霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

人を殺すに刃物はいらぬ

2013年02月22日 | 心霊現象
今日は物騒な話です。
でも驚くことなかれ、昔から使われている方法ですから・・・。
時の為政者、将軍でも大将でも誰でもいい、ただその者が「じゃまもの」であるというのが条件です。狙う側のその人にとってはね・・・。
表だって刺客をおくるとか、毒を盛るとかはさんざんやってきたことだが、必ず足がつく。
何の証拠もなく?闇から闇へ葬る最適な方法、それが「呪術」つまり呪い殺すということになる。

将軍の首のすげ替えを企(たくら)む一団のやりそうな事だから、小説や映画の題材にもなる。
が、しかし、しかしですよ。
今この時代に「そんな事」が起きていたら・・・?何とする。
あり得ない? いいえ、あり得るんです。
現に、あった。

『人を一人、殺していただけますか・・・』
霊能者K氏に舞い込んだ以来の、開口一番が「これ」だった。
「詳しくお話をお聞きしないと・・・」とK氏は相手を刺激しないように、まずそう答える。
この時点では引き受けてはいない。話次第だということを匂わせて、電話を切る。
さーて、これからだ。大事なことは。
条件、つまり引き受ける内容の条件である。
値踏み?・・・、高いに決まっている。
「その件」に関しての相場など、知るはずもないが、安いわけがない。

一応話を聞くことにするが、内容次第では断るという。
それでは、内容次第では「引きうける」のか・・・?
前もって私にも話があった。「俺、始まって以来のことだ」とK氏は言う。
私は「釈迦に説法でしょうが・・・」と前置きをして、次の事を念押しした。
『天法にだけは、触れるな!』と。
では天法にさえ触れなければ、人の命は取ってもいいのか?
よくよくの事でもない限り、「お金で人の命を頂く」などという『現代版必殺仕事人』があっていいわけがない。
人への怨み、これを晴らす・・・。
「私」にも、分からないわけではない。いや、むしろよーく分かる。
でも、・・・でもなぁ。

その「相手」とは「お寺の住職」。呪い殺す相手が「仏に仕える人」なのだ。
何があったというのか?
詳しくは支障があるゆえ、ここでは伏せるとして。
K氏はまず、依頼者の話をとことん聞いた。差し出す封筒の大きさから見て、この中に入っている札束の多さがうかがえたという。しかし今はその話、いきさつに全てが「ある」。
霊視をしながら話を聞き続ける。

結果、「やりましょう」となった。
が、殺さない。痛い目にだけは合わせてやる。

「あなたの意に反するかもしれないが、霊界には決まりがある。相手にも霊がついている。
 もちろん守護霊もいる。今相手の守護霊と話をしました。その結果ですから是非納得してほしい。
 これから一か月間、相手は立ち上がれないほどの原因不明の病気になる。しかし、これは霊的な
 やりとりでの事ゆえ、医学では解決できないはずです。
 その間に、あなたの先祖への祈りを一緒にやりましょう。教える通りに必ず実行してください。
 結果は必ず出ます。血統からしてあなたが殺すほどの相手じゃない。
 その手が汚れるだけ損をする、そういう血統でしかない。
 いくらこの世で僧職にあっても、偉いわけではない。血統の功労からみれば、そんな下世話な者、
 はじかれる程の者でしかない。
 あなたの背後は、徳川家康につかえたそうそうたる人物です。その話はいずれするとして、今は
 祈り、血統を祈ること。これで運勢が上がらないわけがない。先祖を意識してほしかったんでしょ うね、きっと。
 あっこれね、わたしが決められないんです。わたしも後ろに聞きましたよ。
 どうしたらいいかって・・・。滋野一族にしてみれば、こんな低い霊界、何とでも出来るが、まぁ
 痛い目にあえば引き下がるだろうから・・・、と。
 それが答えですから、あしからず。それ以上のことやったらね、あんたもわたしも霊界の法にふれ ますよ。むしろそっちのほうが恐ろしい・・・。
 今だから言えることですがね、わたしのところへ来られて、よかったです。
 へたにお金に目がくらんで引き受ける霊能者がいたら・・・やった方が死んでいたかも・・?
 脅すわけじゃないけど、恨みにまかせて突っ走るのも怖いですからね。
 勉強したと思って、先祖に感謝してください!」

「それで、いくらもらったの?」と私。
なんと下世話な事を聞くものよ・・・と?、やはり気になりますよ・・・。
「ふふふ、ホテルのディナー位はおごりますよ~」だって。



今起こっている出来事で、霊界からの出来事つまり霊界(過去性)が原因だということにおいては、
決して「人情」で計って結論を急いではならない、ということを教えられた。
その苦い経験者が、かの「私」であったことはすでに申し上げてきた。
なぜTV映画の『必殺仕事人』が、人気を集めるのか・・・。
「主水」なる主人公の人となりや、それを取り巻く人情もさることながら、晴らせない人の怨みを
どこに持っていけばいいのかを問うている、その「命題」にかかっている。
勧善懲悪の話の結末に、人は喝采を送ってきた。
そんな決まりきった「話」や「ストーリー」が今風ではないと、少しづつ変化を見せ始めている昨今。
人の心だけは、そうはいかないと叫ぶ先に、真実の光が見え隠れし、私達の心を招く。
そこへ行けば何があるのだろうか・・・。
誘い誘われて行った先が、真実「心(魂)」をほっとさせる、解き放たれた「心のふるさと」であってほしいと切に願う今日このごろです。


人を呪わば、穴つ・・・、こんな言葉がありましたねぇ~。


2 コメント

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今もやってますか? (りな)
2017-07-05 17:16:10
その方はまだ生きていますか?
お話がしたいので連絡先乗せておきます。
mny.s2-uw.smill@docomo.ne.jp
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その方とお会いすることは可能ですか? (つきの)
2019-02-02 22:54:25
そのお方にご相談等をする事は可能なのでしょうか…?
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