take44のブログ

take44のブログです。
以前使っていた"take44"のIDで再起動しました。

ヘッドライト磨き Part.2 (今回は VOLVO S60)

2021-05-31 | Weblog

国産、輸入車に限らず、青空駐車をしている車の宿命。
それは「水アカ」と「ヘッドライトカバーの黄ばみ」でしょう。
今回の記事は10年が経過した車のオーナーの悩める「ヘッドライトカバー」の惨状からの救済を行いましたのでご紹介します。

今回の悩める車は2011年式 VOLVO S60 です。
購入から10年が経過した車ですが、オーナーはもうかれこれ3年ほど前からこのような状況に頭を抱えていたそうです。
ショップなどで工賃を聞いた時、スグには頼めなかったと言っていました。

まずは現状把握です。
下の写真を見ていただくとその「惨状」がお分かり頂けると思います。



なんじゃコレ、といった感じです。
太陽の光をモロに浴びる上側はカッターナイフで切り込んだような線状の傷が無数にあります。
おそらくは基材のポリカーボネートと表面のハードコーティング層との膨張率の違いにより、
時間をかけてひび割れに発展したのではないでしょうか?
そして下側は比較的綺麗にハードコーティングが残っている部分があります。
昼間の直射日光を避けた部分だと思います。

研磨作業に入る前にヘッドライトの取り外しを行いましたが、この車はピンを2本引き抜くと簡単にボディから取り外しができる構造です。
ビス留めではありませんでした。
ただし配線コネクターはちょっと硬かったです。

研磨作業はまず#800の耐水ペーパーで始め、様子を見ることにしました。



ところが、やはりというか、特に下側のハードコーティングが残っている部分が頑固に残るため、
#400まで番手を下げて研磨を始めました。

その後、#600、#800、#1000、#1500、#3000 と番手を上げて前の番手の研磨キズを埋めていきます。

下地造りが出来たのでいよいよコーティングを行います。

今回もこの【3M Quick HEAD LIGHT CLEAR CORT 39173】を使用します。



キットに含まれるコーティンングシートの縁をつまみ、反対側の縁をカバーに当てて滑らすように塗っていきます。



下の写真は塗っている途中の写真ですが、上半分が塗布済み、下半分がこれからの部分ですが、
この状態でもハッキリと違いがわかりますね。



10分乾燥させてから2度目の塗布を行いました。



一時間乾燥させたら作業は終了です。

車に装着するとキリッと光る目元がこの車を10年前の状態まで若返らせました。



耐水ペーパーと「磨く度胸」さえ持っていれば 2,000円以下でここまで出来て満足度の高い商品です。

同じような事で悩んでいらっしゃるオーナーさんの参考になれば幸いです。

最後に、作業風景を動画でご覧ください。

ヘッドライトコーチングはコレ! 3M Quick HEAD LIGHT CLEAR CORT

初心者でもここまでできた!
削って、塗って、目元がパッチパチになるアイテム。
今回は 2011年式の VOLVO S60 のヘッドライトを磨...

youtube#video

 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿