JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

インソール&足裏サポーター

2017-12-26 | 雑件
ずっと気になってはいたが、娘の足が偏平足で下肢の形もX脚になってきたのでいよいよ手を打たなければだめだと行動に移した。
土踏まずのアーチを形成するためにタオル掴みや足指を立てた歩行などを指示してきたが3か月以上たっても変わらない(よく忘れてるし)。
やはりインソールをつくって可能なかぎり正しい形を維持できるようにしなければと、以前患者さんに教えていただいていたインソールをつくってくれるお店を尋ねた。


7歳で小さいので足の成長も考え既存のものだが取り寄せてくれた(これを調整)。普段の外履き用と、学校の上履き用のふたつ用意した。
校内で履く「上履き」も、足の甲がしっかり締められるもの取り寄せた。
さて、どうなることやら。








自己体験から言っても足の裏はとても大事。
鍼灸の免許を取ってまず最初に臨床研修をさせていただいた玉川病院東洋医学研究センターでは、まず最初はベテランの先生の助手についた。臨床中先生の後ろに立ち見学させていただくのだが、立ちっぱなしなので足が非常に疲れた。同じ位置にずっと立っていることが多いのでふくらはぎも張ってくるし、腰痛もでるようになった。最初は足の底が平らのサンダルを使用していたが、健康サンダルのような土踏まずがモコっとしているものに変えたら腰痛が出にくくなった。それで「土踏まず(アーチ)は大事だなぁ」と実感した。

臨床をやっていると腰痛持ちの方は非常に多い。座り仕事や立ち仕事、どちらも腰痛が出やすいが、その機序は少々違うようにも思う。ざっくり言うと、座り仕事の人の腰痛はお尻の筋肉の過度な負担によるものやそこからくる骨盤に付着する筋肉や靭帯の過緊張からくるものが多く、立ち仕事は足裏の疲労から上がってくるものが多いように思う※もちろん、「立ち方」「軸足」「利き足」「重心のかけ方」などから下肢を通じて殿筋などの股関節・骨盤付着筋に負担がかかって起こってくるものも多い。

最近はあまり健康サンダルを売っているお店を見かけなくなってしまったが、サンダル履きでも許される仕事についている人は土踏まずが盛り上がっている健康サンダルを勧める。しかし靴履きの人はインソールを作ってもらうのがよい。とはいっても「インソールをつくりに行く」というと腰が重い方も多く、なかなか実行できない方も多い。

ならば「靴履き」でも「サンダル」でも、はたまた「はだし」でも装着していられる土踏まずサポーターのようなものを作っちゃう?そして特許とか取ったりして?などと少しテンションが上がった。
大きい足でも小さい足でも、足の甲が高い人でも低い人でも、どんな足の人でも調整できるように足背の部分でしっかり締め付けられるようにマジックテープにするなどいくつか案を考えた。
でも、「待てよ…こういうの、もうあるんじゃない?」とネットで検索したら、「足裏サポーター」というのがありました。そりゃあるだよな…。

調整可能なマジックテープ式のは見つからなかったが、足に装着できるサポーターは何種類かあった。たまたまヤフーショッピングでポイントが貯まっていたので、試しにそのポイントで買えるくらいの安いものを頼んでみた。今日届いたので着けてみたが、確かにサポーターがついているので土踏まず部のクッションはズレにくいが足背の締め付けが甘い。数千円するものはもっと質がいいのかもしれない。とりあえず自分でしばらくつけてみて様子を見てみる。よければおススメしていきます。




でも、本当は靴やその紐の結び方、オーダーメイドのインソールを作成して装着する方がもっとよい方法です。


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