The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

パリエタリア・ジュダイカ Parietaria judaica

2021-06-09 10:50:18 | ポルトガルの野の花

イラクサ科、Urticaceae、ヒカゲミズ(パリエタリア)属、南ヨーロッパ原産、多年草、

学名:Parietaria judaica、別名:Parietaria diffusa

和名:カベイラクサ(壁刺草)、ヨーロッパヒカゲミズ(欧州日陰水)、

英名:Pellitory-of-the-WallSpreading PellitorySticky-weedAsthma Weed

葡名:Alfavaca,Alfavaca-da-cobraAlfavaca-de cova,Amarras,CobrinhaColumbrina,Erva-das-paredesErva-de- Nossa-SenhoraErva-de-Santana,Erva-de-amorraErva-dos-muros,Erva-fura-paredasErva-da-cova,Helxina,ParietáriaPulitaina,Pulitária,Utriga-maans、

2014511日、ポルトガル、コスタアズール地方で、2015613日、2018925日ベイラ地方で、2018 5 15 日アレンテージョ地方で撮影、

 

不規則に広がる多毛の多年草。雄花と雌花は同株にある。

 

よく分岐する赤味のある茎、葉は卵形で先が尖り、長さ1-7cm。

 

ポルトガルの城壁などでよく見かける。ハーブとして薬用にされる。

 

ヨーロッパの重要な花粉抗原である。別種小名のdiffusaは拡散させる、流布するの意。

 

パリエタリア・ジュダイカ Parietaria judaica でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、壁に這い上がる修正を持つイラクサ科の植物の意から。属名は、ラテン語の Parietarius(=壁)を語源としている。種小名は「ユダヤの」の意。

カベイラクサはイラクサ科の多年草である。草丈は60㎝程度となる。茎は赤味を帯びており、茎基部は木質化する。茎上部では良く分枝をする。本種は、岩場や壁面などを這い上がる習性を持つ。茎や葉は白色の細毛で覆われている。葉は長さ17㎝程度の卵形で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では短い葉柄に連なり茎に互生する。46月頃、葉腋に淡赤色の小花を多数付ける。雌雄異花・同株。開花時には大量の花粉を放出し、アレルギー源と化す。花後には黒みを帯びた果実を付ける。本種は、世界の亜熱帯・熱帯地域では帰化状態にある。日本では昭和62年(1987)に横浜で初めて確認されている。その後国内各地で帰化状態が確認されている。 (GKZ植物事典より)

 

 

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