属は越年草。

 

茎は直立して枝分かれし、全体に剛毛がある。

 

葉は互生し、縁には微凸歯がある。

 

頭花は黄色で花柄は長い。花の直径は 2センチほど。

 

総苞は筒鐘状で総苞片は 2-3 列。

 

地中海沿岸地方を中心に約 30 種がある。

 

草丈は 1メートルほど。秋の蜜蜂。

 

ピクリス・エキオイデス Picris echioides でした。

©2018 MUZVIT

 

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ベリス・ペレニス Bellis perennis

2018-09-28 11:52:56 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、ヒナギク属、ヨーロッパ原産、多年草、

学名:Bellis perennis、

和名:ヒナギク(雛菊)、

別名:デージー、デイジー、チョウメイギク(長命菊)、エンメイギク(延命菊)、

英名:Daisy、Common Daisy、Lawn Daisy、English Daisy、

葡名:Margarida、Margarita、Margarida-vulgar、Margarida-menor、Margarida-comum、Margarida-inglesa、Bonina、Bela-margarida、Sempre-viva、Margaridinha、Mãe-de-família、Margarida-rasteira、Rapazinho、 Rapazinhos、

2016年1月29日、12月18日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ベリス・ペレニス Bellis perennis の花。

 

花の直径は 2cm ほど。

 

草丈は 5cm~20cm ほど。

 

葉は根生葉(ロゼット)で、長さ 5cm くらいのへら形で鋸歯があり、光沢がある厚手で薄く毛が生えている。

 

一重から二重咲きもあり、ほんのり赤く染まっている舌状花もある。

 

管状花は黄色で平坦状から丸く盛り上がったものもある。

 

種小名の perennis は「多年生の」の意。

 

イタリアの国花になっている。

 

ベリス・ペレニス Bellis perennis でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、優しく可愛げに富んだ草姿から。属名は、ギリシャ神話に登場する森の妖精ベリデスに由来している。(ギリシャ神話では、ベリデスが姿を変えた時に出来た花がヒナギクだったという。)種小名は、「多年生の」の意。英名のdaisyの語源はday's eyeである。

ヒナギクは、キク科の多年草である。草丈は10~20㎝程度。葉は根生し、ヘラ状の卵形。開花期は春~秋と長期にわたる。花径5センチ程度の花を見せる。花色は淡紅色の舌状花に中心の管状花が黄色という取り組み合わせが一般的である。我が国へは、幕末に渡来したと推測されている。 ベリス・ペレニス GKZ植物事典より 

 

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ユーフォルビア・エクシグア Euphorbia exigua

2018-09-23 12:10:30 | ポルトガルの野の花

トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウダイグサ属、地中海沿岸地域原産の1~2年草、

学名:Euphoebia exigua、

和名:ユーフォルビア・エクシグア、

英名:Dwarf Spurge、葡名:Ésula-menor、Titímalo-menor、

2011年2月27日、2014年7月30日、31日、2015年2月5日、2016年10月15日、2018年9月16日、コスタ・アズール地方で撮影

 

 

ユーフォルビア・エクシグア Euphoebia exigua の花。表示名は学名の音読み。

 

背丈約 10 センチほど。

 

奇妙な果実がつく。

 

全体が灰緑色。

 

葉は対生し線形。

 

散形花序に黄緑色の目立たない花がつく。

 

 

 

 

 

ユーフォルビア・エクシグア Euphorbia exigua でした。

©2018 MUZVIT

 

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、ローマ時代のモーリタニアの医師Euphorbusの名に因んでいる。種小名は「小さい、か弱い」の意。

ユーフォルビア・エクシグアはトウダイグサ科の1~2年草である。草丈は5~20㎝程度となる。葉は剣状で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では茎に互生する。2~3月頃、茎頂から散形花序を出し、3~5個の花茎を伸ばし、その先で2分枝し、トウダイグサ科独特の杯状花を付ける。雌雄異花で、雄花は花柄の先につき、黄色い小花である。雄花の下には2個の苞がつく。雌花は、雄花の花柄の基部につき橙色の小花である。花後の果実は、3個の蒴弁を持った長さ2㎜程度の蒴果である。 ユーフォルビア・エクシグア GKZ植物事典より



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カマエメルム・フスカツム Chamaemelum fuscatum

2018-09-22 09:48:21 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、ローマカミツレ(カマエメルム)属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Chamaemelum fuscatum、

英名:Dusky Dogfennel、

葡名:Margaça-de-Inverno、Margaça-fusca、Pamposto、

2010年12月27日、2018年1月15日、ポルトガル、アルガルヴェ地方で、2009年3月8日、2015年1月12日、5月5日、2016年1月16日、2月1日、7日、16日、20日、2017年1月28日、コスタ・アズール地方で撮影

 

カマエメルム・フスカツム Chamaemelum fuscatum の花。表示名は学名の音読み。

 

ヨーロッパ、地中海沿岸地域を原産地とし、北アフリカ、西アジアにも広く自生。

 

葉はリンゴの様な芳香がする。

 

デイジーの様な花を咲かせる。

 

葉はニンジンの葉のよう。

 

ポルトガル名では Margaça-de-Inverno と呼ばれるが、Inverno は冬と言う意味なので、冬咲きを強調している。

 

実際に、12月ごろ咲き始め、1月、2月と咲き続ける。

 

カモミールティーは別種のローマンカモミール (Chamaemelum nobile) である。 

 

カマエメルム・フスカツム Chamaemelum fuscatum でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。種小名は、古代ギリシャ語の「地上のリンゴ」に由来し、林檎の香りのする草の意。種小名は「帯褐色の」の意。

カマエメラム・ファスカタムは、キク科の1年草である。草丈は40㎝程度となる。茎葉直立し、良く分枝をする。茎の下部は赤味を帯びる。葉は線形に2~3裂し、長さ1~7㎝程度の花柄に連なり、茎に互生する。12~6月頃、茎頂に径1㎝程度の花をつける。花は、白色の舌状弁と黄色の管状花とでなる。概して冬場に開花する。葉にはリンゴの香りがある。 カマエメラム・ファスカタム GKZ植物事典より 

 

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フィトラッカ・アメリカナ Phytolacca americana

2018-09-21 10:10:45 | ポルトガルの野の花

ヤマゴボウ科、Phytolaccaceae、ヤマゴボウ属、北アメリカ原産の多年草、

学名:Phytolacca americana、

和名:ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)、別名:アメリカヤマゴボウ、

英名:American Pokeweed、Inkberry、Red-ink Plant、Virginian Pokeweed、Porkweed、Pigeonberry、Porkberry

葡名:Uva-de-rato、

2011年6月10日、2016年9月25日、ポルトガル、ベイラ地方で、2013年11月13日、2014年9月25日、2016年9月25日、バイラーダ地方で撮影

 

日本では明治時代初期以降、各地で雑草化している帰化植物。

 

高さは 2m 前後に達する。茎は無毛で赤く、根は太く長い。葉は大きく、秋になると紅葉する。

 

花は小さく、白色ないし薄紅色で、夏の時期に扁平な果実をつけ、秋の初旬に黒く熟す。熟した果実は柔らかく、潰すと赤紫色の果汁が出る。この果汁は強い染料で、服や人体に付くとなかなか落ちない。

 

ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたって毒があり、果実も有毒である。毒性は、根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い。果実は、ブルーベリーと間違って誤食する事故もあり、注意が必要である。特に、幼児は影響を受けやすいので、果汁が直接皮膚に触れることも避けるべきである。

 

毒成分は、アルカロイドであるフィトラッカトキシン(phytolaccatoxin)、サポニンであるフィトラッカサポニン(phytolaccasaponins)、アグリコンであるフィトラッキゲニン(phytolaccigenin)などである。また、根には硝酸カリウムが多く含まれる。

 

誤食すると、2時間ほど経過後に強い嘔吐や下痢が起こり、摂取量が多い場合はさらに中枢神経麻痺から痙攣、意識障害が生じ、最悪の場合呼吸障害や心臓麻痺により死に至る。幼児の場合、種子を破砕した果汁を誤飲すると、果実数粒分でも重篤な症状を引き起こしうるので、十分な警戒を要する。

 

ヒト以外では、草食動物は、一般に本草の摂食を避ける傾向が強いが、下痢、体温低下などをもたらす。

 

また、鳥類では、成鳥が果実を摂食しても種子を破砕しないかぎり影響は少ないが、雛が摂食すると、死亡率の増加や運動失調などが見られる。

 

アメリカ合衆国では、かつて着色料として、安価なワインなどに用いられたが、毒性があるため現在は使用されていない。また、アフリカ系アメリカ人の間では若い茎と葉を茹でこぼし毒を抜いてから食用にしていた時期もある(Wikipediaより)

フィトラッカ・アメリカナ Phytolacca americana でした。  

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、外来のヤマゴボウの意。属名は、phyton(=植物)とlacca(=深紅色の顔料名)の合成語。液果に深紅色の汁を含むことからという。種小名は「アメリカの」の意。

ヨウシュヤマゴボウは、ヤマゴボウ科の多年草である。草丈は1~2m程度。茎は紅色で、多くの枝を分枝し四方に広がる。葉は大きく長さ25㎝にも達する。6~7月頃に淡紅色を帯びた白色の花を見せる。花弁はなく、萼片は5個。果実は熟すと黒色になる。我が国へは明治初期に渡来し、今日では帰化状態にある。※原産国のアメリカでは、若い葉と茎をよく煮て食用にし、缶詰も販売されていると言う。しかし、それでいながら、最も危険な有毒植物ともされている。不完全な調理や根まで食用にすると中毒を起こすためである。 フィトラッカ・アメリカーナ GKZ植物事典より 

 


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ラヌンクルス・レペンス Ranunculus repens

2018-09-20 09:49:03 | ポルトガルの野の花

キンポウゲ科、Ranunculaceae、キンポウゲ属、ヨーロッパ、アジア、北西アフリカに分布、

学名:Ranunculus repens、

和名:ハイキンポウゲ(這金鳳花)、

英名:Creeping Buttercup、葡名:ranúnculo-rasteiro、

2015年12月22日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2016年2月1日、コスタ・アズール地方で、2016年6月16日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

ラヌンクルス・レペンス Ranunculus repens の花。表示名は学名の音読み。

 

花は鮮やかな黄金色の5弁で直径2cmほど。

 

根生葉は長い柄があり3出複葉。

 

小葉はさらに 3裂し有柄で縁に粗い鋸歯がある。茎や葉の裏に毛がある。

 

根元から出る長い匍匐節から根が出て繁殖する。草丈は 20~50cm。

 

属名は rana (=蛙)が語源、カエルの居るような地、つまり「湿地に自生」の意。

 

種小名の repens は「匍匐する、地に這って根を張る」の意。

 

 

 

ラヌンクルス・レペンス Ranunculus repens でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は匍匐枝を持つキンポウゲの意から。属名はラテン語のrana(=蛙)を語源としており、カエルの居るような地に自生が見られるの意。つまり「水湿地に生える」の意となる。種小名は「匍匐する、地に這って根を張る」の意。

ハイキンポウゲは、キンポウゲ科の多年草である。概して低地の湿地などに自生し、草丈は20~50㎝程度に。根元から匍匐枝を出し、その節から根を下ろし繁殖する。根生葉は3出複葉で、小葉は更に細かく裂ける。5~6月頃、枝先に径2㎝前後程度の黄色い5弁花をつける。 ラナンキュラス・レペンス GKZ植物事典より 

 

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ラヌンクルス・ムリカツス Ranunculus muricatus

2018-09-19 12:13:23 | ポルトガルの野の花

キンポウゲ科、Ranunculaceae、ラナンキュラス属、南西アジア・ヨーロッパ・北アフリカ原産、

学名:Ranunculus muricatus、

和名:トゲミノキツネノボタン(刺実狐牡丹釦)、トゲミキンポウゲ(刺実金鳳花)

英名:Rough-fruited Buttercup、Spinyfruit Buttercup、

葡名:Vulagares、Botões-de-ouro

2016年2月14日、2018年5月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ラヌンクルス・ムリカツス Ranunculus muricatus の花。 灌漑用の溝のような湿った生息地で生育。1年草、または2年草のハーブ。

 

葉は長さが数センチの刃を持ち、3つの葉に深く分かれているか、3つの小葉に分かれている。

 

花には、多くの雄しべと雌しべが盛り込まれた葉状の中央容器の周りに 1センチメートル(0.4インチ)以下の 5つの光沢のある黄色の花弁がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラヌンクルス・ムリカツス  Ranunculus muricatus でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は実に刺を持つキツネノボタンの意からで、学名の直訳から。属名のRanunculusとはラテン語で「カエル」の意で、この属の植物の多くが湿地を好んで自生することによる。種小名は「刺のある」の意。

トゲミノキツネノボタンは、キンポウゲ科の1~2年草である。原産地の項に記した地の河川や池・沼近くの原野や路傍等に自生の見られる野草である。草丈は15~40㎝程度となる。非常に繁殖力の旺盛な野草で、草丈5㎝程度でも開花・着果を見せる。茎は中空で断面は幾分扁平な円筒形で、分枝をしながら斜上する。葉は、長さ1.5~5.5㎝、幅1.8~4.2㎝程度のほぼ円形で、縁部は3浅裂する。裂片には鈍鋸歯がある。葉には長い葉柄がつく。葉柄は、上部に向かうにつれ短くなる。葉柄の基部は草木を鞘状に茎を巻く。4~6月頃、葉腋に径1~1.5㎝程度で黄花の5弁花をつける。花弁には光沢がある。花後には径1.2㎜程度集合果をつける。果実は15から25個が集まっている。果面には刺状突起が散生する。痩果は長さ4~5㎜程度で両側面に刺がある。我が国産のキンポウゲ属の果実には、果面に刺状突起は見られない。先端に残存する花柱は曲がりを見せる。本種は、原産地の項に記した広い地域に分布するが、今日、北米・オーストラリア・ニュージーランド・中国等の国々では帰化状態にある。我が国でも例外では無く、大正4年(1915)に仙台市で初採取され、我が国各地に広まりを見せている。 ラナンキュラス・ムリカタス GKZ植物事典より 



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レタマ・スファエロカルパ Retama sphaerocarpa

2018-09-18 11:33:35 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、レタマ属、イベリア半島~北アフリカ原産、

学名:Retama sphaerocarpa、

英名:Yellow Retama、

葡名:Piorneira、Piorno 、Piorno-amarelo、

2012年6月3日、2015年5月7日、23日、2017年5月23日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

レタマ・スファエロカルパ Retama sphaerocarpa の花。

 

種小名の Sphaerocarpa は、ギリシャ語で、丸い形をした果実、Sphaero+carpa

 

花の大きさは1センチほど。

 

春から夏にかけて咲く。

 

背丈3メートルほどになる。

 

赤土の乾燥した大地に生育。

 

 

 

 

 

レタマ・スファエロカルパ Retama sphaerocarpadesita でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、本属の植物のアラビア語名retemをラテン語表記したもの。種小名は「球形果の」の意。

レタマ・スファエロカルパは、マメ科の落葉樹である。本種は、原産地の項に記した地で、概ね石灰岩質の土壌に自生する樹種である。樹高は3m程度となる。茎の表面には縦に筋状の凹凸がある。枝は細く、長く枝垂れる。葉はほぼ狭楕円状の小葉で、全縁、鋭頭で、茎に互生するが早く脱落してしまう。4~6月頃、葉腋に輪生状に径1㎝弱程度で黄花の蝶形花を数個つける。花後には、莢果をつけ黄褐色に熟し、卵形の種子を1個内包する。原産地では、この種子の入った果実を幼児の玩具として用いたという。乾燥した莢果は、カラカラと音がするからと言う。 レタマ・スファエロカルパ GKZ植物事典より 



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イヌラ・クリスモイデス Inula crithmoides

2018-09-17 09:32:22 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、イヌラ属、多年草、

学名:Inula crithmoides、

英名:Golden Samphire、

2018年9月16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

イヌラ・クリスモイデス Inula crithmoides の花。

 

西ヨーロッパと南ヨーロッパや地中海沿岸の塩沼や海に面した断崖などに生育。

 

背丈1mほどになる。

 

葉は細く、肉厚。

 

花は自家受粉ができるが、ミツバチやハエやカブトムシによって受粉ができる。

 

若い葉は生のまま食べたり、野菜として調理できる。

 

 

 

 

 

イヌラ・クリスモイデス Inula crithmoides でした。

©2018 MUZVIT

 

 

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ヴェルバスクム・リティギオスム Verbascum litigiosum

2018-09-16 17:26:10 | ポルトガルの野の花

ゴマノハグサ科、Scrophulariaceae、モウズイカ属、地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Verbascum litigiosum、葡名:Verbasco-de-flores-grossas、

2017年6月13日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、16日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ヴェルバスクム・リティギオスム Verbascum litigiosum の花。表示名は学名の音読み。

 

モウズイカ属 (Verbascum) は、主にヨーロッパとアジアに分布し、地中海地方でもっとも高度に分化している。

 

多くは二年草もしくは多年草で、まれに一年草や小低木になるものもある。高さは 0.5 - 3m になる。成長の初期には地表面でロゼット状に密集した葉を展開し、後に背の高い花茎を立ち上げる。二年生のものは、最初の年はロゼットを展開し、翌年花期になると茎が伸び出す。葉は旋回状に整列し、しばしば毛深くなるが、一部の種は無毛である。

 

花は 5弁の放射相称花で、多くの種は黄色だが、オレンジ、赤茶、紫、青、白などの色もある。果実は多数の微小な種子を含む蒴果である。

 

モウズイカ属の植物は、乾燥土壌でも長期間花をつけている点や、ほっそりして背の高い形が評価される。

 

この植物は、喘息や呼吸障害に効果的な薬草として利用されてきた長い歴史がある。この植物の花から製造されるエキスは、中耳炎など耳の感染症の治療に効果的である。

 

ビロードモウズイカは、咽喉炎、咳、肺病に対する薬草として使われていた。この植物が北アメリカに入ったのは近年のことであるが、ネイティブ・アメリカンは高レベルのロテノンを含むこの植物の種子を魚毒として使っていた。

 

また、毛の多いこの植物の葉を乾燥してランプの芯に入れると、細かい毛に簡単に火がつくので、良い火口になる。茎を油や樹脂に浸して蝋燭や松明としても利用された。(Wikipediaより)

 

尚、当ヴェルバスクム・リティギオスム Verbascum litigiosum は希少絶滅危惧種としてレッドリストに登録されている。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ古語からで「髭の生えた者」の意。全草が毛で覆われているため。種小名はラテン語で「論争中・係争中」の意であるが、不確実性を意味しているのだろうか。

ウェルバスクム・リティギオスムは、ゴマノハグサ科の2年草である。本種は、ポルトガルの沿海地の概して砂壌地に自生がミラRT得る野草である。草丈は0.5~2mに達する。根出葉は、長さ7~30㎝、幅4~10㎝程度の狭楕円状で、縁部は全縁であるが緩やかな波を打ち、先端部は尖り、基部では葉柄状の狭まり、ロゼットを構成する。茎葉は、根出葉と同様の形状であるが、2~6㎝程度の葉柄が伴い。茎の周囲に螺旋状に重なり合うようにして互生する。葉の両面には毛が密生する。6~9月頃、茎頂に長い総状花序を出し、径1㎝程度で、花冠が5裂した黄花を多数つける。花後には1㎝程度で半球柱頭状の蒴果をつける。本種は、国際自然保護連合(IUCN)レッドリストでは絶滅危惧危急種(VU)に指定されている。 ウェルバスクム・リティギオスム GKZ植物事典より 

 

ヴェルバスクム・リティギオスム  Verbascum litigiosum(1)へ

 

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メリロトゥス・インディクス Melilotus indicus

2018-09-15 10:33:24 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、シナガワハギ属、地中海沿岸地域原産、アジア中西部、北アフリカ、ヨーロッパに分布、

学名:Melilotus indicus、

和名:コシナガワハギ(小品川萩)、

英名:Indian Sweet-clover, Small Melilot, Sour Clover、Sweet Clover、Common Melilot、King Island Melilot、King Island Clover、

葡名:Anafe-menor、Trevo-de-chiro、Meliloto、Meliloto-da-india,、Trevo-de-cheiro,、Coroa-de rei、Trevo-de-namorado、

2014年5月17日、ポルトガル、ベイラ地方で、2015年4月27日、2018年5月10日、23日、25日、コスタ・アズール地方で撮影

 

近縁なシナガワハギと比較すると、本種は花が小さく托葉の幅は広い。5ー6 月頃、黄色い花をつける。

 

海岸や荒地に見られる一年草。

 

高さ 50cm 程度。

 

葉は 3 出複葉で、小葉は狭長楕円形で鋸歯がある。花は葉腋に柄のある花序をだす。

 

この花の葉を乾かすと香気がある。

 

ヨ-ロッパでは古くからハーブとして用いられ、 「脚部のむくみ」 や 「血行促進」 にハ-ブテイとして使われ、頭痛、不眠症、消化不良等の民間薬にもなったようである。

 

医学的にも血管拡張の成分を含む為、静脈瘤や血栓症の治療薬として使われ、近年でもこの成分が注目を集めている。

 

雑草ではあるが、蜜蜂の蜜源や牧草としても使われ、血行促進の効能に注目を浴びている花でもある。(シナガワハギとその仲間より)

 

メリロトゥス・インディクス Melilotus indicus でした。 

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、小形のシナガワハギの意から。属名はギリシャ語のmeli(=蜂蜜)とlotos(=ミヤコグサ)の合成語から。種小名は「インドの」の意。

コシナガワハギは、マメ科の多年草である。草丈は20~60㎝程度となる。葉は3個の小葉よりなり、小葉は、長さ1.2~2㎝程度となる。葉縁には、疎らな鋸歯がある。托葉は披針形で、3脈がある。6~9月頃、で、葉腋から総状花序を出し、黄色で花冠の長さ2~2.5㎝程度の花をつける。果実は、ほぼ球状で、網目脈がある。

原産地の項に記した地域以外の温帯地域では帰化状態にある。 メリロータス・インディクス GKZ植物事典より



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エリカ・キネレア Erica cinerea

2018-09-14 10:31:04 | ポルトガルの野の花

ツツジ科、Ericaceae、エリカ属、ヨーロッパ西部原産の常緑低木、

ノルウェー南西部からイタリア北西部より以西に分布、

学名: Erica cinerea、

和名:エリカ・キネレア、ベルヒース(鐘ヒース)、

英名: Bell Heather、Scots Heath、

葡名:Negrela、Queiro、Quieroga、Urzo-foxa、

2014年9月25日、2015年6月13日、2016年7月16日、ポルトガル、バイラーダ地方、ベイラ地方で撮影

 

日当たりが良く乾いた酸性土壌に自生。

 

よく分枝して高さは 80センチほどになる。

 

葉は暗緑色の線形で、ふつう3輪生する。

 

5月から9月ごろ、枝先に花序をだし、5ミリほどの小さなベル形の花を咲かせる。

 

花色はふつう赤紫色だが、白色やピンク色の園芸品種もある。

 

黒い葯があまり突き出さないので花色は鮮明で、遠くからも目立つ。

 

ベルヒース(エリカ・キネレア Erica cinerea )の花。

 

森の木漏れ日の中で咲く。

 

エリカ・キネレア Erica cinereal でした。 

©2018  MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は学名の音読みから。属名はギリシャ語で「砕く」の意のエレイケーに由来している。かつて、エリカが胆石を砕く薬効を持つと信じられていたことによる。※属名の語源については、別の説では、ギリシャ語のeric(=ほうき)が語源であり、箒をこの属の植物で作ったことからと言う。種小名は「灰色の」の意。

エリカ・キネレアはツツジ科の常緑樹である。本種は、概して日当たりが良く、比較的乾燥した酸性土壌地帯に自生が見られる。樹高は80㎝程度となる。茎は直立し、良く分枝し広がりを見せる。葉は暗緑色で、長さ4~8㎜程度の線形で、概して茎に3輪生する。5~9月頃、枝先に長い円錐花序を出し、長さ4~7㎜程度で鐘形、赤紫色の花を多数つける。花冠は4浅裂し、裂片は外方に反り、中からは雌蕊が花冠より外に突き出る。大正期以降の渡来。 エリカ・キネレア GKZ植物事典より 



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カスマンテ・フロリブンダ  Chasmanthe floribunda

2018-09-13 09:10:00 | ポルトガルの野の花

アヤメ科、Iridaceae、カスマンテ属、南アフリカ、ケープ地方南部原産、多年生球根植物、

学名:Chasmanthe floribunda、

和名:フロリバンダ、別名:コブラ・リリー、アフリカン・コーンフラグ、

英名:African Cornflag、Greater Cobra Lily、Pennannts、Orange Cobra Lily、

葡名:Chasmanthe、

2015年1月9日、1月24日、2018年1月30日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年12月25日、アレンテージョ地方で撮影

 

カスマンテ・フロリブンダ Chasmanthe floribunda の花。

 

草丈は 1.5m ほど。花の長さ 8cm ほど。

 

属名の Chasmanthe  は口をポカンと開けた花という意味のギリシャ語 (chasme anthos) が由来。

 

種小名の Floribunda は沢山の花をつけるの意。

 

アヤメ科には世界の熱帯から温帯にかけて 66 属、2000 種ほどあり、特に南アフリカに多く産する。

 

アヤメ科の花は放射相称または左右相称で、外花被・内花被が各3枚、おしべが3本ある。めしべは3裂し、裂片が花弁状になるものもある。花の基部には2枚の苞がつく。

 

子房下位で、果実はさく果となる。

 

地下茎が球根状になるものも多い。

 

カスマンテ・フロリブンダ Chasmanthe floribunda でした。

©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語のchasme(=ぽっかり口を空いた)とanthos(=花)の合成語から。種小名は「花数の多い」の意。

カスマンテ・フロリブンダは、アヤメ科の多年草である。草丈は0.5~1.2m程度となる。葉は、幅2.5~3.5㎝程度の剣形で、全縁、先端部は尖り、基部は茎を抱く。12~2月頃、 茎上部に長い総状花序を出し、長さ8㎝程度で朱色の花を多数つける。花は、アヤメ科特有の左右対称で、外花被・内花被それぞれ3個ずつとなる。花後には蒴果をつける。本種は、南アフリカ原産であるが、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア等では帰化状態にある。 カスマンテ・フロリブンダ GKZ植物事典より 

 

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トロパエルム・マジュス Tropaeolum majus

2018-09-12 15:21:20 | ポルトガルの野の花

ノウゼンハレン科、Tropaeolaceae、ノウゼンハレン属、南米原産、一年草

学名:Tropaeolum majus 、別名:Nasturtium、

和名:キンレンカ(金蓮花)、ナスタチウム、ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)、インディアンクレス、

英名:Nasturtium、Garden Nasturtium、Indian Cress、Monks Cress、Bitter Indian、Canary Bird Creeper、

葡名:Cinco-chagas、Capuchinha、Agrião-do-mexico、Nastúrcio、

2014年7月17日、8月3日、2017年5月21日、2018年5月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年5月7日、アレンテージョ地方で撮影

 

トロパエルム・マジュス Tropaeolum majus の花。表示名は学名の音読み。

 

アンデス山脈などの熱帯高地原産のため25度を越える暑さに弱く、寒さにも強くはない。

 

葉はハスなどに似て円形で中央付近に葉柄がつく。花は左右相称、花弁が 5枚あり、後ろに細長い漏斗状の距があってここに蜜がたまる。

 

花期は 5月から 11月頃と長く、花色はオレンジ、黄、赤、ピンク色など暖色系が中心。

 

子房は 3心皮からなり、果実は分果で 3個に分かれ各 1個の種子を含む。

 

花や若葉はサラダなどに入れて食用にでき、わずかにクレソンを思わせる辛味がある。

 

また未熟の種子を塩漬けにしてケッパーの代りに使うこともある。

 

キンレンカ属には中南米原産の約 80種の草本があり、花を観賞するために T. peregrinum 、T. speciosum などが栽培される。

 

T. tuberosum はいもを食用とするために栽培され、アンデス地方の一部では Mashua と呼ばれる重要な作物である。(Wikipediaより)

トロパエルム・マジュス Tropaeolum majus でした。 ©2018 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、花がノウゼンカズラ(凌霄花)に、葉はハスに似ていることから。別名のキンレンカは、蓮の葉形の植物で、黄金色の花を見せることから。属名は、葉が円形の盾に、花は戦士のヘルメットに似ていることから、ラテン語の戦勝記念のトロフィーに因んだ名となっている。種小名は「より大きい」の意。

ノウゼンハレンは、ノウゼンハレン科の一年草である。蔓性のために、地表を這う性質を持つ。開花期は6~10月で、花径4~7㎝の淡黄、濃黄、赤等の花を見せる。我が国へは、弘化年間(1845頃)に渡来している。※アブラナ科にナスタチウムの名を持つ植物が存在するが本種と全く別の存在である。 トロパエオールム・マユス   GKZ植物事典より

 

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