終日暖気

雑記

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オスカーとルシンダ

2006-07-07 | 映画
『Oscar and Lucinda』1997年アメリカ・オーストラリア

初見。穏やかなジャスティンに惚れて、そのままフラフラと廉価版DVDを購入してしまいました。
物腰やわらかで、話し方が穏やかな人っていいですよね。
ジャスティンを好きだったのは、たとえ愛する人が相手でも、その個の領域に踏み込むのに躊躇するような謙譲の美徳(でいいのかな?)の持ち主だったからだものなあ。

今回の主人公であるオスカーも、美しい無垢なる魂の持ち主でした。
出てきたとたん、(あ、守ってあげなくちゃ!)と思うほど。レイフ・ファインズは一体どうなってるんでしょうか。ただの演技派というのでは、ここまで汚れなき人間像を創りだすのは無理だと思うもんなあ。演技に対する姿勢が純粋なのかしらん?ほんま、無垢そのものでした。はにかみやためらいといった仕草がとても自然だし、嫌らしくない。不思議なくらいです。

”ギャンブルに魅せられた男と女。二人が最後に賭けた切り札は愛と人生そのものだった”
以下あれこれと、パッケージには書いてあるんですけど、微妙です。悪魔のようなギャンブラーの才能だの、重荷から解放されたい一心でギャンブルにのめり込むだの・・・。もう少し紹介の仕方変えられなかったのかしら。なんか変では・・・。
内容とDVD紹介のズレで思い出すのは、同じく哀しくも美しいファンタジーである『記憶のはばたき』(2001年オーストラリア)。この作品大好きなのですけど、紹介がまるでホラー!おどろおどろしいパッケージになっていて、これでは誰も借りてくれないよ~~と。繊細で全編詩のような作品なのに。撮影もとても綺麗なのに・・・(涙涙)

と、話がずれましたが・・・。
とにかく、オープニングから美しい。
ルシンダの「涙ガラスを壊さないで」と言う言葉、まったく同じ気持ちになりながら見ていたので余計に惹かれました。
このルシンダを演じたのが、ケイト・ブランシェット。マニッシュな感じに着こなすのも、女性らしいドレスも、すらりと背の高い細身の彼女にぴったりで綺麗でした。オスカーと魂に同じものを持つ、世俗とかけ離れた女性がよく似合っていて。
二人がイタズラっぽい眼差しを交わしたあと、楽しそうに床磨きをするシーン、さらにそのあと座り込んでお話するシーン、いいです。ルシンダの膝にいる大きな猫ちゃんが、ずーっとゴロゴロ喉をならしていて、すっかり懐いているのがわかるので更にニッコリ。
←この猫ちゃん、本当にリラックスしてます

ラストがああなるとは・・。水の中でお父さんが見えるシーンで泣けてしまった。
今までにあまり見た事のないようなお話。美しい映画でした。
←靴が喜んでしまいそうなオスカーの優しい手
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12 コメント

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レイフの無垢な表情・・・ (uniko@ニャンくん)
2006-07-07 00:45:53
☆武田さん

こんばんわ。『オスカーとルシンダ』、変わった話だけど美しくて、泣けました。

ぞうきんがけのシーン!旦那大爆笑、私は大喜び、uniko家、大盛り上がり(?)でした。あのシーンは本当、良かったですね!



レイフがガラスの模型を見ている時の表情。真っ直ぐな眼。お手手の仕草から何から何まで、無垢そのもので、全然嫌らしさが感じられないのは何故なんでしょう?

とても難しい役だと思うのですよ。よく言われることですが、彼はスターじゃなくて役者だと・・・本当、稀有な役者さんだと思います。演技力に加え(もう、彼に関しては演技力と言う言葉を使っていいのか分からないけど・笑)多分、洞察力とイマジネーションが物凄い豊かな方なのかと・・・

きっとアドリブも多少、加えられていると思いますし・・・

(『ナイロビ』インタビューで、レイチェル・ワイズがレイフとの共演はアドリブを楽しめるから楽しい、って言ってましたね)

ああ、オスカーに又、会いたくなってきた!

廉価版で発売されて良かったですね。繰り返し見れるし♪



あのパッケージの裏面の説明はちょっと、ですね。あの説明を読んで、DVD見たら全然違うやん!思いました。読んだ事無いけど、原作の主題がギャンブルなのかな?



最後に・・・

悲しいお船の場面。

「なんで寝てまうねん~~!」と空しい叫びが我が家に・・・
同じところに反応・・・ (悠雅)
2006-07-07 19:25:15
武田さん、こんばんは。

やっぱり、ジャケット写真と説明文、間違ってますよね!

ほとんど詐欺です。わたしたちには嬉しい誤算だったけど…



異口同音に、レイフについて語るポイントが似ていて、

とっても嬉しくなりました。

床磨きのところは、やっぱり印象が強いですねぇ。

可愛いんだもの、レイフ。この時35歳!

それから、間違いなくいいのは、「手」。

繊細で綺麗で重たいもの持ったことなさそうな手。



ケイトは本当にスタイルがいいですよね。脚が長いのね。

滅多に、具体的に衣裳について書かないのに、

わたし、この時だけはかなり力が入ったコメント書きました。

カジュアルでエレガントで、本当に素敵なドレスの数々でした。



あ、内容について書いてない!

だけど、これはレイフの隠れた名作だと、わたしは思ってます。
unikoさま♪ (武田)
2006-07-08 00:21:18
こんばんは~~♪

unikoさま、コメントありがとうございます。

おお、ご主人様と大盛り上がりですか♪いいわ、いいわ~よかったですね~。

うちは、オットが帰宅する前に一人で見て(オスカ~~~)とズルズル泣いておりました^^;

そうそう、なんで寝てまうねーん、起きて!起きて!とTVの前でやきもきしました。行けるものなら私が助けにいくのにっ という^^;



>洞察力とイマジネーションが物凄い豊かな方

そうか!そうですね~♪それで、こんな奇跡のような無垢そのものになりきれてしまうんですね~。

凄いなぁ、レイフ・・・。

アドリブ!レイチェル・ワイズそんなことを♪

それは、役者としてもぜひ共演してみたくなりますよね。演じながらどう受け止めあうか、計算以外の本物らしさが生まれそうですものね。

長らく、こんなに素敵な役者さんとは知らずにいたのが悔やまれますが、DVDのおかげで何度も会えるのが嬉しいですね~♪
悠雅さま♪ (武田)
2006-07-08 00:45:01
こんばんは。TBとコメントいただき、ありがとうございました♪



いやいや、これは本当に美しい映画でした。見てよかったですー。

>これはレイフの隠れた名作だと・・

ほんとにそうですね♪

とにかくレイフの無垢さにビックリでした。

作ってる感じが皆無なんですもの!!



>繊細で綺麗で重たいもの持ったことなさそうな手。

ほんま、そうですね~。

綺麗で繊細で、でも温かみがありましたね。いろんなものに対してとても大切そうに触れていて・・・。

肩のあたりも華奢で、見ていて守ってやらなければ~と変な使命感がわくほどでした(笑)



また彼に、ケイトがぴったりでしたね~♪

ほんま、足が細くて長い!タータンのドレス、可愛くエレガントでしたね。

美しい魂を持った二人が、大好きになりました。
レイフ・ファインズに惚れ直しました♪ (ルカ)
2006-09-27 21:33:29
こんばんは!

武田さんのレビューを読んで気になっていたこの作品、レンタル店で何故か真新しいビデオを見つけたので観てみました。

いやいや、もうレイフ・ファインズには驚愕です!!今まで観てきた役柄とはまた全く違う純真無垢なオスカー、うーん、ほんと素晴らしかったです。なんであんな表情が出来てしまうのか・・

お話も壮大で幻想的で純粋で、ギャンブルのお話と思って見逃している方がいたら勿体ないですよね!

薄闇の中、ガラスの教会と共に沈んでいく様子が悲しくて美しくて、知らず知らず涙が・・

ナレーションも聞き覚えのある声だなーと思っていたらジェフリー・ラッシュ!いい声ですね~。ケイトもメジャー初主演とは思えない演技でしたね。

これDVD買ってしまいそうです。手元に置いておきたくなる作品でした
ルカさま♪ (武田)
2006-09-27 23:41:39
こんばんは~♪

きゃー、ご覧になったのですね~

これ、いいですよねぇ。

ワタシもほんとレイフに吃驚させられてしまって。

美しい繊細な魂をなんの作為もなく、浮かび上がらせているなんてー

あの、沈んでいくシーンは思わず助けに飛んでいきたくなりましたけど、無理やし…(涙)

そうそう、ケイトも素晴らしかったですね。お洋服も似合って綺麗でしたね♪

DVD、お手頃なので思い切り購入してしまいました

ほんま、あの解説は直してほしいです
競演☆ (パフィン)
2006-09-28 23:56:46
武田さま、この映画は映画好きな人たちに

絶賛されているので、観たい観たいと思ってます。

この場をお借りして、レイフ・ファインズの次回

公開作について・・



ジェームズ・アイヴォリー監督、

カズオ・イシグロ(オリジナル脚本)

撮影 クリストファー・ドイル(って今知りました)

「上海の伯爵夫人」(The White Countess)

10月28日に公開でーす。

真田広之さんが出演しているので観ます!

レイフ・ファインズは盲目の役で難しそう~。

鑑賞したら感想アップしますね~
パフィンさま♪ (武田)
2006-09-29 22:11:32
こんばんは♪

まぁ、嬉しい情報をありがとうございます!!

秋の公開とは知っていたのですけど、10月28日だったのですね。メモしておかなくちゃφ(..)

それにしてもびっくり!

クリストファー・ドイルが撮影だったのですか!

うわぁ、どんなふうに仕上がっているのでしょう♪

キャストも脚本もさることながら、ますます楽しみ倍増ですね。

いやーん、観に行きたいです。

でも、ああ・・・微妙・・・(涙)

パフィンさまのレビュー、首をながーくして待たせていただきますね



『オスカーとルシンダ』、どうかご覧になれますように・・(美しい物語でした
やっと観ました (D)
2007-09-26 19:58:54
レイフ・ファインズにケイト・ブランシェット
単純にこの二人が共演しているから~と
悠雅さんのレビューをスルーして探していた作品

やっと観ました!
良かった~~~~♪
溜息と胸の痛みと、少しだけ自分も純真になれたような(?)そんな感じがした作品でした!

あのネコちゃん、本当に気持ちよさそうでしたね!
お久しぶりです (真紅)
2007-10-12 09:20:30
武田さま、こんにちは。お久しぶりです。
まだ、とてもお忙しいのですね・・・。お話できなくて寂しいです。
旧宅にこっそりお邪魔です。

さて。この映画先日BSで放送されて、やっと観ることができました。
レイフ、素晴らしかったですね。ケイトも。
「どんな映画?」って訊かれたら、説明が難しい、でも隠れた名作だと思いました。
ネコちゃんね、かわいかったですね~、名脇役でした(笑)。

体調などは大丈夫ですか?
またいつか、お話できる日を楽しみに待っています。
ではでは。。

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