霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

滋野三家、その後

2011年12月25日 | 心霊現象
これは、史実の事ではない。
それぞれの背景が、滋野三家の一つを守護霊にもつ人物が、一堂に会した
という意味である。その者たちの、その後である。
まず、B青年の守護霊は。

 『望月一族。岩田村。信州上田である。
  目に注意せよ。余のまつり事は(あとは聞き取れず)・・・

  生前の信仰は、特にない。しかし、念じることはしておった。
  毘沙門に念じておったか。

  最期は、武田によって滅ぼされた。が、武田への恨みはない。
  霊界では、大勢の者といる。
  こちらにいての、不自由はない。
  
  (いかなる兵をお持ちでしたか)の問いに

  んー、騎馬隊200、雑兵700。
  余の願いは、いさぎよさの出発。まずは、余が教える。
  余を意識していてくれ。
  すべては、余のしくみにある。
  皆とは同族。
  一つの道を究める事により、わかることであろうが、もののふの道
  いさぎよさを知ることである。
  今後も、たのむ、たのみまいらせる。』


名前は名乗らずとも、ひとかどの武将であることはわかる。

さて、余談ではあるが?このB青年は、一時、自衛隊に入隊した。
そして、運が悪いといったら、罰当たりになるが、あの飛行機事故
「御巣鷹山」の事故処理にあたったのだ。
彼の頭の中には、その「悪夢」が今でも蘇るという。
文字どおりの惨状だったという。
肉片を拾う毎日を想像してみればわかることだ。
その後、除隊。彼がそれからだ、おかしくなったのは。
そして、A青年と、とあるジム(ボクシング)で出会うことになる。



では、A青年のその後は、どうであったか。
守護霊が「禰津氏」とわかってホットしたであろう。が、その先が続いて
いる事を、彼らは、甘くみていた。
守護霊が「いい」とか「悪い」とかを、地上人が計れるほど、私たちは、偉くはない。
すべからく、これから修行せよという、励ましと叱咤激励(同じことか)以外の
なにものでもない。
ひとかどの武将が守護霊でも、格闘技は負ける。ようは、心根だ。鍛錬に鍛錬を
重ね、相手が積み上げた内容よりも勝らずして、勝てるわけがない。
ここに、守護霊を勘違いする人が、出てくるのだ。
守護霊は、守り導くが、すべて、救いのためだ。
地上人の趣味を、手助けするためについているわけではない。
その趣味や、生活が、かえって邪魔(目的の前に)になるならば、目の前から
取り除くことくらい朝飯前だろう。
彼らは、そこを勘違いした。
世界チャンピオンも、悪くはないだろう。
しかし、目的に向かうためには、協力を惜しまないというのが、守護霊だ。
格闘技でも、チャンピオンでも何にでもなってかまわない。
我々霊界を忘れない限りにおいて、である。
だが、私の目から見ても、彼らは完全に、霊界を、目み見えない力を「利用」
した。念じる内容は、徹底してボクシングの事だった。
二人が日々ぶれていくのが、よくわかった。
なぜ、今ここで歴史の時間を越えて、三者が出会ったのか・・・


A青年の守護霊はその後、はっきりと言っている。

『あまり時を急ぐな。
 霊界においての、しくみのない出会いはない。すべては、霊界のしくみ以外の、
 なにものでもない。
 世良修蔵なる人物の霊体をつかって、このようにしたのも、私だ。』と。

その後のK氏談
 「海野棟綱を知ってはいるが、あまり直接的なつながりを感じない。
  ゆえにこの人物は、もっと以前の時代的背景をもっているのでは
  ないか。
  宗家ではある。禰津宗家だ。
  しかし、地上の人間が、あまりにも足りなすぎるため、いろいろな事を
  話せない。
  さらにまた、この人物は、言葉を選んでいる。どの言葉を使って、どう表現
  したら、地上人にわかってもらえるのか、といった気の使い様が、はなはだ
  大である。
  途中、「いさぎよさ」という言葉がつかわれるが、地上人の煮え切らない態度
  を見てとって言うのかもしれない。
  霊界は明るく、一族の人達と一緒であり、何か霊界での使命をもっている人物と
  うかがえる。」


この二人は、出会った目的を、違うところにおいた。
A青年は、ジムに通ってきた「女の子」に心奪われて、目的を捨てた。
B青年は、さっさと、郷里(仙台)へ帰っていった。
滋野三家は、まるで「蜃気楼」のようだった。
時がたって、よく目をこすって見たら、消えていたのだ。
その後の二人のことは、わからない。
なぜ、追わないか?(今までに、私に聞いた人がいる)
「馬を川まで連れてくるが、水を飲むのは、その馬だ」と言ったら、冷たいだろうか・・・


でもやはり霊界はあきらめない。
また、人を変え、時を変え、場所を変えてしくむ。
きっと、もうどこかで、その「しくみ」は成っているのかもしれない。
その人に言う。これは、何度目かと聞くことなかれ。ただ、がんばればいい。

がんばれ!!






コメントを投稿