店長今日の一撮

ある日は熱帯魚屋パラダイス店長
そしてある日はネイチャーフィールドのおっさん
その正体はケンぢファ~ムの設立者(笑)

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勉強タイム

2014-01-19 17:10:34 | 熱帯魚日記
「水替えはどれぐらいのペースでやるんですか?」


↑ ↑これ、お客さんに良く聞かれる質問です。


そして答えに困る質問でもあります。


パラダイス店頭&メールでの返信であれば、まずは飼育している魚の種類と大きさ、それに数と水槽設備一式と餌の種類などを聞いたうえで、水の劣化スピードを予測して安全圏内かな~と思われる水替え周期を考え出して具体的な日数と量を答える訳ですが、本質的には水替えペース(周期)と量を答えるのって間違ってるんですよね。

だって、大切なのは周期を守る事じゃなくて、今現状水槽の水がどうなっているのかを飼育者自身が把握して、必要に応じて水替えをするのが本来の姿であり、水替え行為自体は水質を良好に維持するための「手段」であって「目的」ではないのだから。。


超素人なお客さん相手にいきなり、PHだのアンモニアだのと話をしても理解してもらえない現実があるから、いろいろな事を相当はしょって

「週に1回、30%ぐらい水替えしましょう」

って、話がでてきたんだろ~な~と思います。


小魚を比較的小さな水槽で飼育する場合であれば、概ね間違ってはいない話だし簡単に理解してもらえる話だと思えば、これはこれでありかな。




でも肉食魚の飼育となると、この話は全く通用しなくなります。

水道水の水質によって多少の地域差はあるものの日本の一般的な水道水の水質をベースに考えれば、肉食魚飼育でこの話通りに飼育すると早くて3ヶ月以内、遅くても半年後には愛魚を殺してしまう結果になるだろうと思います。

水道水中の硬度成分の濃度が極めて低い日本では、肉食魚飼育とPHの異常低下は対策を施さない限り絶対に回避不可能な自然現象です。


PHが下がったとしても、水の透明度が変化する訳では無いし、水に臭いが出る訳でもないから、知識としてこの事を知っていなければ確実に半年以内にPHショックや低PHによる事故が起きちゃうんですよね。。


小魚飼育でも過密飼育が好きな方の水槽や、ショップの水槽だと肉食魚飼育時と同じ現象が起きます。

ようするに、水量に対して魚の出す排泄物(フン、残り餌、呼吸時にエラから排出するアンモニア、粘膜)の量が多いとPHの低下現象は起き易くなると言う訳です。

ショップの水槽で言うと、売れ行きの良いネオンテトラの販売水槽では販売時に水が抜かれて、当然減った分は新しい水を足し水するから意識しなくても水替えを頻繁に行っている状況が出来上がっており低PHの心配は少なくなります。

逆に売れ行きの悪い(遅い)小魚水槽は危ない。

特にシルバーチップやプリステラなどのように、小魚の中でも尋常ではないほど丈夫な部類に入る種類は蒸発した分を足し水しているだけでも、普通に元気よく売場でストックする事が出来ます。
そのままのペースで足し水のみをやっている間は問題が出ないと思うけど、ある日突然水替え頑張っちゃお~~~って気になり、半分近くの水を抜いてきれいに掃除するとPHショックの発生で最悪数時間で殲滅するか、良くても翌日から毎日パラパラと1匹、また1匹と外的異常のないまま死んでいく症状が現れます・・・・・・。

ちなみにこの症状が出てしまってからでは、薬やテクニック面での効果的な対策は無く、ただひたすら魚自身の自然治癒力と言いますか、体力まかせな回復を祈るのみです。。


このようなトラブルを出さないためにも、久しぶりに水替えする水槽は、まず全水量の20%程度以内に水替え量を抑えて様子を見て、翌日に全水量の50%以内を目安に水替え&掃除をするだけでトラブル発生は概ね防げると思います。





一番良いのは、PH計で計測した数値を確認しながら水替えするのが良いに決まってますが、それなりの信頼性が確保されているPH計は1ユキチぐらいはするので、その辺は財布と相談しながら決めて下さい。。。。。

信頼性の超低いウ○コPH計ならもっと安い価格で出回ってますが、計測器は正確性&信頼性が高くて初めて使い物になるグッツでございます。
そこに問題があるモノであれば使わない方が遥かにマシです。


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