温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

ほんとうに最近は魅力的なクルマがない。

2015-04-07 09:51:21 | 乗り物
車名別国内新車販売台数が紹介されている。
国内新車、人気を分ける軽とHV 15年度は増税などで顔ぶれ変わる? (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
2014年度の車名別国内新車販売台数はトヨタ自動車の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」が前年度比12.1%減の22万8375台で3年連続の首位だった。軽自動車は2、3位に入り、上位10車種でも過去最多に並ぶ7車種を占め存在感を増す。ただ、4月から軽自動車税の増税やエコカー減税の厳格化など取り巻く環境も変化し、15年度は上位の顔ぶれが変わることも予想される。

これが日本で一番売れたクルマだ (2ページ目):日経ビジネスオンライン
1位 タント ダイハツ 23万4456台
2位 アクア トヨタ 23万3209台
3位 フィット ホンダ 20万2838台
4位 プリウス トヨタ 18万3614台
5位 N-BOX ホンダ 17万9930台
6位 ワゴンR スズキ 17万5369台
7位 デイズ 日産 16万9244台
8位 N-WGN ホンダ 14万6717台
9位 ミラ ダイハツ 14万2506台
10位 ムーヴ ダイハツ 13万8048台

なんか、魅力的でないランキング。まあ、販売台数が多い車のランキングなのでしょうがないだろうけど、なんかつまらない。こんな状況がもう10年位続いているのでは?だいたい車の形がどれも似たようなもので、個性は皆無という感じがする。
軽自動車が7割か、軽自動車はその制約から外観は各社同じにならざるを得ない。それでも、タントとか私がたまたま新車発表会に行ったWAKEとかそれなりにがんばっているけど、以前にも書いたように、軽の枠の中で頑張って普通車並あるいは普通車にはない魅力を織り込みましたと、胸を張って言われると、「それを普通車でやったらもっといいのでは?」というツッコミをどうしてもいれたくなる。具体的な機能やユーティリティ(versatility)でなく、本当に顧客の求めているものは何かという原点に帰るべきという意味。つまり、すこし最高速が上がる、燃費が良くなる空力を本当に顧客は求めているか?。空力だったら横風にふられない性能のほうが私は欲しい。カーボンっぽい外装を求めているか?などを問うてみてはということだ。
国内市場は顧客にも責任があると思う。みな有名評論家やジャーナリストの言うことをうのみにして、かつ他の人と違う好みを発言するとSNSなどのコミュニティで仲間はずれになることを恐れてるのか、みな一色になる。
スターバックスのコーヒーはまずいとか、小保方はかわいそうではないとか、メディアの文脈から外れたことを言わないヒトだらけで、それに反発するメーカーも消費者もいないと、けっこうあぶないことになるのでは?と心配です。
少なくともクルマはこのままでは、行く末は心配です。心配というのはビジネスとしては台数斬減程度で心配ではないけど、魅力的な車がほとんどなくなってワクワクすることもない単に便利な道具の割合が99%なんてことになりそうなのが心配。

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