山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

お寺がレストランに!?

2011-10-20 20:51:20 | できごと・事件
 掛川市で昼食をすることになった。
 わが畑からほとんど出かけない日々だったので、好奇心が全開だ。
 鄙びたお寺のようだが、和食の素敵な料理屋だそうだ。

       

 庭は灯篭あり、ギンナンの落ちているイチョウの木あり、そばにお墓あり、でなんの変哲もないお寺であった。

               

 入口の「法寿庵」というカンバンだけが新しい。
 建物の内部は民家風の太い梁が圧巻で料理も期待できそうだ。
 
 残念ながら料理の画像を撮るのを忘れるくらい、和風のきめ細やかな食材を急ぎ口に入れてしまったのだった。
 ふだんはキリギリス食事をしているので、この多様な食彩は刺激的だ。
 予約を中心に人気ある和食レストランだそうで、平日の割にはお客もにぎやかだった。

                      

 廃寺は時代の流れではあるが、この行き先不透明な時代だからこそ、お寺・宗教者の出番ではないだろうか。
 民衆の苦悩・願いに敏感な宗教・哲学の真価が問われる今である。
 
 お笑い芸人にジャックされたテレビが流す浮薄が心を複雑にする。
 そんなことを思いながらも旧お寺のもつ重厚な余韻を楽しんだのだった。

 
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