ムラサキ科、Boraginaceae、ネアトステマ属、アジア南西部・南欧~地中海沿岸地方・アフリカ北西部・マカロネシア原産、
学名:Neatostema apulum、
英名:Gromwell、Yellow Gromwell、葡名:Neatostema apulum、
2014年4月7日、2018年5月1日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
ネアトステマ・アプルム Neatostema apulum の花。
花の直径僅か2mm程の極小の5弁花。草丈は 20cm程。
ネアトステマ・アプルム Neatostema apulum でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の neatos(=最も低い)と stema(=雄蘂)の合成語から。種小名は、イタリア南部の「アプリア地方の」の意。
ネアトステマ・アプルムはムラサキ科の多年草である。地下にしっかりした直根を持ち、茎葉直立し、草丈は30㎝程度となる。全草が白色の細毛に覆われる。茎下部の葉は長さ20~30㎜、幅1~2㎜程度の楕円形である。茎葉は7~10㎜、幅1~2㎜程度の狭楕円形である。葉の縁部は全縁、先端部は尖り、基部では無柄で茎に互生する。葉の主脈部位を中心に葉は中折れ状となる。3~5月頃、茎頂に散形花序を出し、径2~3㎜程度で黄花の5弁花を多数つける。花後には堅果をつけ茶色に熟す。 (GKZ植物事典より)