JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

繰り返される症状について

2013-06-14 | 臨床・治療

当院を受診された患者さんの愁訴は、「腰の痛み」や「膝の痛み」、「肩の痛み」や「頑固な肩こり」など、整形外科的なものが多くを占めています。ところが、施術を受けて楽になってお帰りいただいても、またしばらくすると症状がくりかえされることがあります。このような場合「どうすれば症状がでにくくなるのか」ということも考えていかなければなりません。
「自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスが悪く、特に過度の交感神経の機能亢進により、血流が悪くて疲労物質が滞りやすく筋肉の過緊張(コリ)を引き起こしている場合」、「日々の姿勢が悪く筋肉や関節、脊柱、骨盤などに必要以上の負担がかかり症状を顕している場合」などさまざまあり、根治をするには原因をつきとめてそこから改善していかなくてはなりません。マッサージや指圧・整体でもいっ時はほぐれて改善しますが、日常生活の中に症状を引き起こす原因が隠されている場合は、そこから整えていかないと繰り返されてしまうものです。「そのときはまたお願いするよ」でもよいのですが、自分で簡単にできる対処法などを覚えておいていただくと症状がでにくくなることをよく経験します。体のバランスを見た上でアドバイスいたしますので是非「気がついたとき・思い出したとき」に取り入れるようにしてみてください。


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