終日暖気

雑記

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

熱砂の舞

2006-10-13 | 映画

『THE SON OF THE SHEIK』1926年アメリカ

ものすごく久々に見てしまいました。先日、仮想レンタル店に置く商品を楽しく考えていたら急に見直したくなってしまって・・。昔、スクリーンだったか、淀川さんの連載に載っていた映画スチールがとーても綺麗で素敵だったので、思わずビデオを探しまくり好きになった映画なのですけど・・・。

やっぱりこの物語は面白いです♪
盗賊の娘である、踊り子ヤスミン(ヴィルマ・バンキー)と、若き王子アーメッド(ルドルフ・ヴァレンチノ)の恋物語。ヤスミンの父親の策謀によって誤解が誤解を招き、互いに憎しみ合いつつも恋心を消せない美男美女が果たしてどうなっていくのか・・。描かれる父子や夫婦の関係もいい感じ。1926年作品ということは、わ、もー80年も前の映画てことですね!でも、別に古臭くも感じないです。コミカルさもあるし、見応えたっぷり。若さゆえの残酷なシーン、生ぐさいようなシーンはあえて映していないのですけど、かえってそれがまたコワかったり・・。
  「また会う日まで友情の印としてこの指輪を」
  「きっと遺跡で会えるわ。月夜の下でひとりさまようのが好きなの。」
美男美女の交す、柔かな微笑みと情熱的なくちづけの、まあ素敵なこと♪(台詞はあとで出るんだけど・・) サイレントのせいか、かえって迫力も凄みも増しているように感じました。役者たちの眼はもちろんのこと、砂漠に吹き荒れる風も効果音がないのにすさまじい。

世紀の美男子・ルドルフ・ヴァレンチノは、うーん・・あらためて見てもほんと男前。(←当たり前)名前もいいですよねー。(本名はちょっと長かったです。お父さんがイタリア人でお母さんがフランス人だとか。)
ヴァレンチノの作品は、これしか見たことがないですけど、このあと腹膜炎か何かで31歳(今になってみるとなんて若い・・)で急逝したのだったか・・。彼の声って、どんなだったのでしょう。
伝説の男というイメージですけど、モノクロ(というかフィルムがセピアというか黄色がかっている)の砂漠とアラブの衣裳が、
ヴァレンチノのエキゾティックな顔立ちをひきたてまくっていて、やっぱり今回も眩惑されてしまいました。
 わ、美人ー。そりゃお葬式で後追いする人もでますわね(伝説)

とにかく、色っぽいもんなあ。甘くてせつなげなのも冷酷なのも。愛情深いのもコミカルなのも、どれもこれも。もちろん、颯爽としていてカッコもいいし。ただ、ヴァレンチノには昼間の明るさとは無縁の、なんというか、夜と人工的なネオンに愛されているような雰囲気を持つ毒気のある男に見える瞬間があるので、異国情緒あふれる恋物語をやっていてもどこかうっすら虚無的というか、不思議な味わいがあって・・・。(日本語がいよいよ変ですみません)寂しげな時は、助けられそうにないくらいどん底で悲しそうだし。
一応、白馬の王子様なんですけど、ほの暗いエロティシズムがあるのは三白眼のせい?
でも、演技も良いな、と今回再認識しました。王子役と父親役をうまーく演じ分けていて、これなら長生きしてじい様になっても洒落っ気のある素敵な人だったのじゃないかなーと。
美人薄命。まったく残念です。
つくづく俳優の魅力というのは、生まれ持った肉体と、そこから知らぬ間に匂い立つオーラ、目には見えないけれどこちら側が思わず感応してしまう本人の色気そのものなんだなーと思います。
別に実際に会って話して知り合いになるわけじゃなし(会えないのがいいのだ。たぶん・・)、あくまでも虚構の世界のみで生きている美男美女の、微笑み方や佇まい、ちょっとした仕草のどこかに惹かれて、フラフラーっと虜になる歓びというんでしょーか、そういうのが映画を見る醍醐味なんですよねー。虜になったら、唇の動きから始まって身体の事細かなパーツの動き全部に目がいって、貪欲に(好き勝手に)味わいつくそうとしてしまいますもんねー。
って、なんだかいつも同じことばっかり言ってますね、モーロクしてます・・
とにかく、ヴァレンチノのオーラはやっぱりヴァレンチノにしかない特別製だというお話なんでした

 『シーク』(21年)の続編が今作品なのだそうで、そちらも見たいー

コメント (2)   この記事についてブログを書く
« ああ・・ | トップ | 予約完了 »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
美男子 (sumisu)
2006-10-13 23:02:41
こんばんは。私、小学高学年から中学くらいまで、洋画のモノクロ時代映画が好きで、写真集とかも集めたんですけど、、、この映画は観たような記憶はあるんですが、、?

でも、ルドルフ・バレンチノは惚れ惚れするぐらい美男だなーっと思っていました。

この鼻の形と唇の薄さかげんが、田宮二郎さんに少し似てないですか?

私が田宮さんの「白い巨塔」をTVで観たのは小学生の時でしたが、子供心に凄くおもしろいドラマだったのを憶えています。

で、つれあい(幼馴染)に、「唐沢さんより、やっぱり田宮さんのほうがいいわー!」とゆうと、「そんなん、観てへん!」とゆわれ、トホホ(涙)。

あ、、話がかなりズレてすいません(焦)。

こんなスラっとした長身の美男子はなかなかいませんよね、、。

sumisuさま♪ (武田)
2006-10-15 22:49:55
こんばんは♪今日は一日いいお天気でしたね~。

せっかくコメントいただいておりましたのに、ちょっと忙しくしていてお返事がすっかり遅れてしまってすみませんでした。



田宮二郎さん!!(実は好きです。。)

確かに薄い唇とか似ているかも!!(なーんて言われるまで全然気付かなかったんですけど

で、財前君、やっぱり田宮さんでなくっちゃ!って思いました思いました(笑)

sumisuさまは、TV版をご覧になったのですね。いいな、いいな。私、学生になってから映画版をビデオで見ただけなんです。

あ、ご主人さま幼馴染だなんて素敵ですね♪

ん?ヴァレンチノの話、飛んじゃいましたね(笑)

世紀の美男子は、やっぱりなるほど月明かりの似合いそうな男前で、80年経っても女心をしっかり摑んでくれました♪

映画」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事