マメ科、Fabaceae、ドリクノプシス属、地中海沿岸地域原産、
学名:Dorycnopsis gerardi、
和名:ドリクノプシス・ゲラルディ、別名:アンティリス・ゲラルディ、
葡名:Albaida、
2012年6月3日、4日、2015年5月7日、2018年6月20日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
ドリクノプシス・ゲラルディ Dorycnopsis gerardi の花。沿道などに群生。画面右上の大きな花はスカビオサ・アトロプルプレア Scabiosa atropurpurea。
花の直径は1mmほどで、たくさん固まって1cmほどの花房となる。
草丈は 20~60cmほど。
ドリクノプシス・ゲラルディ Dorycnopsis gerardi でした。
©2021 MUZVIT
(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名は「Doricnium属(マメ科)に似ている」の意。種小名の語源不詳。(人名に因んでいるものと推測される。)
ドリクノプシス・ゲラルディはマメ科の多年草である。本種は、地中海沿岸地方で、概して日当たりの良い原野や路傍等に自生の見られる野草である。草丈は20~60㎝程度となる。葉は奇数羽状複葉で、羽片は狭楕円状で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では葉幅が狭まり葉軸につく。4~6月頃、茎頂並びに枝先に複散形花序を出し、径1㎝程度の花房をつける。実際の花は、径1㎜程度の小花である。花後には緑色の豆果をつける。(GKZ植物事典より)