山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

慎ましい山奥の暮しに茶摘み援農隊来たる

2017-05-14 20:49:29 | 市民活動・まち育て
 再び浜松の最果ての山奥にある梅沢茶園に行く。
 天竜二俣にあるNPO法人「元気里山」が茶摘みと販売とを応援している。
 約20人ほどが昨日の大雨で落石もあった「外山(ハズレヤマ)」地区の山道を越えていく。

                                
 雨は上がっているが茶葉には湿気が多少残っている。
 援農隊のマサシさんも有機農法の茶園を経営しているが、全体の運営と進行に気を配る。
 まずは持参したブロアで茶葉の水分を吹き飛ばす。

        
 手摘みの茶葉と機械で刈り取った茶葉の両方を併用している。
 茶葉に混じった枯葉や茎の軸などは工場に持っていく前に除去していく。
 機械で刈り取ったほうがそうしたゴミが多い。

                                 
 
 お昼にはメンバーの大橋さんによる手打ちそばをいただく。
 奥山で手打ちそばを食べられるとは最高の贅沢だ。
 参加者からの手づくりの差し入れが多いのも食卓を幸せにする。
 活動が活発かどうかは差し入れがあるかどうかで経験的にわかるのだ。

 春の「ノアザミ」や「シラン」が畑の一隅を飾る。

                                 
                                 
 慎ましく生きる梅沢さんの畑の隅には「シャクヤク」が咲いて居たり、小型の「ラナンキュラス・ゴールドコイン」が野生化している。
 急峻な斜面の小さな畑には食べる分だけの野菜が植えられている。

 最果ての山奥は都会が失ったいのちの輝きと慎ましい空気が充満している。
 ゆらゆらと「ウスバシロチョウ」が梅沢茶園の花を安心してめぐっている。
 
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