先月、昔からの友人の一人が他界した。
若い頃の仕事関連の友人であり、最近はその頃の仲間が集まって年に一度忘年会/新年会等の飲み会を行っているが、その席で会うのを楽しみにしていた奴である。
胃癌が原因だとのこと。私より3歳も若く、高校生と小学生の子供がいる。告別式で泣き崩れる家族の姿を見て、私も涙が止まらなかった。
人の命ははかないものである。入院中であるとの話を聞き、お見舞いに行こうと思っていた矢先に逝ってしまった為、半年程前に元気な姿で一緒に酒を飲んだのが最後である。
遅かれ早かれ、みんないずれはこの世界から必ず消えていく。あたりまえのことであるが、そう考えるとやはり寂しい。死後の世界があり、またその世界で家族や友人達と再会できるのであれば、なんと素晴らしいことだろうか。
未だに彼がこの世界からいなくなってしまったことが信じられない。また今年も年末になると、彼からの忘年会の誘いのメールが届きそうな気がする。いい奴だった、今は冥福を祈るばかりである。
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