キジカクシ科、Asparagaceae、ツルボ(スキラ)属、西アジア~ヨーロッパ中東部~地中海沿岸地域原産、
学名:Scilla hyacinthoides、
英名:Hyacinth squill、Hyacinth bluebell、
葡名:Scille d'Espagne、
2018 年 5 月 1 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
シラー・ヒヤキントイデス Scilla hyacinthoides の花。表示名は学名の音読み。草丈1メートルほど。開花期は7月ごろまで。
日当たりの良い道路脇に咲いていた。
根元にはたっぷりの葉が茂っていた。
シラー・ヒヤキントイデス Scilla hyacinthoides でした。
©2018 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語で「生涯、邪魔、興奮する」等の意から。種小名は「ヒアシンスに似た」の意。
シラー・ヒアキントイデスは、キジカクシ科(←ユリ科)の多年草である。地下に径5㎝程度の球根を持つ。草丈は1m程度となる。葉は、長さ30~50㎝、幅1~3㎝程度の線形で、全て根出する。5~7月頃、長い花茎を立ち上げ、その上部に総状花序を出し、青紫色で花被片6個の花を多数つける。園芸界でシラーとして流通しているのは、スキラ(シラー)属Scillaとエンディミヨン属 Endymion の二つの属の植物であり、両者は、かつて同じ属とされていたことによる。両者は、共通する部分も多いのだが、鱗茎の出来方並びに苞の数によって、今日では別の属として分類されている。(GKZ植物事典より)
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