The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

オルニソガルム・ピレナイクム ornithogalum pyrenaicum

2017-10-31 11:11:07 | ポルトガルの野の花

キジカクシ科、Asparagaceae、(←ユリ科)、オオアマナ属、西アジア~南ヨーロッパ~北アフリカ原産、多年草、

学名:Ornithogalum pyrenaicum、和名:オーニソガラム・ピレナイクム、別名:ベツレヘムの星

英名:Prussian Asparagus、Wild Asparagus、Bath Asparagus、Pyrenees Star of Bethlehem、Spiked Star of Bthlehem

葡名:Ornithogalum pyrenaicum

2013年4月29日、2015年4月27日、5月5日、5月7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方、アレンテージョ地方で撮影

 

オルニソガルム・ピレナイクム ornithogalum pyrenaicumの花。表示名は学名の音読み。

 

南ヨーロッパ、イギリスなどに分布。

 

6月から7月に開花、種は8月から9月にかけて熟す。

 

花は雌雄同体(雄と雌の両方の器官を持っている)

 

昆虫によって受粉。

 

 湿った土を好む。

 

日当たりの良い草原や森の日陰などでも生育。

 

若い、拡大されていない開花芽は、アスパラガスのように調理されて提供される。

 

オルニソガルム・ピレナイクム ornithogalum pyrenaicumでした。

 

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。/属名は、ギリシャ語のOrnithos(=鳥)と gala(=乳)の合成語で、乳白色の花色から。種小名は「ピレネー山脈の」の意。

オーニソガラム・ピレナイクムは、キジカクシ科(←ユリ科)の球根植物である。本種は、原産地の項に記した地で、標高1200m程度までの岩礫質な土壌の比較的日当たり草原や森の中、山の斜面等に自生する野草である。草丈は30~60㎝程度となる。葉は長さ15~50㎝程度の線状で根出し、開花時には枯れてしまっている。の長さ15~60㎝程度で根生する。4~6月頃、花茎を伸ばし上部に総状花序を出し、緑白色の星形花を開花する。花被片は6個、雄蕊は6個となる。 オーニソガラム・ピレナイクム   GKZ植物事典より

 

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オルニソガルム・ピレナイクム Ornithogalum pyrenaicum(1)へ



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ヒメノカルポス・ハモスス Hymenocarpos hamosus

2017-10-30 09:06:15 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、ヒメノカルポス属、イベリア半島原産、

学名:Hymenocarpos hamosus、

2013年5月2日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ヒメノカルポス・ハモススHymenocarpos hamosusの花。表示名は学名の音読み。

 

3月中旬から5月末まで開花。

 

ポルトガルの沿岸部から100キロ以内の内陸部まで自生。

 

ヒメノカルポス・ハモススHymenocarpos hamosusでした。

©2017 MUZVIT

 

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アンジェリカ・マヨール Angelica major

2017-10-29 09:20:40 | ポルトガルの野の花

セリ科、Apiaceae、アンジェリカ属、イベリア半島原産、

学名:Angelica major、葡名:Amores、Angélica、

2015年6月13日、2016年7月17日、2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

アンジェリカ・マヨールAngelica major。表示名は学名の音読み。

 

イベリア半島の固有種。

 

アンジェリカ・マヨールの種。

 

アンジェリカ・マヨールAngelica majorの葉。

 

標高の高い湿度の高い牧草地や水辺などの岩場に自生。

 

草丈は1メートルほど。

 

アンジェリカ・マヨールAngelica majorの種子。

 

 

 

アンジェリカ・マヨールAngelica majorでした。

©2017 MUZVIT

 

 

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アグリモニア・エウパトリア Agrimonia eupatoria

2017-10-28 09:26:30 | ポルトガルの野の花

バラ科、Rosaceae、キンミズヒキ(アグリモニア)属、ヨーロッパ(中部~南部)/アフリカ北部/アジア北部原産、多年草、

学名:Agrimonia eupatoria、和名:セイヨウキンミズヒキ(西洋金水引)、

英名:Common Agrimony、Church Steeples、Sticklewort、葡名:Agrimônia

2014年5月16日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で、2016年6月5日、9日、コスタ・アズール地方で撮影

 

アグリモニア・エウパトリアAgrimonia eupatoriaの花。表示名は学名の音読み。

 

草の多い、乾燥した場所を好む。

 

ヨーロッパ産の直立多年草。

 

肌をすっきりさせ、血液浄化、肝臓のトラブルに有効。

 

葉は互生し羽状複葉になり鋸歯がある。

 

長い総状花序に黄色の小さな5弁花が咲き上がる。

 

 

 

 

 

アグリモニア・エウパトリアAgrimonia eupatoriaでした。

©2017 MUZVIT

 

 

GKZ植物事典より 和名は、わが国のキンミズヒキに似ているが渡来植物であるため。属名は花に刺が多いことからargemoneに似ている点で転用されたが、その際に綴りを間違えてしまったものと言われている。種小名は「アジアの王Mithridetesの姓Eupatorに因んでいる。

セイヨウキンミズヒキは、園芸界では英名のアグリモニーで流通しているバラ科のハーブの一種である。わが国のキンミズヒキよりも草丈は低く(30~50㎝)、花は逆に大きく濃黄色である。茎の周囲には白色の軟細毛が密生する。茎の周囲には軟細毛が付着する。果実には刺がある。開花期は6~9月。わが国への渡来時期不詳。 アグリモニア・エウパトリア GKZ植物事典より 

 

 

ポルトガルの野の花もくじ

 

アグリモニア・エウパトリア Agrimonia eupatoria(1)へ

 

 

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ムスカリ・コモスム  Muscari comosum

2017-10-27 09:25:30 | ポルトガルの野の花

ユリ科、Liliaceae、ムスカリ属、地中海沿岸地域原産、球根植物

ヨーロッパ南部に分布、

学名:Muscari comosum、和名:フサムスカリ(房ムスカリ)、ハネムスカリ(羽ムスカリ)、

英名:Leopoldia Comosa、Tassel Hyacinth、Feather Muscari、Feather Hyacinth、Fringe Hyacinth、Tassel Grape Hyacinth、

葡名:Jacinto-das-searas、

2010年4月、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年4月8日、4月23日、コスタ・アズール地方で撮影

 

ムスカリ・コモスム  Muscari comosumの花。表示名は学名の音読み。

 

標高1300メートルまでの野原や岩場、道端などに自生。

 

草丈は10~30センチ。葉は長い紐状。

 

花はベル形で2形あり、下部の花は緑褐色、上部の花は紫青色。

 

ムスカリ属には約40種があり、地中海沿岸および西南アジアに分布。

 

ポルトガルでの開花は4月。

 

 

 

 まだ蕾の状態。

 

属名の由来はギリシャ語の moschos(ムスク)であり、麝香(じゃこう)のことである。

 

ムスカリ・コモスム  Muscari comosumでした。 

©2017 MUZVIT

 

 

GKZ植物事典より 和名は英名の直訳から。/属名のMuscaliとはギリシャ語で「麝香」の意。ムスカリの仲間に、強い芳香を持つものがあることから。/種小名は「毛むくじゃらの、毛深い」の意。

ハネムスカリはキジカクシ科(←ユリ科)の多年草である。本種は、原産地の項に記した地で標高1300m以下の日当たりの良い幾分岩礫質な草地に自生の見られる野草である。草丈は20~60㎝程度となる。葉は、幅5~15㎜程度の線形で、根出する。4月頃、茎上部に長い総状花序を出し、青紫色の花を多数つける。やや肉質で幅の狭い葉を根生する。花茎には葉が無く直立する。花は、長い花柄の先につき、花被は合着した壺型となる。 ムスカリ・コムスム GKZ植物事典より 

 

 

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ムスカリ・コモスム  Muscari comosum(1)へ

 

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アジュガ・イヴァ・プセウドイヴァ Ajuga iva var.Pseudoiva

2017-10-26 09:07:46 | ポルトガルの野の花

シソ科、Lamiaceae、キランソウ(アジュガ)属、地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Ajuga iva var.Pseudoiva、

英名:False Bugle Ivette、Lesser Ground Pine、French Ground Pine、葡名:Erva-crina、

2014年5月4日、6月12日、11月2日、2015年5月5日、2016年6月5日、9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

アジュガ・イヴァ・プセウドイヴァAjuga iva var.Pseudoivaの花。

 

種小名のivaは唇形植物の意。

 

地中海沿岸の各地で生息している。

 

赤土の土砂が流れる過酷な場所に毎年生えている。しかもこの場所でしか見たことがない。

 

マラリアなどに効くとされる薬用植物。

 

花の色は黄色、ピンク、ムラサキなどあるらしいが、黄色しか確認していない。花の大きさは8ミリほど。

 

草丈は5センチほどで、匍匐して広がる。葉は分厚く、毛深い。葉の色は青緑。

 

コスタ・アズール地方でも野の花の観察で訪れる場所は6~7箇所に及ぶが、そのうちでも好きな場所の一つで一度行けば2~3時間は歩き回る。くたくたになってしまうが、このアジュガ・イヴァは気になって会いたくなり必ずその自生場所に足を踏み入れる。赤土にまみれながらも、小さくて優しい黄色い花を咲かせ、必死に生きている姿に感動を覚える。

 

アジュガ・イヴァ・プセウドイヴァAjuga iva var.Pseudoivaでした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の「音読みから。属名は、a(=ない)とjugos(=束縛)の合成語で、花冠の下唇上にくびきを共にするものが見えないからという。種小名は「唇形の」の意。変種名は「疑似唇形の」の意。

アジュガ・イヴァ・プセウドイヴァは、シソ科の多年草である。本種は、地中海沿岸地方の比較的日当たりの良い砂質土壌~粘土質土壌地帯に自生の見られる野草である。全草が白色の細毛に覆われる。茎は斜上した後に立ち上がる。草丈は5~20㎝程度となる。葉は線状で、縁部は全縁、先端部は円頭、基部では葉柄状に細まり茎に互生する。葉の表面は主脈部位を中心に下方に凹みを見せる。4~9月頃、茎上部の葉腋に2㎝程度で黄色~白色の唇形の花をつける。 アジュガ・イヴァ・プセウドイヴァ GKZ植物事典より 

 

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アジュガ・イヴァ・プセウドイヴァ Ajuga iva var.Pseudoiva (1)へ

 

 

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ネペタ・トゥベロサ Nepeta tuberosa

2017-10-25 09:34:45 | ポルトガルの野の花

  

シソ科、Lamiaceae、イヌハッカ(ネペタ)属、シシリア、イベリア半島原産、多年草、

学名:Nepeta tuberosa、英名:Catmint、 葡名:Nepeta tuberosa、

2014年6月3日、2015年5月6日、2016年6月2日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ネペタ・トゥベロサNepeta tuberoseの花。表示名は学名の音読み。

 

花期は4月から5月。

 

花穂は20センチほど。

 

草丈は30センチから60センチほどになる。

 

山道の沿道に群生。

 

石や岩などの多い場所を好む。

 

葉は8センチほどで、柔らかい。

 

種小名のtuberosaはラテン語のtuberous=塊茎のある、の意。

 

ネペタ・トゥベロサNepeta tuberosaでした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名はイタリアEtruriaの都市Nepeteの名に由来している。種小名は「塊茎を有する」の意。

ネペタ・ツベロサは、シソ科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地で、比較的日当たりの良い岩礫質な土壌に自生の見られる野草である。地下に肥大した根茎を持ち、茎葉直立し、草丈は50㎝前後程度となる。茎・新葉・新芽のそれぞれが白色の柔細毛に覆われている。そのために、遠目にはシルヴァー・リーフにも見える。葉は、長さ8㎝程度の2等辺三角形状で、縁部には凹凸感のある粗い鋸歯を持ち、先端部はほぼ鈍頭で、茎に対生する。ハーブである。4~6月頃、茎頂に長さ20㎝程度の穂状花序を出し、桃紫色で唇形の小花を多数つける。花は、芳香を持ち、開花後には青色へと変化する。 ネペタ・ツベロサ GKZ植物事典より 

 

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ネペタ・トゥベロサ Nepeta tuberosa  (1)へ

 

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ダチュラ・ストラモニウム Datura stramonium

2017-10-24 09:31:07 | ポルトガルの野の花

ナス科、Solanaceae、チョウセンアサガオ属、の1年草、世界の温帯から熱帯に分布、

学名:Datura_stramonium、和名:シロバナヨウシュチョウセンアサガオ(白花洋種朝鮮朝顔)、

英名:Jimson Weed、Devil’s Trumpet(悪魔のトランペット)、Davil's Snare、Datura、Hell's Bells、Devil's Weed、Jamestown Weed、Stinkweed、Locoweed、Pricklyberr,、Devil's cucumber、

葡名:Figueira-do-diabo(悪魔のイチジク)Trombeta、Trombeteira、Estramónio、Figueira-do-demo、Figueira-do-inferno、Figueira brava、Zabumba、

2014年7月7日、7月31日、2016年9月21日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年9月25日、ベイラ地方で撮影

 

ダチュラ・ストラモニウムDatura stramoniumの花。

 

午前中は少し開いている花も午後には殆ど閉じてしまう。

 

沿道脇や造成地の盛り土などに生育しているのをよく見かける。

 

畑の休耕地に群生。

 

荒地にぽつりぽつりと大株で。

 

 

 

小さな株にも花と果実が。

 

閉じた花はカザグルマのよう。

 

コルク樫の木の下で。ダチュラ・ストラモニウムDatura stramoniumでした。 

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名に見られる「洋種」も「朝鮮」も、原産地を意味している訳ではなく、単に渡来植物であることを表しているだけである。また、「朝顔」は、花形が似ていることからの命名。属名は、アラビア名のtatorahまたはヒンドゥー名dhaturaから転じたもの。種小名・品種名はギリシャ語のstychnos(=ナス属の植物)とmaniakos(=狂牛病)の合成語からで、本種に毒性があることを示している。

シロバナヨウシュチョウセンアサガオは、ナス科の一年草である。本種は、ヨウシュチョウセンアサガオからの白花品種である。草丈は30~150㎝に。茎は直立し、途中で分枝をする。葉は長さ8~15㎝程度の楕円状であるが、縁部が不規則に浅い切れ込み、基部には長い葉柄が着く。葉質は軟らかく、葉の両面共に無毛である。8~10月頃、葉腋から径7~10㎝程度で筒状の白色花をつける。花冠は5裂し、裂辺の先端部は尖りを見せる。果実は長さ広卵形の蒴果で上向きにつき、表面には刺状突起が密生する。種子は径3㎜程度で黒色である。チョウセンアサガオの場合には、種子が白色となる。花姿もチョウセンアサガオによく似ているが、葉姿に大きな違いがある。本種の場合、葉の縁部に切れ込みが入るが、チョウセンアサガオの場合、ほぼ全縁となる。更に大きな違いとして、草丈が1m以上となる大形種である等の相違点がある。本種は、南米・オセアニア・ヨーロッパ・アジア・アフリカで帰化状態にある。我が国へは、明治12年(1879)に渡来しており、現在は帰化状態にある。我が国の「外来生物法」では要注意外来生物として 指定されている。有毒植物である。(全草にアルカロイドを含む。) ダツラ・ストラモニウム・ストラモニウム   GKZ植物事典より

 

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二コチアナ・グラウカ  Nicotiana glauca

2017-10-22 09:38:51 | ポルトガルの野の花

ナス科、Solanaceae、タバコ属、南アメリカ原産の常緑多年生潅木、

学名:Nicotiana glauca、和名:キダチタバコ(木立煙草)、別名:カラシダネ、

英名:Tree Tobacco、Musterd Tree、Wild Tobaco、

葡名:Charuteira、Charuto-do-rei、Tabaco-arbóreo、

2010年9月、2015年12月23日、ポルトガル、アルガルベ地方で、2014年7月17日、2015年7月25日、2017年9月7日、コスタ・アズール地方で撮影

 

二コチアナ・グラウカ Nicotiana glaucaの花。表示名は学名の音読み。

 

花の長さは4センチほど。

 

タバコNicotiana tabacumの種類ではなく、別種である。

 

タバコとは異なり、葉や茎に柔毛が無い。成長すると高さ2メートルほどにもなる。

 

英語で mustard tree と呼ぶことがあるが、この名は普通はサルバドル・ペルシカ Salvadora persica を意味する。

 

キダチタバコの原産地は南アメリカだが、今ではアメリカ合衆国南西部の道路脇でもよく見られるし、ポルトガルの沿道などでも時々見かける。

 

インディオは薬草や喫煙用に使っている。

 

バイオ燃料としての利用も検討されているとか。(Wikipediaより)

 

大西洋を望む日当たりの良い港の崖上に自生していた。二コチアナ・グラウカ Nicotiana glaucaでした。   

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、花を観賞するためのタバコの意。/属名は、フランスの外交官Jean Nicotの名に因んでいる。彼は1560年に初めてタバコの種子をフランスにもたらしている。/種小名は「灰青色の」の意。

キダチタバコは、ナス科の常緑樹である。樹高は5~7m程度となる。葉は、長さ5㎝程度の楕円形で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部は長い葉柄に連なり、 枝に互生する。葉や茎には、栽培種のタバコ(Nicotiana Tabacum)のように葉や茎に細毛が密生することはなく無毛である。葉や若茎は白粉を吹いたような青緑色となる。4~10月頃、枝先に円錐花序を出 し、長さ5㎝程度で黄花の筒状花をつける。花冠は5角形となるが、切れ込みは無い。花筒の外側は短細毛に覆われている。花後には長さ2~3㎝程度の莢果を つけ茶色に熟し、芥子粒状の種子を内包する。本種は有毒植物である。本種は、本来南米が原産地であるが、世界各地に帰化状態にある。 ニコチアナ・グラウカ  GKZ植物事典より


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ケンタウレア・メリテンシス Centaurea melitensis

2017-10-21 11:22:19 | ポルトガルの野の花

 

キク科、Asteraceae、アザミ亜科、ヤグルマギク属、地中海沿岸地域原産、

学名:Centaurea melitensis、英名:Maltese Star-thistle、米名:Tocalote、Tocolote、

葡名:Beija-mão、Cardo-beija-na-mão、Centaúrea-de-malta、

2014年6月12日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影

 

ケンタウレア・メリテンシスCentaurea melitensisの花。表示名は学名の音読み。


レモン・イエローに輝く ケンタウレア・メリテンシスCentaurea melitensis の花。

 

あまり多くは見かけない花。この場所では1株だけ。他の場所でもまた1株、といった具合。

 

葉は直線状で互生、または細長い楕円形で、滑らか。

 

草原、道路脇、牧場、森林等に自生。

 

直径2センチほどの小さな花。草丈は2メートル程にも達する。

 

種小名のmelitensisは「蜜蜂の好む」の意。

 

イベリア半島でもっとも古い 巨石文化時代の遺跡に自生していた。

 

ケンタウレア・メリテンシスCentaurea melitensisでした。 

©2017 MUZVIT

 

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名のCentaureaはギリシャ神話に登場する半人半馬のケンタロウスに因んでいる。ケンタロウスがこの属のヤグルマギクで矢傷を治したという話に因んでいるとのこと。種小名は「マルタ島の」の意。

ケンタウレア・メリテンシスはキク科の1年草である。草丈は100㎝程度となる。茎の周囲には軟細毛が付着し、茎には顕著な翼がある。根出葉は羽裂し、裂片は楕円状で縁部には疎らな鋸歯を持つ。根出葉は径5~15㎝程度の長楕円状でロゼットを構成する。根出葉には刺は見られない。茎葉は長楕円状披針形で、茎に疎らに互生する。茎葉の両面には白色の綿毛が密生する。4~6月頃、茎頂並びに枝先に径1~2㎝程度の黄色い頭花をつける。花を支える総苞の外側には鋭い刺(長さ1~2㎝程度)が放射状に伸びる。刺の基部は扁平で、2~3対の横枝を出す。花は、筒状花のみよりなる。南北アメリカ大陸・オセアニア・南アフリカ等では今日帰化状態にある。 ケンタウレア・メリテンシス GKZ植物事典より

 

 

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ピスタシア・レンチスクス  Pistacia lentiscus

2017-10-20 09:33:36 | ポルトガルの野の花

ウルシ科、Anacardiaceae、カイノキ(ピスタシア)属、地中海沿岸地域原産、常緑低潅木、

学名:Pistacia lentiscus、和名:ピスタチオ、英名:Mastic Tree、

葡名: Aroeira、Alfostigueiro、Almessigeira、Árvore-do-mástique、Darmacho、Daro、Daroeira、Lentisco、Lentisco-verdadeiro、Moita-do-dro

2014年3月28日、9月7日、11月2日、2015年1月9日、8月19日、12月12日、2016年3月8日、9月17日、2017年9月7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

出始めのつぼみ。

 

ピスタシア・レンチスクスの花。

 

樹高は2メートルほどにも。

 

山の麓や潮風のあたる平原などに自生。

 

 

 

 この幹を傷つけると樹液が出てくる、その樹脂には香気があり、古代には歯磨きチューインガムとして使われていたとか。

 

山道に赤い色が冴える ピスタシア・レンチスクス  Pistacia lentiscus の実。

 

実の大きさは直径5ミリほど。

 

ピスタシア・レンチスクス  Pistacia lentiscus でした。

©2017  MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、本種のペルシャ語名から派生したギリシャ語のpistake(=木の実)を語源としている。種小名は「乳香樹脂の」の意。

ピスタシア・レンティスクスはウルシ科の常緑樹である。本種は、原産地の項に記した地の沿海地に自生が見られる雌雄異株の灌木である。樹高は1~5m程度となる。葉は、偶数羽状複葉であるが、奇数の場合もある。小葉は楕円形で、5~6対つく。小葉はの縁部は全縁、先端部では雫落とし部位に刺状突起がつくが、鈍頭であ。葉軸には襞がある。は倒卵形で5~9対つく。晩冬~早春に、枝先の葉腋から円錐花序を出し、赤色5弁の小花を多数つける。花後には径4㎜程度で楕円状の核果をつけ、赤色を経て黒熟する。原産地の項には、地中海沿岸地方~北アフリカと記したが、本来の原産地はギリシャのChios島であると推測されている。本種から得られる樹脂は、古代ギリシャ時代よりチューインガムとして用いられてきたという。そのため、同島近隣の地域では、本種を栽培化したために分布範囲が広がったと言われている。更に、野鳥たちが本種の実を好んで啄むため、野鳥により他の島へも種子が飛散していると言う。 ピスタシア・レンティスクス GKZ植物事典より

 

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スタエへリナ・ドゥビア Staehelina dubia

2017-10-19 09:15:04 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、スタエヘリナ(staehelina)属、地中海沿岸地域、イベリア半島原産の多年草、

学名:Staehelina dubia、英名:Hierba Pincel、仏名:Stéhéline douteuse、葡名:Staehelina、

2014年6月3日、2017年6月9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

スタエへリナ・ドゥビアStaehelina dubiaの花。表示名は学名の音読み。

 

花の長さは3cmほど。

 

石灰岩と赤土の混ざった岩場に自生。

 

草丈は30~50cm。

 

英名が示す様にまるで絵筆の如く。

 

少しの色の変化はある。

 

花顎も葉も硬くドライフラワーのよう。

 

 

 

山の崖場に咲くスタエへリナ・ドゥビアStaehelina dubiaでした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は学名の音読みから。属名は、Staehelin名の人名に因んでいるものと推測されるが、詳細不詳。種小名は「曖昧な、疑わしい」

スタエヘリーナ・ドゥビアはキク科の多年草である。本種は、イベリア半島の標高0~1300mの地で、比較的日当たり良い岩礫質な土壌に自生の見られる野草である。草丈は30~45㎝程度となる。茎は灰色を帯びている。葉は、長さ14~45㎜、幅2~5㎜程度の線状披針形で、茎に互生する。葉の上半部には2~3個の鋸歯状突起が疎らに付き、先端部は尖り、基部では茎抱く。5~6月頃、茎頂に長さ15~25㎜、径3~5㎜程度の円筒状で桃紫色の花をつける。原産地スペインでの現地名はHierba pincel(草の絵筆、ブラシ)と呼ばれているが言い得ている命名と言える形状である。花後の果実には冠毛がつき、風で飛散される。 スタエヘリーナ・ドゥビア GKZ植物事典より

 

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カラミンサ・ネペタ Calamintha nepeta

2017-10-18 09:39:41 | ポルトガルの野の花

シソ科、Lamiaceae、カラミンサ属、ヨーロッパ、地中海沿岸~西アジア原産、

学名:Calamintha_nepeta  英名:Lesser Calamint、

葡名:Nêveda、Calaminta、Erva-das-azeitonas、Calaminta-das-montanhas、Néfeta、Néveda-major、

2012年11月14日、2015年11月24日、12月12日、2016年11月22日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年10月26日、2016年11月17日、アレンテージョ地方で、2016年9月25日、バイラーダ地方で撮影

 

カラミンサ・ネペタ Calamintha nepetaの花。表示名は学名の音読み。

 

 

 

 

 

 

 

水はけの良い、赤土を好む。

 

 

 

ミントの葉は香りが強い。生葉をポットに詰め込み、砂糖を入れ、熱湯を注ぐとモロッコ名物のミントティができる。

 

 

 

カラミンサ・ネペタ Calamintha nepetaでした。

©2017 MUZVIT

 

 

GKZ植物事典より 和名は英名の音読みから。属名はギリシャ語のcline(=床、斜)とpodion(=小足)の合成語。旧属名はギリシャ語の「美しい」と「ハッカ(ミント)」の合成語。種小名はイタリアの地名Nepeteに因んでいる。

レッサー・カラミントはシソ科の常緑多年草である。草丈は50㎝前後。全草に細毛が見られる。茎や葉には爽やかなペパーミントの香りがする。葉は、長さ2~3㎝の広卵形で、縁には鋸歯がある。開花期は5~10月と非常に長い。花色は淡紫色で、花形はシソ科特有の唇形花の小花。花径5㎜前後。我が国への渡来時期不詳。ヨーロッパ原産のカラミンタ属の植物は古い時代から薬用として用いられてきた。 カラミンタ・ネペタ   GKZ植物事典より

 

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ユーフォルビア・パラリアス Euphorbia paralias

2017-10-17 09:18:00 | ポルトガルの野の花

トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウダイグサ属 、地中海沿岸地域原産の多年草、

ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアに分布、

学名:Euphorbia paralias、和名:ユーフォルビア・パラリアス、英名:Sea Spurge、葡名:Morganera-das-playas、

2014年7月3日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ユーフォルビア・パラリアス Euphorbia paralias の花。表示名は学名の音読み。

 

茎頂の散形花序に黄緑色の花。

 

花の直径は1cm未満。

 

多肉質で無毛の多年草。

 

切ると有毒のユーフォルビンを含む白い乳液が出る。

 

葉は卵形で茎に密生する。

 

草丈は20~50cmほど。

 

強い潮風を受け、大西洋の水平線をバックに。

 

海水浴場付近などの砂地に群生するユーフォルビア・パラリアス Euphorbia paralias でした。

©2017 MUZVIT

 

 

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、ローマ時代の医師Euphorbusの名に因んでいる。種小名は「浜辺の、海岸線の」の意。

ユーフォルビア・パラリアスはトウダイグサ科の多年草である。学名の種小名に示されるように、海岸線の砂浜に自生する耐塩性の常緑多年草である。根は地中深く入り、塩分の含まれていない水を取り込めるようになっているという。茎基部は木質化し、海風に耐えられるようになっている。この下部の木質化して茎から分枝をし、複数の茎が叢出する。草丈は20~50㎝程度で、70㎝を超えることは無いという。茎の周囲には卵状の葉が瓦重ね状に無数に密着する。この葉は、表面にワックスがけをしたようなコーティングされた状態で、海風からの蒸散を防ぐようになっている。加えて、葉が密着しているのは、葉の基部に雨や霧の水分を蓄えられるようになっている。そのために、葉は上部ほど大きくなっている。更に、本種の茎葉を傷つけると白色の乳液を出すが、傷ついた部位を自己治癒する効果があるという。因みに、この乳液は人体には有毒である。3~7月頃に、茎上部に花柄を伸ばし、トウダイグサ科特有の杯状花序を出し、径1㎝程度で黄緑色の花を数個つける。雌雄異株。花後には丸い蒴果をつけ、表面には3本の溝がある。果実には3個の卵形種子が内包され、アリや風によって拡散される。個の種子は、耐塩性があり、2年間も海面を漂流し、自己の定着可能な地を求めると言う。本種は、今日、オーストラリア(西部)やニュージーランドでは帰化状態にある。 ユーフォルビア・パラリアス GKZ植物事典より

 

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カルタムス・ラナトゥス Carthamus lanatus

2017-10-16 09:29:28 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、カルタムス属、地中海沿岸地域原産の1年草、

学名:Carthamus lanatus、和名:アレチベニバナ(荒地紅花)、

英名:Distaff Thistle、Woolly Distaff Thistle、Wooly Dwwarf Thistle、Downy Sunflower、Saffron Thistle、

葡名:Cardo-beija-mão、Cardo-cristo、Cardo-sanguinho、Cártamo-lanoso

2014年、6月10日、2015年7月19日、25日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ポルトガルの乾燥した草原や岩場などに自生。表示名は学名の音読み。

 

花の直径は2cmほど。

 

草丈は30~70cm。

 

 

 

花の咲き始め。

 

 

 

 

 

田舎道の沿道に咲くカルタムス・ラナトゥスCarthamus lanatusでした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、原野に自生するベニバナの意。属名はアラビア語のquartom(=染める)に由来している。種小名は「羊毛のような軟細毛で覆われた」の意。

アレチベニバナはキク科の1年草である。草丈30~70㎝程度となる。概して白色の羊毛状軟細毛で覆われるが、老成化すると無毛となる。茎葉直立し、上部でよく分枝をする。葉は、披針形~卵形で、縁部は深裂し、裂片の先端部は刺状突起となり、先端部も鋭頭で刺状突起となり、基部では無柄で、茎を抱き互生する。7~8月頃、茎頂に径1~2㎝程度で黄色い頭花をつける。花は筒状花のみで構成される。花後には長さ0.5㎝程度の痩果をつける。本種は、地中海沿岸地方原産種であるが、今日、南北両アメリカ大陸・オーストラリア等では帰化状態にある。我が国では、昭和30年(1955)に帰化状態にあるのを確認されて以来、近畿地方・四国を中心にして全国に広まりを見せている。 カルタムス・ラナタス GKZ植物事典より 

 

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