JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

便秘にオリーブオイル

2013-04-15 | 臨床・治療
先日、テレビで「便秘のスペシャリスト」といわれる先生が出演され、便秘にはオリーブオイルの摂取がよいと言われていました。
エキストラ・バージンオリーブオイルには、脂肪酸の中の「オレイン酸」が多く、これが大腸壁や便をコーティングしてくれるためすべりが良くなり排便を助けてくれるというものでした。また、大腸壁に油膜をはることで保温効果もあるそうです。

ちなみにリノール酸などの他の脂肪酸は小腸でほとんど吸収されてしまうそうで、オレイン酸は小腸で吸収されにくく大腸まで到達するとのことでした。量としては1日大さじ2杯が理想だそうです。

これを聞いて、私、別に便秘症ではありませんが毎日のサラダのドレッシングを妻に頼んでオリーブオイルを使ったものにしてもらったところ、確かに毎日の便の出方があきらかに違うように感じられます。柔らかいというかすごくスムーズです。

お薬を使わないと出ない・・という方、お試しください。


ただ、番組中ひとつ気になったことを先生が言ってらしたのですが、
「ヨーグルトは冷たいでしょ?あれはお腹冷やしますから」と。
食べるときは確かに冷たいかもしれませんが、腸に入れば腸内細菌として働くことになり、結果「補(ほ)」として働くものなのではないのでしょうか。

たしかに腸内細菌を整えるのに「ヨーグルト」は是・非の論があるのは確かですけど。
どうなのでしょう。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする