The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ディプロタキス・カトリカ Diplotaxis catholica

2022-05-17 10:50:49 | ポルトガルの野の花

アブラナ科、Brassicaceae、エダウチナズナ属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産の多年草、

学名:Diplotaxis catholica、

英名:Wall-rocket、葡名:Grisandra、Saramango amarelo、

2010年12月、ポルトガル、アルガルベ地方で、2020年3月7日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ディプロタキス・カトリカ Diplotaxis catholica の花。花の直径は1cmほど。草丈は30~50cmほど。

 

根生葉は深く切れ込む。葉は羽状に深裂、形の変化が大きい。

 

 

 

風の冷たい12月、他の花に先がけて春を告げる。

 

日当たりの良い牧場などにカモミールに混ざって咲いている。切れた根からでも再生が可能で繁殖力が強く、駆除が困難な雑草である。ディプロタキス・カトリカ Diplotaxis catholica でした。

©2022  MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より) 属名は、ギリシャ語の diplos(=二重の)と taxis(=列)の合成語から。種小名は「普遍的な、全般的な」の意。

ディプロタクシス・カトリカは、アブラナ科の1年草~越年草である。本種は、原産地の、概して日当たりの良い荒れ地に自生の見られる野草である。草丈は30~75㎝程度となる。根生葉は楕円状で、縁部は深列する。茎葉は羽状に深列し、形状は個体差があり、茎に互生する。2~4月頃、茎頂に円錐花序を出し、径1㎝程度で黄花の4弁花をつける。花後の果実は、長さ1~1,5㎝程度の円筒状となる。(GKZ植物事典より) 

 

 

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