マメ科、Fabaceae、ウマゴヤシ(メディカゴ)属、地中海沿岸地域原産、
学名:Medicago littoralis、
英名:Shore medick、Water medick、Coastal medick、Strand medick、
2018 年 5 月 4 日、9 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
メディカゴ・リトラリス Medicago littoralis の花と果実。
砂の中で見つけた2センチほどの貝殻と比べてもずっと小さい花、5ミリ以下だろうか。小さな花からできた果実も小さいが、棘に被われている。
5月9日、種がたくさんできていた。
メディカゴ・リトラリス Medicago littoralis でした。
©2018 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は medicus(=薬)と agere(=用いる)の合成語で、この属の植物を薬用として用いたことによるとも言われる。種小名は「海浜性の」の意。
メディカーゴ・リトラリスは、マメ科の1年草である。本種は、地中海沿岸地方の砂浜に自生の見られる野草である。茎は斜上~直立し、草丈10~40㎝程度となる。海浜植物らしく、全草が白色の軟細毛で覆われている。葉は3出複葉で、小葉は倒披針形で、上半部に刺状の鋸歯を持つ。3~5月頃、茎上部の葉腋に総状花序を出し、黄花で径4~6㎜程度の蝶形花を1~6個つける。花後にはほぼ楕円状で、果皮に刺状突起を持った莢果をつけ、緑色地に白色の条線模様を見せる。(GKZ植物事典より)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます