霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

ピラミッドと「神社」は類似している?

2014年03月30日 | 心霊現象
「絶滅危惧種」という言葉がある。
これはなにも、魚や動物や昆虫のことだけを言っているのではなさそうですよ。
先日TV報道では「言葉」のことを言っていましたねぇ~。
その言葉で、絶滅に近いものの一つに「アイヌ語」があるとか。
日本の原住民となれば、もっと掘り起し、そこから見えてくる真実をもっと探ってもよかったかも知れないのに・・・。
そこで一念発起したのが、北海道に住む「アイヌ民族」の人々。そして学者たち。
私達「和人」と呼ばれた者たちは、蝦夷征伐と称してほとんどを無くしてしまった。
彼らアイヌ民族の生き方、つまり自然と人との関わりにおいて、無駄なものはない、と解くそうだ。
子供が老人に聞く。「なんで蚊なんているの?いなければいいのに・・・」と聞くと。
答えはこう返ってくるという。
「一匹のマムシがいる。こんなもの毒で人が死ぬくらいなら、いなくてもいいんじゃないかと思うだろう?
実はね、山で熊に出くわしたお爺さんがもうダメだと観念した。そしたら、どうしたのかその熊がどうっと倒れた。マムシが熊の足に食いついたんだね。お爺さんは助かったというわけさ。だから何でも神様から造られたものは、意味がありどこかで役に立つようになっているんだね。だから大切に思う心と、大事に使うことが大切なんだよ・・・」と。
(隣のじいさま、マムシに食われて死んだけど、これはどうなるの?などとは決して聞かない?)


素朴といえば素朴であり、何とほほえましい生活態度だろうか。
まさしく現代人が忘れ去ったと思える感性を、今もって示し続けていると見える。
「アイヌ」の感性から現代を見つめるとき、何がどのように見えるのだろうか?・・・。


歴史の中に埋もれていった民族は多々ある。
が、今も少数ではあるが生き延びたものに「エトルリア人」がいるという。
その民族から学ぶことは、出土された物が無言にも語る数多い真実であるという。
彼らの日常は、すべてが「来世」のためにこそある生活様式だったという。
「今」は、来世に渡ったときのためであり、そのためにこそ戒めもいとわず、苦労も清貧をも耐えた。
「あの世」あるいは「次に生きる世」が人生の目的であり、全てである。
彼らのいう「来世」とは、どのようなものとして描かれていたのか?・・・。
来世を楽しみにして日々を送っていただろう充実した生活。それはどんな生き方だったのか?・・・。

「ツタンカーメン」などで有名になった王家のミイラ。
それは再び肉体に宿るという生命を意味したものである。
死して肉体が無くなっては、再び命を繋ぐすべがなくなる。
あの世に生きるには、肉体を滅してはいけない。だからその「保存方法」を知恵のありったけを絞ってあみだした。
つまり「内臓の取り出し方」を、一番いい方法で見つけ出した。
遺体の傷を最小限度にとどめ、内臓を全部取り出す。そして防腐剤で腐敗を防いだ。
それが幾千年という時間を経ても、その時代のままに現代の我々の目の前に違和感なく再現しうる内容で、驚きと喝采を受けるにふさわしい姿を見せる。
今でこそ「頭蓋骨」で、その人の頭部が再現できる時代を迎えた。
ならば「ミイラ」は、全身の姿を生前のそのままにほぼ似た形で再現可能であろう。
「来世」という命の次なるステップのために、民族も文明も文化も時こそながれたが同じ目的のために刻まれてきたと知る。
そして「ミイラ」には「仮面」を施し、その絢爛豪華と「微にいり細に渡る工芸」の技・術に、驚きをもって現代人は見入るのだ。
この世から「あの世」へと渡る乗り物が、彼らには馬車となる。
ゆえにミイラの周りからは「馬」の骨と車が出土するという。
つまり馬と車の化石が、土から、砂から掘り出される。
彼らの死生観は、このように徹底して営まれていった。
今でもそれを先祖とするエトルリア人は、その生活の中に脈々と流れる「意識」を大切に生きているという。


では「あのエジプトのピラミッド」は、何か?・・・。
現代の謎だとも言われる「あの建造物?」は、誰が何のために造ったのか?。
ここで日本人考古学者であり、大学名誉教授である『吉村作治氏』が登場する。
彼はほとんどの時間をエジプトで過ごし、研究にその人生を捧げているといっても過言ではない。
彼をして「ピラミッド」とは?と問えば、その答えは結果「こう」出る。
「それは墓ではありません。ピラミッドとは来世のものであり、あの世で見る景色なのです」と。
さらにこうも言う。
「日本の神社と同じです。神社にある狛犬(こまいぬ)ね、あれがピラミッドにあるスフィンクスなんですね。日本の神社は鳥居を通り、玉砂利の参道を歩いていく。
狛犬にあたるスフィンクスの向こうに偉大なるピラミッドがある。そこまでの長い道・・・。
ね、日本の神社とそっくりです。
歴史学者はピラミッドの思想、つまり「来世」の思想は日本で止まり、神社として集大成したものだと・・・」。
ですって・・・。


さらに、日本の「祭り」の形態があるものにそっくりだと、言われて久しいことがあるのです。
あの「御神輿」(おみこし)。
鳥それも鳳凰が天井にいてその足で箱を踏んでいる。
その「御神輿」の中に何があるの?・・・。
昔々、エジプトを出たおり、イスラエルの民に神が与えられた十戒、それを一度モーセが壊し、再び断食して授かった戒め。「もう二度と不信いたしません」との「その契約」を記したものを箱に入れて、ヨシュアとカレブを中心にカナンの地へと渡っていった民族移動。(いわゆる契約の箱である)
それが日本の祭り「御神輿」だというのです。
だからイスラエルと日本の共通点は、今だに謎ではあるが実に多くの事を物語っているというのです。中には日本はイスラエルの末裔か?、とさえうがった考えを示す者さえ現れる。


今そのまっただ中にある「歴史認識」問題は、第二次大戦などという短いスパンなどではなく、もっともっと根本的な、つまり「人類発祥」にまつわることから考察すれば、実に面白いことが見えてくるのかもしれません。

私達は、時には宇宙を気にしてみてはいかがでしょうか?。
伊能忠敬のような「宇宙から見た自分の位置」などという大袈裟なものでなくても、せめて信号待ちをしている時に上を向いてみましょうよ。
ほら、夜ならば月が。そして昼ならば飛行機雲が見えたり、ヘリコプターが飛んでいたり、さらにその上に飛行機が灯りを点滅させながら飛んでいたり~。

時々そうする私ですが、ん?何?変なの?って、2、3人立ち止まって上を見始めたときは、さすがにこの私も慌てましたけどね・・・。(決して指をさしてはいけません!これだけは守ってね)



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