ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2022年05月05日 22時30分38秒 | 読書
「ミカコ72歳(1)」
著者:新久千映

 まとめページっ資料室(仮):「新久千映」

「タカコさん」が終わったと思ったら…似たようなタイトルで、これまた一風変わった連載が始まっていたモヨウ(後述)。

第1話:「生きてるっていいなって思っちゃった」
 …この冒頭が「予告」として載ってたのですっかり騙された(1ページ目のモノローグがちょっと狙っている感)。
  ちょっと切なく、ちょっと微笑ましい。

  つかミカコさん、72歳には見えんww

第2話:「お母さんらしくていいんじゃない?」
 …1話じゃ孫娘が、2話では娘が訪問して…呆れるやら感心するやら。
  チョロチョロっと「料理」について書いてあるの結構好き。

第3話:「相手死んでんじゃん!」
 …働いてたんスか!
 そうですよね、ハナシ自体は好きでも何かこう…疲れるっていうか…(深く頷く)。

第4話:「なんなんだよう!」
 …全く関係ないけど「パクチー」の語源たまたま見てワロタ

第6話:「面と向かって言ってたらどうなってたかしら」
 …唐突に「極私的リアル」を顔面直撃死球された感じがして急激に現実に引き戻された回。
  そうよ。ただノホホンとしてるワケじゃないんよ…。

第7話:「ああ…言っちゃった」
 …一人でも二人でも…こういう相手がいれば、ねぇ。


周りの人がちょっとずつ影響受けたり、辞めさせずに肯定して受け入れてくれる「著者の世界」が居心地よい。

合い間合い間に一コマ、あるあるネタが描いてあってコレがまた秀逸でwww

あとがきによると結構編集さんのフォロー?操縦?が上手くいっているようで…著者独特の空気感はこの辺りにも源があるんだなぁ…と。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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