霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

相性の裏側(その二)シーボルト事件その後 2

2011年10月26日 | 心霊現象
守護『基本的に、知的知能および、技術なる裏付けをもって、
   一個たる一女性として、必ず成功なる地位を約束する。
   その約束は、わらわが共にあって、わらわの責任内において、
   必ず成功者となられるような協力をおしまぬ。
   またその目的における障害は、わらわの責任において排除する。
   
   元来わが家、伊能家は知能技術によって立ちたる武家という立場
   なれば、知と技術によって立ちゆかねばならぬ。
   そもじの運命、宿命も脱しきれぬ。
   あの世からみての決定と申さざるをえない。
   どうぞ、わらわが中途で挫折せざるをえなかったそれを
   引き継いで、願い、・・・運命をたのみまいらせる。』
今度はご本人D子さんから、直接聞いてもらう。

D子「いまつきあって、このようになっている男性の存在は
   いったい何なのでしょうか?因縁があるとしたら、
   それは何か教えてください。」

守護『さきほどそもじに願いを託した状況であるが、そもじが悪いのではなくて、
   わらわが過去性において、通過した男性の過去がつきまとう状況であるが
   常に男性の影がある時、無理矢理因縁づけなくてもよろしいのである。
   わらわの一番ふれられたくない通過ではあるが、そもじに相すまぬと申し上げる。

   女性が春を売(ひさ)ぐは、全くつらき、重き決断である。
   その思いゆえに、相すまぬ。
   しかしそれで、自分が自覚出来るであろうが、伊能という名のり、伊能という
   音声は、少なくともさかのぼって四百年くらいの・・・
   ただ現在の文字に置き換えられたのは、さきに申し述べたように、事件に
   巻き込まれて名乗れなくなったのであれば、現在の苗字は、幕末くらいから
   または、現在に至るまで使用している文字であろう。

   常に雑念が入るであろうが、本質的に、知的な世界で、技術的な世界で
   進むものの中で、全く殿御と無縁ならざれるものであらざれば、まず、
   知と技術を身につける状況から、そもじに最もふさわしい殿御が、必ず
   現れる。

   その中間において、ふりまわされるな。
   もう一回申そう。
   どういう伊能家か。
   わらわが、伊能忠敬がどういう事件に巻き込まれたか・・・

   少なくとも、そこもとの状況では、冤罪のとりまきの人が多く近づいてくる
   悪因縁は好ましくない。
   いまの立場でそこもとの男性付き合いは、好ましくない状況が生まれやすい。
   結局わらわの父上の立場から見た場合、敵対する状況である。
   すべて伊能家をおとしめる事件は、全部そういうとりまきがあってからであるが、
   そこもとの時代圏にあっては、伊能家に仇名す者は、異性にあっては敵の立場
   の男性が多く現れる時代的背景が、そこもとの状況が、強く感じられる。
   因縁といえば、好ましくはないだろう。負の因縁が多いかと思われる。

   そこもとの毅然とした、そういう男性をみる判断基準は、是々非々。
   男性をみる、そういう目を高める事。
   謝罪する、伊能家にあやまる、そういうとりまきの男性に対して
   通過する、そういう状況である。』

その後のD子さんは、実に涙ぐましい努力を重ねた。
知と技術に生きようとした歴史的女性を背景に、新しい職業に熱意を燃やしている。
資格を取るために、授業料と生活費をためにためて、つつましい生活に甘んじている。
新しい自分を求めて、守護霊とともに生まれ変わる決意である。
守護霊「伊能りく」さんの、満足そうな顔が見えるようである。
近い将来、大物女性技術者が生まれるはずである。


   
 

相性の裏側(その二)シーボルト事件その後 1

2011年10月26日 | 心霊現象
この電話が終わったら死のう・・
彼女は覚悟を決めると、「ジャマール」(雑誌)の中の数多い霊能者の
中から、K氏を選んでダイヤルをまわした。

夜中の12時。
普段ならば決して出ないこの時間の電話に、なぜかK氏は手をのばした。
相談は電話では直接しないこと(当時は)としていたK氏は、これもなぜか
引き込まれるように話続ける。
真夜中の1時、2時、3時・・話は続いている。
夜が白々と明けてくる。5時、6時、7時・・まだ続いている。
電話は8時に終わった。

実に、八時間の会話であった。
その間、電話の彼女は一度も「死ぬ」とは言っていない。
お付き合いのある男性との縁の話、そして結婚してもいいかどうかの話。
何を思ってか、彼女は後日来訪すると約束して電話を切った。

死ぬほどの覚悟があれば、何を聞いたって驚きはしない。
また、どんな努力だって出来るはずである。
人生が大きく変わろうとしているのかもしれなかった。

全ての男性遍歴の縁をきっぱりとかなぐり捨てて、彼女は現在の
「ソープの女」から転身できるかもしれない。

後日彼女は、守護霊に聞きたいと申し出た。
K氏は快くひきうけた。
最初でもあり、私からお聞きしている。


守護『簡単に、わらわが、わらわの出自というか、心情というか・・・
   わらわが名は、【いのうりく】(伊能りく)と申し上げる。
   父は【いのうただたか】(伊能忠敬)と申し上げる。
   この伊能家は冤罪(えんざい)によって、一時一家離散するような
   状況に落ちいれられる。(陥れられる)
   というのは、この冤罪においてそもそも私が、父の成し業績にまつわる密偵行為
   による罪に巻き込まれしものである。
   ただその時の伊能家を支えるがため、わらわが不本意なれども、身売り
   するような状況に陥れられるも、全き不本意なる状況におかれて、
   首をかっ切るしまつでございます。

   そもじに願うべき事は、今、ただいまわらわがおかれる立場より、多少なりとも
   明るさの見える立場まで、なにとぞ願わしゅう、たって願い上げる。

   わらわの悲惨なる人生における路程を、そもじに同じように課する事は、
   せんなき・・・
   本質的には学者であった、また技術者であったわらわが、父の意思を
   受け継ぐべき伊能家の血統を受け継ぐには、無念至極で、残念至極にてまさしく
   断腸の思いにある。

   わらわが肉体を脱ぎ捨ててのちよりも、まずこのわらわが目的を、中途で挫折
   する思いにならざる事は、誠に無念なる。
   わらわがなし、希望達成を出来るような生き方を、そもじに乞い
   願いたてまつる。』

相性の裏側(その一)織田信長の娘が語る 5

2011年10月26日 | 心霊現象
守護『しょせん、俗によくいわれるように、血は水よりも
   濃しと申されるが、その通過通過に応じての事情、時点、
   現象において、その恨みを・・・恨みとか、憎しみとか、
   単なる一過性の思いであり、親は親、子は子である。
   しょせん、あかの他人、血のつながりのない他人との
   恨みとは、しょせん比較できぬ。
   恨む反面許しているわらわがある。どこの誰が非難、
   中傷を語ろうとも、まさしく信長は、わらわが父であれば、
   恨みながら許す、その連続であり、わらわの深いところで
   思いはある。

   この信長、わが父をみて、わらわの内面で、たのもしゅう思う
   心もある。
   親子でありながら、わらわが嫁ぎたき殿御は、父上のような
   理想を追いかけておった。
   ただ、先程申し述べたように、尊敬し、いとしく思える殿御の
   対象とする父親、まだまだ先を見ると、その父上の先が積み重なって
   織田家を支えているその積み重ねを思うときに、その功罪多々あると思うが、
   わらわ自身の人生では、おそらくその功の部分を食いつぶすわらわの
   生き様。

   織田家の先祖、累々の方とて、まことにあいすまぬわらわの仕儀
   ふるまいであったことを、織田の血をひいていた事を、全く恥ずる
   思いである。
   ただただ、わらわがそもじに願う事は、人をもてあそべば、自身の徳を
   なくしていく。
   これが、わらわが肉体をもっていた時の、わらわの本心がひっかかる
   一点である。

   おのれの能力にうぬぼれ、しかし勘違いのうぬぼれの部分で、人をもてあそんだ、
   ただただ、そもじとこういう場を設けて、反省し、恥じ入るそういう
   思いである。
   よくよくそもじには、人との交わり、つながり、大切に信頼を心して
   行動をなされたがよろしかろう。』
C子「お父さん(信長)は今成仏されていますか?」

守護『うん、おのおの一人一人の個人差、その思いもあろうが、父上の存在する
   その位置は、父上の納得できるその場所にあろうと思う。
   肉体をもった時から、いさぎよき人物であれば、清も濁もすべて
   おのれにふりかかって、おのれの責任において起きた事件、現象、
   甘んじてうける武士のいさぎよさというものは、もつべき偉大なる人物
   なれば、成仏という表現で的確かどうかわからねど、甘んじている
   という位置にある。
   
   そもじの思いにわいてくる思いは、わらわがそもじに訴えかける思いで
   ある。いくら否定しょうとしてもわいてくる思いは、わらわの思いでは
   ある。
   誠にあいすまぬが、男女の機微だけは、わらわにはわからぬ。』
C子「一度も結婚した事は、なかったのですか?」

守護『偏狭的な感覚であろう。
   さきほど申したように、殿御はわが父上しか対象にならぬそういう思いが
   強すぎた。はかりごとにおける婚姻は、何度かしくまれておったが、
   結局わが父と比較対象をしてしまう、全くせんなき事なれど、一つも
   成立できるはずもない。』

C子「なぜ私は、[真如苑]に縁があったのですか」・(真如苑という宗教団体)

守護『うーん、そこよ、そこよ。
   わらわが先に言ったように、本来天のもの、天に存在するものを、
   自分の立場まで引き下げて解釈する。
   おそらく。そもじの立場であれば、真如苑であろうと他の対象であれ、
   同じこころもちで進まねばならぬであろう。
   突き放したものの言い方であるが、おそらくそもじには、わらわも同様なれど
   天法というか、天の法則というか、真理というか、神、仏、目の前で出会っても
   おそらく信じないであろう。
   自分で価値判断を決めて、そういう傲慢なる価値判断が、わらわの感覚で
   あるゆえに、真如苑にこだわらず、信仰、真理というか
   救われる対象を探しあぐねる一人の放浪者とならざるをえない。

   天にあるものを、自分のいる存在に引き下げて、解釈する傲慢さ、非常に大いなる錯覚
   において、わらわの実力がそこまであるという、おおいなる錯覚において・・・
   わらわの足元において解釈してしまうおそろしき傲慢。
   ゆえに、神も、仏も確信のもてぬまま、苦しきかな信仰をたてる事は・・・

   わらわの背景があるという事を、ゆめゆめ忘れることなく、織田の血統を背負って
   いるという・・納得していただくより仕方なきこと。』


信長の娘「聖女様」は、このように言い渡されて霊界にもどられた。
C子さんはどう解釈したのだろう。

長い長い文を我慢して読んでくださったあなたなら、どう解釈されますか?
次の日からどのような生活をおくろうとなさいますか?

守護霊の言葉は地上のその人に語られた、その人だけのものですが、
これを聞くその場の人も共有する事はやぶさかではありません。


よけいなお世話でしょうが、私はこのように解釈いたします。
C子さんは、今はどなたとでも結婚は避けた方がいいでしょう。
今は時じゃあないという事です。
「聖女様」のたっての願いは、神、仏、天法、真理というものと徹底して
向き合ってほしい、つまり「求道者」たれと求めておられます。

さあ、選ぶのは、聞いたあなたです。が、決して参考程度ではない事を
ここでまた、念押しさせていただきます。

どうですか、この世とあの世が少し違う事がおわかりになって
いただけましたか。

この度は相手の男性との相性までいきませんでしたね。
いまはそれどころじゃねぇって感じかしら。

さて、皆さまがお疲れじゃあなければ、「シーボルト事件」にいっちゃいますね。

相性の裏側(その一)信長の娘が語る 4

2011年10月26日 | 心霊現象
守護『また逆に、織田の権謀術数による策略、女を女とみず、道具として
   価値を計るような血統であれば、わらわはつぶさに生をうけ
   ものごころつきはじめた時から、おのれが肉体を亡ぼすまで、
   つぶさに見聞きし、実感したゆえわらわはおのこが恐い。

   それゆえ、おのこを前にしては石橋をたたくような思いである。
   おのこには気をゆるせぬ。
   ゆえに、権六殿(柴田勝家)や、お市様の菩提を弔うその日々が、
   わらわの一番平安、安寧の日々である。
   まことにそもじには申し訳なく、わらわの恨みがさきだち、物の言い方で
   あいすまぬ。再度お目もじできる機会があれば、そもじの生き方に
   わらわが多大なる影響をおよぼしている事を、語らねばならぬ。
   語らねば、わらわがついている意味がない。

   わらわが守護霊としての立場は・・・(聞き取れず)、わらわも
   あまりにふりまわされ、女性としてのこの世に生をうけた事を・・
   ただただ、誠にすまぬ。十分なる語りを出来ず、誠にすまぬ。

   また是非、もう一度相まみえて、ふりまわされし人生なれど
   いつくしみを持つ、そういう最低の気持ちの基準を・・・・
   誠にあいすまぬ。』

数日後、再度の降霊です。
C子さんからいろいろ質問。
聖女様はじっと聞いておられる。

守護『あいわかった。
   わらわがそうであったように、そもじが男を男と思わぬような
   そういう了見を持ち合わせた、わらわの生い立ちというか
   よくよくわらわ自身をみつめ、振り返ってみるに、わらわの存在、
   内容、いくばくかのものであったか・・・。
   
   本当に、わらわ自身の内容に、まわりがおそれをなしたのではなく、
   ただただ織田の権力にひれ伏しているので、大きくわらわの勘違い
   ではある。
   わらわ自身の内容であり、実力と勘違いしておった。ゆえにつくづく
   わらわの内容、実力をただ今恥ずかしく思う。
   わらわを中心として世の中が動いているような錯覚にとらわれて、
   そういう生活環境であった。

   足元をじっくりと踏みしめぬような、全くわらわの軽薄、浮調(ふちょう)なる
   行いが、まわりをいくばくか傷つけたものと思われる。
   非常に悔いいり、恥じ入るばかりの思いである。

   全く、おのれの立場を見失うような思いであり、うぬぼれであり、多くの
   人々を傷つけ、またふりまわしたその思い、ただただ恥じ入るばかりの
   思いではある。
   わらわも、肉体を脱ぎし霊体となって、本来霊の行くべき所在、立場に
   立ち入ってみて、おのれの存在の愚かしき、本当に霊界において、わらわの
   存在は全く<ケシつぶ>のごときものであることを、よくよく認識
   せざるをえぬ。』

   

相性の裏側(その一)織田信長の娘が語る 3

2011年10月26日 | 心霊現象
守護『わが父上が、明智奴輩(やつばら)に討たれしより、
   織田家の状況はのぶかつ(信勝)さまにより、わらわをはじめ
   兄弟縁者多々ある中、のぶかつ様に庇護されるものばかりではなく、
   小谷の方様は、信孝様にほとんど無理難題のように、柴田家に再嫁
   されるようなハメとなり。
   しかし柴田家も、北の庄に移ってわずか七年のうちに、秀吉の手先に
   柴田家を亡ぼされ、小谷様とともにわらわも・・・(自動書記にて
   斯波と書く)それにて、越後におちる状況があった。

   わらわはその斯波(しば)一族の柴田家に、よるべとなると同時に
   柴田殿、小谷の方、織田家のよるべ、血統と弔いをせしその時より
  わらわは仏門に帰依する門出なり。わらわは血をひく織田家の、権防術数(ごんぼうじゅっすう)、
「女は道具」となる権防術数を、父の仕儀により十分女の悲しみを十分間近かにて、まさしく耐えてその状況を通過するにょしょう(女性)
   もあれば、耐えきれず一族のため、血統をたちゆかすため、そもじの背景は
   戦国の世とはいえ、女性のなんと忍耐、なんとおのこ(男)の勝手なる
   仕儀にてふりまわされる女性の苦渋、忍耐、思いのたけが先走る。

   語りたき事は、わらわがにょしょう(女性)からの恨みつらみの思いが 
   先走る。
   ただただ幸か不幸か、血統、血すじをたらしめる親が、あまりに権勢
   大なれば、その血をひいた娘、息子たちの背負うたる大きなる重荷を
   おのおのが感じて、生きていかざるをえず。
   あまりに親の振り回しは、その時代の背景における大名たちのやる仕儀
   ではござれどあまりにわが父信長は、えげつなき政略結婚を、わが子であり
   わが叔母であり、にょしょうの心を軽んじすぎる。

   わらわは、そもじにただ申し訳なくも、本来のわらわはそもじに働きかける
   まさしく見たくもなきわらわの血統、罪深き権防術数なる策略、女性を・・・』

感極まって絶句する守護霊に聞いてみる。

C子「あなたのお名前は?」

守護『後世の書物には、【信長が女】。
   だが、幸か不幸かててごはどういうわけか、
   わらわにはいい意味か悪い意味か、妙に情をかけ、女性の部分をふみこえた
   織田家の女性としての[帝王学]の部分を指導され、担わされ、それがかえって
   気位が高く、気が強く、妥協をも許さず、そういうわらわの状況をつくりあげた。