アヤメ科、Iridaceae、アヤメ属、イベリア半島地中海西部地域原産、多年草、
学名:iris xiphium、
和名:スペインアヤメ(西班牙菖蒲)、
英名:Spanish Iris、Xiphium iris、Small bulbous-rooted iris、
葡名:Lirio-amarelo-dos-montes、Majas、Majos-amarelos、Lílio-de-Espanha、
2012年6月3日、2015年5月5日、7日、2016年6月2日、ポルトガル、アレンテージョ地方、2020年5月28日、2021年5月18日、31日、コスタ・アズール地方で撮影、
イリス・ジフィウム iris xiphium の花。地下に淡褐色の球茎があり、葉は2列互生、剣状で先端細く尖り、質硬く、多少粉白で、灰青緑色を呈する。
春、太い花茎を抽いて葉の上に帯紫青色の花をつける。下位子房は円柱形、緑色、外花蓋片の先端は円形で反曲下垂し、基部は広線形、中央に黄条があり、内花蓋片は比較的大形、倒被針形で直上又は斜上し、花柱分枝は3個あり広線形で、開出し、外花蓋片の基部を覆い、下に各1個の雄芯を隠す。
草丈は50センチほど。種小名の xiphiumはxiphidium=グラジオラスのような、の意。
イリス・ジフィウム iris xiphium でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名はギリシャ語の iris(=虹)の意から。種小名は「グラジオラスのような」の意。
イリス・ジフィーウムはアヤメ科の多年草である。地下に褐色の球根を持ち、茎は直立し、草丈は1m前後程度となる。葉は長さ20~70㎝程度で幾分硬質な剣状で、先端部は鋭頭となり、基部では茎を抱き互生する。葉色は灰緑色となる。3~6月頃、茎頂に一見してダッチアイリスにも似た青紫色の花をつける。(GKZ植物事典より)
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