The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ダウクス・カロータ Daucus carota

2015-08-31 09:41:40 | ポルトガルの野の花

セリ科、ダウクス(ニンジン)属、ヨーロッパ、西アジア原産の2年草、

学名:Daucus carota、和名:ノラニンジン(野良人参)、

英名:Wild Carrot、Bird’s Nest、Bishop’s Lace、Queen Anne’s Lace、葡名:Cenoura、

2013年5月23日、ポルトガル、エストレマドゥーラ地方で、2014年6月12日、2015年6月23日、7月25日、コスタ・アズール地方で撮影

 

ダウクス・カロータ Daucus carotaの花。

 

複合散形花序の小さな花は出始めは赤く色付いていて、徐々に白または黄色がかった色に変化する。

 

細かく切りこまれた香りのある葉。

 

黄色がかった細い根を もつ。

 

海辺の近くなどの砂丘や崖の上などに自生。

 

大西洋の水平線を望む切り立った崖の台地に見られる。

 

崖の上の台地、砂丘、海辺近くの草地などにも自生。右側の多肉植物はカルポブローツス・エドゥリス Carpobrotus edulis

 

後ろの赤紫の花はエキウム・ジュダエウム Echium judaeum

 

ダウクス・カロータ Daucus carotaでした。

©2015  MUZVIT

 

 

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リスルム・サリカリア Lythrum salicaria

2015-08-30 09:08:30 | ポルトガルの野の花

ミソハギ科、ミソハギ属、多年草、薬用植物、

学名:Lythrum salicaria、和名:エゾミソハギ(蝦夷禊萩)、生薬名:センクツサイ(千屈菜)、

英名:Purple-loosestrife、

2014年7月7日、2015年8月1日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

リスルム・サリカリアLythrum salicariaの花。

 

日本の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、ユーラシア大陸に広く分布。

 

日当たりの良い野山の水辺や湿地に生え、高さは50~100センチになる。

 

お盆の花として昔から使われる「みそはぎ」に似ているが、茎や葉に毛が生えているところや、葉が茎を抱き十字対生するところが異なる。

 

7月から8月ごろ、枝先の穂状花序に赤紫色の花を咲かせる。

 

ミソハギの変種で茎を葉が抱くのがエゾミソハギ、葉に短柄があるのがミソハギだという。

ミソハギに水を含ませて振り、神のお供物に水滴をかけて、供物に禊(みそぎ)をしたことから、ミソギハギから転訛(てんか)してミソハギになったという。

日本に生育するミゾハギ属はミソハギとエゾミソハギの2種である。どちらも、よく栽培されており、自生は少ないものと思われる。

 

エゾミソハギは茎、葉、萼など全体に短毛が生える。葉は対生又は3個、輪生し、長さ2~10㎝、幅5~15㎜の披針形、全縁、基部は茎を抱く。

 

花は10~40㎝の穂状花序に多数つく。花は直径1~2㎝、紅紫色、花弁は(4)5~6(7)個。雄しべは12個。花柱の長さが違う3typeの花がある。花托筒 hypanthium (花冠と萼が融合した花筒)は長さ4~6㎜、8~12稜がある。萼片は6個、直立し、萼片の間に尾状の付属体があり、直立する。果は長さ3~4㎜、幅約2㎜の卵形、熟すと2裂し、さらに2裂する。ミソハギは全体に無毛で、葉の基部は茎を抱かず、萼片の付属体が開出する。(wikipediaより)

 

ポルトガルでも溝や田の脇など水辺に咲いているリスルム・サリカリアLythrum salicariaでした。

©2015  MUZVIT

 

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アトラクチリス・グミフェラ Atractylis gummifera

2015-08-29 09:35:04 | ポルトガルの野の花

キク科、(ウラボシ科)、アザミ亜科、アトラクチリス属、地中海沿岸地域原産、

学名:Atractylis gummifera、英名:Distaff Thistle、Stemless Atractylis、葡名:Cardo-do-visco、

2010年9月19日、2014年9月8日、2015年8月19日、26日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

硬い赤土に花開くアザミ。とげとげの葉はカラカラに干からびている。

 

すっかり枯れてしまった葉の上に花が咲く。

 

直径6センチほどの花、高さ4センチほどだが、茎は全然なく、枯れた葉の上にごろんと咲く。

 

有毒。誤って食べたら、吐き気、嘔吐、上腹部で腹部の痛み、下痢、不安、頭痛と痙攣(しばしば昏睡が続く)のような症状が出る。

 

 上にかぶさった葉っぱを取り除こうとしたら、鋭い刺に刺されてしまった。

 

この花はすごく変わっている。綿毛が先にできて、その中から蕾が出てくる。

 

かなり咲き始めた状態。

 

左のふたつの花のうち、右が咲き始めた花で、左が咲ききった状態。

 

とても変な花、アトラクチリス・グミフェラAtractylis gummiferaでした。 

©2015  MUZVIT

 

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リモニウム・ノルマニクム Limonium normannicum

2015-08-28 09:11:49 | ポルトガルの野の花

イソマツ科、イソマツ属、多年草、または一年草、

学名:Limonium normannicum、和名: 英名:Alderney Sea-lavender、Marsh rosemary、

2015年6月23日、8月19日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

リモニウム・ノルマニクムLimonium normannicumの花。

 

ピンク色の小さな花をつける。

 

英名ではシーラベンダー (Sea Lavender) やマーシュローズマリー (Marsh rosemary) と呼ばれるが、ラベンダーやローズマリーとは類縁関係にない。

 

属名のLimoniumの語源は、「牧草地」を意味するギリシャ語。

 

 大西洋の水平線をバックに。

 

この写真を撮ったのが8月半ば過ぎなので、もうほとんど咲き終わり。

 

3ミリほどの小さな花はデジカメに写して初めて美しさがわかる。6月に撮影したので、つぼみが多い。

 

潮風に吹かれて断崖絶壁に生息する。

 

リモニウム・ノルマニクムLimonium normannicumの花でした。

 ©2015  MUZVIT

 

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アンクサ・アズレア Anchusa azurea

2015-08-27 09:41:44 | ポルトガルの野の花

ムラサキ科、ウシノシタグサ(アンクサ)属、ヨーロッパ南西部、地中海沿岸地域原産の多年草

学名:Anchusa azurea、和名:ウシノシタグサ(牛の舌草)、英名:Large blue alkanet 、Italian bugloss、

2010年5月、2015年5月8日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年4月19日、2015年5月5日、コスタ・アズール地方で撮影

 

 

直径2センチほどの小さな花。

 

石灰岩地帯に自生。

 

明るい紫青色の筒状花を咲かせる。

 

株によっては多少の濃淡がある。

 

4月から5月、牧場の脇や道端で鮮やかなブルーが目を引く。

 

葉は披針形で、白い剛毛に被われている。

 

草丈は1メートルから背丈ほどにもなる。

 

種小名のAzureaは青いの意。

 

一緒に咲いているヒルガオはコンボルブルス・トリカラー Convolvulus tricolor

 

アンクサ・アズレアAnchusa azureaでした。   

 ©2015  MUZVIT

 

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ペルシカリア・ロンギセタ Persicaria longiseta

2015-08-25 09:12:03 | ポルトガルの野の花

タデ科、イヌタデ属、東南アジア原産、一年草、

学名:Persicaria_longiseta、和名:イヌタデ(犬蓼) 

英名:Oriental lady's thumb, bristly lady's thumb, Asiatic smartweed, long-bristled smartweed, Asiatic waterpepper, bristled knotweed, bunchy knotweed, and tufted knotweed.

2014年9月25日、ポルトガル、バイラーダ地方で、2015年8月15日、コスタ・アズール地方で撮影

 

日本では道端に普通に見られる雑草で、赤い小さな果実を赤飯に見立て、アカマンマとも呼ばれる。しかし、ポルトガルではめったに見かけない。

 

和名はヤナギタデに対し、葉に辛味がなくて役に立たないために「イヌタデ」と名付けられた。

 

茎の基部は横に這い、多く枝分かれして小さな集団を作る。

 

茎の先はやや立ち、高さは20-50cm。

 

秋に茎の先端から穂を出し、花を密につける。

 

花よりも、その後に見られる真っ赤な果実が目立つ。果実そのものは黒っぽい色であるが、その外側に赤い萼をかぶっているので、このように見える。

 

日本各地と朝鮮半島、中国に分布。道端や畑、荒れ地などに生え、高さは30~40センチ になる。花期は6月から10月ごろ。

 

種小名のlongisetaは細長いしっぽ状の意。

 

ペルシカリア・ロンギセタPersicaria_longiseta でした。

©2015  MUZVIT

 

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ジェナリア・ディフィラ Gennaria diphylla 

2015-08-24 09:35:18 | ポルトガルの野の花

ラン科、Orchidaceae、ジェナリア属、地中海西部沿岸地域原産の多年草、

学名:Gennaria diphylla、異名:Coeloglossum diphyllum、habenaria cordata、

2014年3月17日、2015年2月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ジェナリア・ディフィラ  Gennaria diphylla の花。1800年にポルトガルのセトゥーバルで発見されて、世界で最初に記述された。

 

花の直径は5ミリほど。花の色は黄緑色。

 

草丈は15cmほど。

 

葉は心形で2個。

 

花期は2~5月。

 

ポルトガルの道路脇の斜面などに自生。

 

群生していても目立たない地味な花。

 

花が落ちて顎だけになっているのかなと思ったが、立派に花でした。

 

沿道でひっそりと咲くジェナリア・ディフィラ  Gennaria diphylla でした。 

©2015  MUZVIT

 

 

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アレナリア・モンタナ Arenaria montana

2015-08-23 08:58:36 | ポルトガルの野の花

ナデシコ科、アレナリア(ノミノツヅリ)属、ピレネー地方原産の多年草、

学名:Arenaria montana、和名:ハナフスマ、ヤマユキソウ(山雪草)、オオユキソウ(大雪草)、

英名:Mountain Sandwort、

2010年5月5日、2015年6月13日、ポルトガル、エストレマドーラ地方、ベイラ地方で撮影

 

アレナリア・モンタナArenaria montanaの花。

 

山の礫草原などに自生。

 

地下茎を伸ばしマット状に広がる。草丈は10cmほど。

 

ポルトガルでは450~1000mを越える山岳地帯に自生。

 

葉は濃緑色の被針形で光沢がある。葉の縁や茎には白毛が見られる。

 

5~6月頃、茎頂の直径2cmほどの5弁花を咲かせる。

 

属名のArenariaはラテン語のArena、砂を語源とし、砂に生えるの意。

 

種小名のモンタナは山岳地帯の意。

 

アレナリア・モンタナArenaria montanaでした。 

©2015  MUZVIT

 

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エリカ・キネレア Erica cinerea

2015-08-22 09:09:04 | ポルトガルの野の花

ツツジ科、エリカ属、ヨーロッパ西部原産の常緑低木、

ノルウェー南西部からイタリア北西部より以西に分布、

学名: Erica cinerea、和名:エリカ・キネレア、ベルヒース(鐘ヒース)、

英名: Bell Heather、Scots Heath、葡名:Negrela、Queiro、

2014年9月25日、2015年6月13日、ポルトガル、バイラーダ地方、ベイラ地方で撮影

 

日当たりが良く乾いた酸性土壌に自生。

 

よく分枝して高さは80センチほどになる。

 

葉は暗緑色の線形で、ふつう3輪生する。

 

5月から9月ごろ、枝先に花序をだし、5ミリほどの小さなベル形の花を咲かせる。

 

花色はふつう赤紫色だが、白色やピンク色の園芸品種もある。

 

花色は鮮明で、遠くからも目立つ。

 

山道に咲く、ベルヒース(エリカ・キネレアErica cinerea)の花。

 

森の木漏れ日の中で咲く。

 

エリカ・キネレアErica cinereaでした。 

© 2015  MUZVIT

 

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トリフォリウム・レペンス Trifolium repens

2015-08-20 08:47:52 | ポルトガルの野の花

マメ科、シャジクソウ属、ヨーロッパ原産の多年草、

学名:Trifolium repens、和名:シロツメクサ(白詰草)、クローバー、

英名:White Clover、Dutch Clover、葡名:Trevo-branco、

2010年5月4日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で、2014年4月7日、コスタ・アズール地方で撮影

 

トリフォリウム・レペンスTrifolium repensの花。

 

茎は地上を這い、葉は3小葉からなる複葉であるが、時に4小葉やそれ以上のものもあり、特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。

 

花期は春から秋。

 

花は葉の柄よりやや長い花茎の先につく。色は白(ほんのりピンク)。

 

雑草防止、土壌浸食防止等に利用されることもある。

 

漢字表記は、「白詰草」。詰め草の名称は1846年 (弘化3年)にオランダから献上されたガラス製品の包装に緩衝材として詰められていたことに由来する。

 

日本においては明治時代以降、家畜の飼料用として導入されたものが野生化した帰化植物。根粒菌の作用により窒素を固定することから、地味を豊かにする植物として緑化資材にも用いられている。

 

近縁の植物に、ムラサキツメクサ(アカツメクサ Trifolium pratense)、ベニバナツメクサ (T. incarnatum)、タチオランダゲンゲ (T. hybridum)、ツメクサダマシ (T. fragiferum) などがある。(wikipediaより)

 

トリフォリウム・レペンスTrifolium repensでした。

©2015  MUZVIT

 

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ケンタウレア・カルシトラパの白花  Centaurea calcitrapa

2015-08-19 09:04:11 | ポルトガルの野の花

キク科、ケンタウレア(ヤグルマギク)属、地中海沿岸地域原産、

学名:Centaurea calcitrapa、和名:ムラサキイガヤグルマギク(紫毬矢車菊)、

英名:Red Star Thistle、Barnabas、Purple Star Thistle、Calthrop、葡名:Calcitrapa 、Cardo-estrelado 、

2008年7月、2014年6月21日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ムラサキイガヤグルマギク Centaurea calcitrapaの白花。

 

道端に自生している。

 

ローマ時代に造られた道にも見かけたが、いつの間にか取り払われたようだ。

 

草丈は1メートル程にも。

 

ほんのり紫色が残っている花も。

 

花の直径は2センチほど。

 

鋭い棘で覆われ近寄りがたい。

 

大きな株になっている。

 

道路わきに咲くムラサキイガヤグルマギクの白花種 Centaurea calcitrapa でした。   

©2015  MUZVIT

 

 

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リヌム・ストリクトゥム Linum strictum

2015-08-18 09:38:27 | ポルトガルの野の花

アマ科、リヌム属、地中海沿岸地域原産、中央ヨーロッパからアフガニスタン、イランまで分布、

学名:Linum strictum、英名:Upright Yellow Flax、

2014年5月16日、2015年5月5日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で撮影

 

リヌム・ストリクトゥムLinum strictumの花。

 

種小名のstrictumは直立、立性の意。

 

葉の先端には棘がある。

 

石灰質の荒地を好む。

 

硬い赤土の上にも勢力を伸ばしている。

 

咲き終わった花は透明になり、まるで二種類が咲いているようだ。

 

 

 

 

 

リヌム・ストリクトゥムLinum strictumでした。

©2015  MUZVIT

 

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アンテリクム・ラモスム Anthericum ramosum

2015-08-17 09:15:02 | ポルトガルの野の花

 

ユリ科(リュウゼツラン科)、アンテリクム属、ロシア~トルコ~ヨーロッパ(英国を除く)に広く分布する多年草、

学名:Anthericum ramosum、英名:なしSt.Bernard Lilyに近縁種、

2012年6月23日、ポルトガル、バイラーダ地方で、2015年5月7日、アレンテージョ地方で撮影

 

種小名のramosumは枝、小枝の意。

 

希少な植物らしく、めったに見かけない。

 

古城に上る森の中にひっそりと咲いていた。

 

開花期間は6月から8月ごろまで。

 

半不毛な草原や日当りの良い斜面や森の端などで生育。

 

高さは30センチから70センチほど。

 

花は白色で、香りはない。

 

葉は長さ50センチほどで、幅は6ミリほど。

 

アンテリクム・ラモスムAnthericum_ramosumでした。

 

 

©2015 MUZVIT

 

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ディプサクス・コモスス Dipsacus comosus

2015-08-16 09:01:06 | ポルトガルの野の花

マツムシソウ科、ディプサクス属、イベリア半島原産、

学名:Dipsacus comosus、和名:オニナベナ(鬼続断)、ラシャガキグサ(羅紗掻草)、

葡名:Cardo-penteador、Cardo-penteador-de-folhas-recortadas、Dipsaco folhoso、

2015年7月20日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

ディプサクス・コモススDipsacus comosusの花。

 

乾燥した野原や牧草地、荒地などに生育。

 

花の大きさは10センチほど。

 

花が咲いている個体を今回初めて発見した。

 

開花期:4月から9月。

 

種小名のcomosusは房になっているの意。

 

オニナベナは高さ 2m にもなる越年草で、ヨーロッパや西アジアに分布

 

頭花は卵球形で、花は頭花を巻くようにリング状に咲き始め、その後、上下に咲き広がっていく。

 

属名の Dipsacus は Dipsa (渇き)と cus (適応や関係などを表す接尾語)から名づけられた。これはオニナベナの葉が対生で、葉の付け根が茎の部分に癒着してくぼみができ雨水が溜まることに由来。この水は民間療法では眼の疾患に効果があると考えられていた。根も炎症の治療や胃の強壮に用いられたようだが、現在ではほとんど使われていない。(日本新薬植物図鑑より)

©2015  MUZVIT

 

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ロニケラ・ぺリクリメヌム・ヒスパニカ Lonicera periclymenum hispanica

2015-08-15 08:52:53 | ポルトガルの野の花

スイカズラ科、Caprifoliaceae、スイカズラ属、常緑蔓性、

学名:Lonicera periclymenum hispanica

英名:Honeysuckle、Common Honeysuckle、European Honeysuckle、Woodbine、

葡名:Madressilva、Madressilva-das-boticas、Madressilva-do-periclímeno、Madressilva-esverdeada、 Madressilva-sem-pêlos、

2015年8月1日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、8月5日、2017年9月27日、コスタ・アズール地方で撮影

 

表示名は学名の音読み。和名の忍冬は冬場を耐え忍ぶ事からこの名がついた。

 

若い枝は毛が密生し、葉は、木質のつるに長さ3-8mmの葉柄をもって対生する。葉身は卵形から長楕円形で、長さ2.5-8cm、幅0.7-4cm。毛は葉の裏面に多く、表面は少ない。なお、葉は全縁だが、幼い枝では粗い鋸歯が出ることがある。

 

花は5-7月に咲き、甘い香りがある。花弁は筒状で、先の方は上下2枚の唇状に分かれ上唇はさらに4裂、はじめ白いが徐々に黄色くなる。そのため、一つの枝に白い花と黄色い花が同居することが珍しくない。後述の異名である金銀花はこれによる。

 

果実は径5-7mmの液果で9-12月に黒熟する。

 

日本全国のほか東アジア一帯に分布し、山野や空地によく見られる。欧米では観賞用に栽培されるが、また広く野生化し、特にアメリカでは外来種としてクズとともに森林を覆って打撃を与えるなど問題となっている。

 

スイカズラ属には180種あり、日本には20種ばかりあるが、多くは低木である。蔓性のものとしてはハマニンドウ L. affinis とキダチニンドウ L. hypoglauca がある。いずれも分布が限られ、より南部に生育するものである。

 

蕾は、金銀花(きんぎんか)という生薬、秋から冬の間の茎葉は、忍冬(にんどう)という生薬で、ともに抗菌作用や解熱作用があるとされる。漢方薬としても利用される。忍冬の名の由来は、常緑性で冬を通して葉を落とさないから付けられた。

 

「スイカズラ」の名は「吸い葛」の意で、古くは花を口にくわえて甘い蜜を吸うことが行なわれたことに因む。砂糖の無い頃の日本では、砂糖の代わりとして用いられていた。スイカズラ類の英名(honeysuckle)もそれに因む名称で、洋の東西を問わずスイカズラやその近縁の植物の花を口にくわえて蜜を吸うことが行われていたようである。花言葉「愛の絆」(Wikipediaより)

 

ロニケラ・ぺリクリメヌム・ヒスパニカLonicera periclymenum hispanicaでした。

©2015  MUZVIT

 

 

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