霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

「真白き狂人」とルビー、そして蘭奢待   1

2012年05月23日 | 心霊現象
さてさて、この三つの言葉が、まるで繋(つな)がらない。
そう、お感じになっている方が多いでしょう。
今日は、一人の「破戒僧」にまつわる霊的背景からの動きが、日本、タイを巡り、宝石「ルビー」を
その手に集めて、これから「成す」事の一つの大望を、お話しょうと言うものです。

まず言葉の説明から。
◎「真白き狂人」とは、守護霊の言葉としてあとで出てきます。
◎ルビーは、宝石「ルビー」の事。あの赤い石の事をいいます。

◎「蘭奢待」(らんじゃたい)
 この字を読めたかたは偉い!よくぞ、と思います。
 それだけなじみのない字というか、まず庶民には無関係な代物をさす。
 ものの辞書には、こうある。
 『現在は正倉院に収蔵されている香木。天下第一の名香と謳われる。
  「蘭奢待」という名は、その文字の中に「東」「大」「寺」の名を隠した雅名だとも
  いわれている』
 この香木は「天下人の香り」といわれ、天皇家の持ち物といっていい。
 炊くと良い香りがする、今でいう「アロマ」(お香)の最上級品である。


では、この一人の破戒僧が、なぜ「ルビー」なのか、なぜ「蘭奢待」なのかを、ご説明しましょう。
「破戒僧」で、思い出される事がありませんか?
そうです。前に紹介した「100日間」の修行をして、「飛天」を見てきた「あの霊能者」です。
なぜ、「タイ」なのか。なぜそんな気持ちになるのかを、守護霊に聞いた結果に得た内容が、次の言葉
です。


守護霊降霊は、K氏を通して行い、聞き手は「破戒僧」(失礼)ご本人からやっていただきました。

本人「タイと、俺の縁を聞きたいんだけど、俺をタイに行かせる目的、これを聞かせてください」

守護『タイ国との、タイ国の縁は、直接余の立場での縁ではない。
   金刺が一門の中の、余が先代に仕えし【かなざしくろうえもん、さだとう】が直接そなたをタイへ
   動かす背景となっておるゆえんであろう。
   【さだとう】も又、余と同じように、もののふとしての資質は薄いゆえ、その時の一門を外れて
   堺の縁者をたよりて、日本国から出立せしものと思われる。
   
   また、その時が【ときとう】の資質は、侍には適さず、求道者の体を成して出国せしものと、聞き
   およんでいる。
   また、その国に渡りて何をなしたかは、余の伝え聞く中においては分かりかねる。
   が、おそらくそこもとの協助霊としてついた霊の一人として影響を成さしめるものだと、思われる。
   ただし、【ときとう】は、まっさらというか、純粋なる、気弱ながら一徹なりし者でありせば、ひとか
   どの求道者として、信仰者として、かの国において、いかほどかのものを残しておるやもしれん。
   深きその先を知りおかれたければ、【ときとうさだとう】を呼び出されよ。
   間違いなく、そもじがかの国へ渡る縁は、【さだとう】が縁である』

本人「これから、タイ、カンボジア、ラオスの慰霊をやろうとしているのですが、これから先
   どうツテを求めて入ったらいいか、分かったら教えてください」

守護『誤解せず聞くよう。
   心を裸にせぬこと。心をさらけ出さぬこと。極力そもじが、たが為にならんとする目的で
   しかとあるならば、相手に心をさらけ出すな。
   嬉しき喜びありても、抑(おさ)えずばなるまい。苦しきことたりとも、抑えねばなるまい。
   すべて喜怒哀楽を相手に悟らせるような行動は、極力抑えて、そこもと自身の胸の中で清算
   せよ。
   そこもとの最終目的を思えば、誠心誠意、純真無垢。
   その気持ちでぶち当たれば、特定の人脈なくとも自ずと人脈が開け、打開される。
   それは、他人目には「運」というかもしれん。しかしそこもとが、先祖代々ひきつれる一家、一族
   眷属(けんぞく)、そこもとの心の清さの分だけ、働きかける』

本人「タイでやろうとしている事があるのですが、どのくらいの時間がかかるか?生涯かかるのか。
   またどうすれば、もっと早く出来るのか。これを教えてもらいたい・・・」

守護『さてさて、さてさて。それはこの世と、あの世との動き、仕組みが違いおるゆえ、余の口から
   幾年(いくとせ)かかるということも言えん。
   そこもとの決心次第。動き次第に、余または、余が引き連れる一族眷属が、そこもとの動きに従う
   までのことゆえ、そこもとの思い通りに動かれることであり、喜びも苦しみも、共に背後から
   そこもとと共に味わうことである。
   そこもとの決心において、かかる年月は、余が語れるものにあらず。
   そこもとが一心に求めねばならぬ努力であり、苦労であれば、差し控える。
   また、そこもとに従う霊界の立場である。
   そこもとが決める年月である。ただし、基本は善を成すのであるという目的であるならば、いまさら
   どうなれ、純真無垢となり、目的遂行(すいこう)のためには、まさしく狂人となれ。
   挫折も味わうかもしれぬ。その過程において、また挫折は大願成就の蓄積なり。
   純粋無垢なる、真白き狂人となれ!』




このようにしてご本人は、「なぜタイ国なのか」の疑問を解くことが出来た。
守護霊よりも、今は強く作用する背後霊に協助(きょうじょ)され、タイへ渡ることになる。
その純粋さが、これから行く道を開いてくれるだろう、と背中を押す守護霊の言葉は、人間的には「運」
が開かれていくように見えるだろうと教える。



<次へつづく>



 

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