終日暖気

雑記

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愛の神、エロス

2006-02-28 | 映画

『eros』2004年 3監督によるオムニバス作品

ウォン・カーウァイ 『エロスの純愛~若き仕立て屋の恋』
おお、とってもウォン・カーウァイの世界。3作品の中では、これが一番面白かったです。
『THE HAND』。できれば、自分の作品を身に着ける女を想いながら布ひとつひとつを丁寧に吟味し、その手触りに官能しつつ創作に勤しむ仕立て屋の手のシーン、感情が全て彼の手に出ている、というようなシーン(後半のあのワンシーンがあるからそれでいいといえばいいのですけど、それとはまた違う意味で、やっぱり女の肌に布が直接触れると思ったら、何度も自分で肌触りを確かめながら洋服を作るんじゃないかしらと思って・・・)や、女がその服を身に着けて、あるいはどこかの男に身に着けさせてもらって、着心地を堪能しているシーンなんかも見たかったです。まぁ、短編だから時間もないし、第一監督がそんな画は欲しくないかもしれないんですけど・・
コン・リーの役は『2046』のチャン・ツイイーの役柄となんだかよく似ているのですけど、コン・リーは成熟したあくまでも大人の女性なので、もう少し変えてあげた方がいいように思えました。あのままでは、哀れで残酷さのほうが目立って可哀想です・・・ってそれじゃ、お話にならないのか。はー。でも、コン・リーのチャイナ・ドレス姿はやっぱり美しいですねぇ。もっとじっくり見たかったなー。首すじもなんて綺麗なのでしょう 
そうそう、初めての出逢いのシーンは、女が最初にまずは視線でねちねちと彼をいたぶるべきなんじゃないでしょーか。(あ、「純愛」だからそんなことしちゃダメか)

 

スティーヴン・ソダーバーグ 『エロスの悪戯~ペンローズの悩み』
ものすごく久しぶりにロバート・ダウニー・Jr.を見ました。エロス・・・、すみません、よくわかりませんでした。最初と最後、ちょっとカメラが揺れすぎで酔ってしまいました。

ミケランジェロ・アントニオーニ 『エロスの誘惑~危険な道筋』
ぶははは。すみません、笑ってしまったワ。別荘?の門が狭くて今にも車がぶつかりそうなんて、とても間の抜けた感じがおもろいなぁと思っていたら、道を間違えてUターンしてみたり。倦怠期の夫婦らしいのですけど、ピュアな恋がどーのとか言い出すし。奥さんも、塔に住む若い女性も肉体が非常に健全で、自然の中で おおらか~なんでした。アントニオーニ監督は『情事』とか、『太陽はひとりぼっち』とか好きなのですけど(理解しているかどうかは疑問なんですけど、モニカ・ヴィッティに酔いしれます。)、この短編は愛の不毛とかそんなものではなくて、えーと、何だったのかしら?あ、エロスか。エロスねぇ・・・。たぶん難しいことは何も言っていないのだろうなぁという感じでしたけど・・・。不思議な一本。エロスの誘惑ということは、自然がエロスってことなのかしらん?

3作品のタイトルバックを飾る、ロレンツォ・マットッティさんという方の絵とカエターノ・ヴェローゾさんという方の音楽がとても印象的でした。

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4 コメント

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さすが☆ (kinky)
2006-03-01 09:38:30
「谷崎」な武田さま(笑)なだけに、するどいコメントっす!!



おっしゃるとおり「短編」なのが残念な作品ですよね。

張震にはウラでもっと身悶えていてほしかったし

二人のねちっこい視線のカラミをもっと見たかったし

このテーマで一作、撮ってほしかったっす!

あ、でも一作となると家衛だけにミョ~な画が多くなっちゃって

ワケわかんなくなりそうでコワイんですけど



残り(?)の巨匠お二人については、ノーコメントとさせていただきます(笑)
ほんとほんと♪ (武田)
2006-03-02 03:46:09
kinkyさま、コメントありがとうございます♪

カーウァイ作品以外は、ちょっと(へ??)と脱力してしまいました~。



やっぱり、秘めて秘めて見せない、というのはいいですねぇ♪

エライことになっている男をさらにじわじわと視線でいたぶりつつ、コン・リーの手は女神のように優しいのであった!とか、見ながらあれこれ一人でお話を膨らませてしまいました。(大バカ)

でも、ほんとほんと♪

長いとその分意味不明な一本になってしまいそうですね!!うふふふ。
これやっと観ました (真紅)
2006-07-13 09:26:16
武田さま、こんにちは。これやっと観ましたよ。すっごくよかったです、好きです。

ただし王家衛バージョンのみ(笑)

ではでは、またね。
真紅さま♪ (武田)
2006-07-14 00:03:09
こんばんは♪

TBとコメントありがとうございます。

早速、遊びにいかせていただきますね~。

あの絵と音楽に酔った映画でした。

チャン・チェンさんて、これが初でした、私・・。

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