それ以来、私は寝るときに「塩」をまくことだけは、怠らなかった。
布団の四隅と中央に、計五か所に振った。
その後、殺意をもった強い霊はこなかった。きても、強さから言えば、親分ではなく「チンピラ」くらいのものだった。
安心の日が続いた。
気持ちよく今日も眠れると思い、早々と布団に入った。心の準備はゼロだ。
戦闘状態が解除されたに等しい。私が敵でも、ここを狙うだろう。
その夜、来た。
嫌な予感がした。大親分?・・・手ごわい相手だとすぐに察した。
私は前回と同じように、「サタンよ、引き下がれ!」と三回大声で叫んだ。・・・去らなかった。
そうか、「主、イエスのみ名によって、サタンよ引き下がれ!」と省略せずに全文?で叫んだ。
去らない。ん?なぜだ。声が小さいか?しかし、一瞬ギョッとしたのを、私は感じ取った。
さらに大声で、絶叫した。・・・去らない。
首は絞めつけられて、目がかすみはじめた。だめだ、死ぬんだ。
私はまだ、「死神」との約束を果たしていない・・・。
あれから私は、安心して怠けたかもしれないなぁ・・・。
それにしても何だこれは。イエスのみ名で、サタンは去らない!
これはショックだった。しかし、私は知っていたはずだ。
霊界で守護霊の言った事を。大内一族の娘の事を。殉教して霊界の「ハライソ」へ行ったことを。
そして、「ヤソさま(イエス)に会ったが、まだ先があるようだ・・」と言ったことを。
消えゆく意識の中で、最後の手段をとった。これはまだ確信がない。
私の中では、実証中といったところのものだが、ここに至ってはそんな事は言っていられない。
手当たり次第投げつけるしかない。
『○○によって、サタンよ引き下がれ!』ありったけの声で三回叫んだ。
その相手は一瞬「ギョッ」とした。「なんでオマエがそれを知っている?」はっきりとそう
思っているのが、伝わってきた。
みるみる手の力が失せていった。
話を少し前にもどそう。
私はその黒い霊体に引っ張られて、長い実に長いドームの中を、それも真っ暗闇のドームを真っ逆さま
に落ちていく。長いというより深い、実に深い、底のないドームといったほうがいい。
底に向けて落ちるというよりも、吸い込まれていくといったほうが当たっている。
「サタン」は先を行く。すごいスピードで耳鳴りがした。次には耐えられないほどの頭痛がした。
そして、確実に呼吸が苦しくなっていくのがわかった。
空気がないのか・・・。徐々に窒息していく。
「息が出来ない。ああ苦しい・・助けて、もうダメだ」
そこで、「○○・・・」の呪文だ。
なんと、深いドームの回転が、上向きにかわった。上の方を見ると、はるかかなたに小さい光の点
が見えた。小さな小さな光。あそこへ行けば空気がある。息が出来るのだ。
私は一人でドンドン上昇した。下は見ない。決して振り返らなかった。助かることだけを思い
小さな光に賭けて、全力で上がった。
気がつくと息が出来た。空気がうまい!
そして、目もくらむばかりの光の中に出た。
そこで目が覚めた。
修行中の身である私を、なぜ「悪の親分」(サタン)が狙うのかはわからない。
この恐ろしいまでの体験で、私に教えるものがきっとあるはずだ。
煮え切らない私を叱責してのことかもしれない。し、次のステップがすでに用意されている「しるし」
なのかもしれない。
その呪文「○○・・・・」は、自分の今後の課題だ。
結果を先に示したのかもしれない。
皆様にはまだ、お伝えする段階ではありませんので、伏せますが、多分これは「真理」あるいは「天法
」という中での大きな一つになるかと思われます。
これを知らなければ、霊界へ行ってはいけないというくらいの「もの」なのかもしれません。
この度のことで、キリスト教だけが言っている「サタン」とは何かを、はっきりさせる必要があります。その正体こそ「人間」として知らなければ、「人の道」を正しく行く(生きる)ことが出来ない
とまで言い切れる内容が、潜んでいるようです。
私はまだまだ未熟、求道者のはしくれだと身に染みて思い知ったところです。
霊界に住む「悪の権化(親分)」と「善(聖)の権化?(親分)」を知っておくことは、今後
必須の事になりますので、今日ここでご披露させていただきました。
霊界に興味のある方、あるいはもう「霊感が強い」と自負していらっしゃる方、この二つの霊体を
しっかりと把握してから、「霊界の門」にお入りくださるよう、ご注意申し上げます。
布団の四隅と中央に、計五か所に振った。
その後、殺意をもった強い霊はこなかった。きても、強さから言えば、親分ではなく「チンピラ」くらいのものだった。
安心の日が続いた。
気持ちよく今日も眠れると思い、早々と布団に入った。心の準備はゼロだ。
戦闘状態が解除されたに等しい。私が敵でも、ここを狙うだろう。
その夜、来た。
嫌な予感がした。大親分?・・・手ごわい相手だとすぐに察した。
私は前回と同じように、「サタンよ、引き下がれ!」と三回大声で叫んだ。・・・去らなかった。
そうか、「主、イエスのみ名によって、サタンよ引き下がれ!」と省略せずに全文?で叫んだ。
去らない。ん?なぜだ。声が小さいか?しかし、一瞬ギョッとしたのを、私は感じ取った。
さらに大声で、絶叫した。・・・去らない。
首は絞めつけられて、目がかすみはじめた。だめだ、死ぬんだ。
私はまだ、「死神」との約束を果たしていない・・・。
あれから私は、安心して怠けたかもしれないなぁ・・・。
それにしても何だこれは。イエスのみ名で、サタンは去らない!
これはショックだった。しかし、私は知っていたはずだ。
霊界で守護霊の言った事を。大内一族の娘の事を。殉教して霊界の「ハライソ」へ行ったことを。
そして、「ヤソさま(イエス)に会ったが、まだ先があるようだ・・」と言ったことを。
消えゆく意識の中で、最後の手段をとった。これはまだ確信がない。
私の中では、実証中といったところのものだが、ここに至ってはそんな事は言っていられない。
手当たり次第投げつけるしかない。
『○○によって、サタンよ引き下がれ!』ありったけの声で三回叫んだ。
その相手は一瞬「ギョッ」とした。「なんでオマエがそれを知っている?」はっきりとそう
思っているのが、伝わってきた。
みるみる手の力が失せていった。
話を少し前にもどそう。
私はその黒い霊体に引っ張られて、長い実に長いドームの中を、それも真っ暗闇のドームを真っ逆さま
に落ちていく。長いというより深い、実に深い、底のないドームといったほうがいい。
底に向けて落ちるというよりも、吸い込まれていくといったほうが当たっている。
「サタン」は先を行く。すごいスピードで耳鳴りがした。次には耐えられないほどの頭痛がした。
そして、確実に呼吸が苦しくなっていくのがわかった。
空気がないのか・・・。徐々に窒息していく。
「息が出来ない。ああ苦しい・・助けて、もうダメだ」
そこで、「○○・・・」の呪文だ。
なんと、深いドームの回転が、上向きにかわった。上の方を見ると、はるかかなたに小さい光の点
が見えた。小さな小さな光。あそこへ行けば空気がある。息が出来るのだ。
私は一人でドンドン上昇した。下は見ない。決して振り返らなかった。助かることだけを思い
小さな光に賭けて、全力で上がった。
気がつくと息が出来た。空気がうまい!
そして、目もくらむばかりの光の中に出た。
そこで目が覚めた。
修行中の身である私を、なぜ「悪の親分」(サタン)が狙うのかはわからない。
この恐ろしいまでの体験で、私に教えるものがきっとあるはずだ。
煮え切らない私を叱責してのことかもしれない。し、次のステップがすでに用意されている「しるし」
なのかもしれない。
その呪文「○○・・・・」は、自分の今後の課題だ。
結果を先に示したのかもしれない。
皆様にはまだ、お伝えする段階ではありませんので、伏せますが、多分これは「真理」あるいは「天法
」という中での大きな一つになるかと思われます。
これを知らなければ、霊界へ行ってはいけないというくらいの「もの」なのかもしれません。
この度のことで、キリスト教だけが言っている「サタン」とは何かを、はっきりさせる必要があります。その正体こそ「人間」として知らなければ、「人の道」を正しく行く(生きる)ことが出来ない
とまで言い切れる内容が、潜んでいるようです。
私はまだまだ未熟、求道者のはしくれだと身に染みて思い知ったところです。
霊界に住む「悪の権化(親分)」と「善(聖)の権化?(親分)」を知っておくことは、今後
必須の事になりますので、今日ここでご披露させていただきました。
霊界に興味のある方、あるいはもう「霊感が強い」と自負していらっしゃる方、この二つの霊体を
しっかりと把握してから、「霊界の門」にお入りくださるよう、ご注意申し上げます。