たけひろの雑記帳2

たけひろの日記です。

青い海に飛びこめ

2009-07-20 22:46:50 | Weblog
こんばんは。
帰ってまいりました。
お陰様でだいぶ準備ができました。
22日にはこれでなんとか会議が開催できそうです。
さて、今日、仕事に向かった車の中でNHK「にっぽん夏紀行 青い海に飛びこめ~高知・柏島~」を見たのです。
高知県の小学5年生の阿部拓也くんという男の子を追ったレポート番組だったのですが、いい番組でした。
この拓也くんの住む柏島にかかっている橋は海面から7mほどの高さなのですが、毎年夏になると小学生が飛び込んでその度胸を競うのです。
拓也くんは5年生なのですが、まだ飛び込めません。
親友のこうすけ君も飛べないのですが、同級生の女の子の美凡(みなみ)ちゃんは飛べるのでした。
拓也くんのお父さんの一(はじめ)さんは漁師。
お父さんも子どもの頃、この橋から飛び込みました。
まだ飛び込めない拓也くんのことを心配して応援してくれています。
小学1年生の時、海でおぼれかけたことがあってあまり泳げない拓也くんは、泳げない、高さがこわいの二重苦で橋の上から飛び込めないのでした。
でも、一念発起して泳ぐ練習から始める拓也くん。
お父さんにも手伝ってもらって毎日練習した結果、10mしか泳げなかった拓也くんがなんと1学期の水泳記録会で100mも平泳ぎで泳げたのです!
「自信ついてきた」という拓也くん。
岸壁から海に飛び込む練習を一人続けます。
1学期の終わり、橋の上に集まった子ども達。
小学4年生の女の子が飛ぶと、親友のこうすけ君まで飛びこみます。
拓也くんは、橋の下にある中間点からお父さんと一緒にようやくダイブできたのでした。
夏休みの前に「この夏休み中に橋から飛びたい」との目標を立てる拓也くん。
たけひろは「ああ、この夏、拓也くん、飛べたらいいなあ」と思い、「これで番組も終わりだな」と思ったら、なんとすごい展開が待っていました。
あの拓也くんの同級生、美凡ちゃんのナレーションが流れてきたのです。
「…私たちの通っていた柏島の小学校は廃校となり、私たちはこの4月からバスで30分離れた小学校に通っています。拓也くんは結局去年の夏休み、橋から飛びこめませんでした…」
えー?
ってことは、今までの映像は昨年の夏の出来事ってこと??
拓也くんは今、6年生だったの???
やられました。
ナイスな演出です。
NHKさん、やるじゃないですか。
今年の夏の出来事と思わせといて、実は2年越しのレポートだったというわけですね。
しかも、昨年の夏、拓也くんが結局飛び込めなかったというオチまでついています。
でも、それだけでは終わりません。
拓也くんは今も相変わらず橋の上からは飛び込めていませんが、中間点から飛び込む様子は板についてきました。
今年の夏休みは行けそうです。
そんな希望を抱かせてくれるエンディングでした。
橋の上から飛び込めた時、きっと拓也くんの人生が変わることでしょう。
がんばれ!拓也くん。
ひたむきにがんばる少年と一生懸命に励ます子どもたち。
そしてそれを優しく見守る心優しき大人たち。
いいですねぇ…
高知県の柏島、行ってみたくなりました。
拓也くん達が海に飛び込む様子をじかに見てみたいものです。
今、たけひろの頭の中で井上陽水さんの「少年時代」が流れています。
この夏、少年たちはきっと大きく成長することでしょう。
楽しみですね。

NHK「にっぽん夏紀行 青い海に飛びこめ ~高知・柏島~」
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20090720/001/21-1100.html

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