ふれあいの旅 vol 4
味噌づくり体験の旅(?)です。
22日に降った雪が残る、寒いなか、「里山の風にふかれ たのしくつくる みそづくり」のパンフに誘われて
千葉自然学校の主催で平群郷土料理塾の「味噌づくり」の体験の旅に行ってきました。グルメ通としては、なん
といっても、毎日食べる「美味しい味噌汁」がグルメ通の一番こだわるところでは、その味噌汁の最大のポイン
トは何といっても味噌の味です。その味噌づくりを体験し、自ら作った味噌を持ち帰れる、味噌づくりイベント
にトライです。
会場の古民家は、南房総市の平久里下にあり、道の駅「ふらり」から15分位の所の山の中にあります、築150
年位とのわら葺屋根の古民家で、味噌づくりの場所の居間には、なんと立派な神棚が、文化財として調査中とのこ
とでその神棚の下での味噌つくりです。すでにスタッフの方が2個の青いタライに大豆をゆでておいてくれてます。
この大豆は、この古民家「ろくすけ」の圃場で「ろくすけ応援隊のろくすけの会」の皆さんが昨年栽培して収穫し
た「小糸在来」とのことです。ふっくらと茹で上がった大豆はそれだけでおいしそうです。
タライの中の大豆は茹で上がってすぐで、麹が活躍できる温度25度から40度の範囲内の温度にウチワで扇いで
温度を下げて、麹と塩を混ぜます。よく混ぜて次の工程は味噌すり機(餅すり機)に入れて細かく粉砕して、出て
きた材料を空気を抜くように樽に詰めてラップで表面を覆って完成です。でも、その出来たものを約半年間20度
くらいの冷暗所で寝かせ、カビが発生しないように重しをして保存しておくそうです。残念ながらすぐには食べら
れないそうで、がっつきグルメ通には長い半年になりそう、美味しいものは簡単には手に入りません。
そして、昼食には野菜たっぷりのカレーライスと、お土産の茹で大豆、そして桶に入った5キロの「手前みそ」を
携えて、家路となりました。
早く「手前みそ」食べたいものです。味噌づくり体験の旅(?)でした。当日作った味噌は大豆24キロ、麹
30キロの大量の味噌づくり体験でした。 to be continued