新国立競技場～メディアが報道しない根本的に疑問なこと～

現在、新国立競技場が話題ですね。
一度決めたことを、全く振り出しに戻るくらいの議論を持ち出すのは日本の特徴。民間会社でも、検討期間を長くすればするほど、皆賢くなったり、検討時間が十分なので、ネガティブなものがどんどん出てくる。本当にいいことなのか？私は疑問。
そもそも、まず疑問なのは、大手ゼネコンが作成したんだろう見積もり精度。国相手の仕事の見積もりなんて、利益をがっちり取るようなものになっているはず。通常民間が土木的な工事を依頼するときは、その辺の最初の見積に対して、さらに詳細の内容を確認して、いらないものを減らしたり、大事なものが抜けていないか、業者の説明に対して高すぎないなどの検討を行い、予算に近づく努力をする。最初に見積もりに対して2～3割は減るんじゃないかな。今回の見積は、このような過程が見えない。見えない報道されないということは大手ゼネコンの最初の見積をうのみということかなと思ってもしょうがない。そうだとしたら、まったく、常識外。見なおして半額くらいになったものは、さらに削減が可能なはず。資材の高騰は、当初の契約書がどうなっていたのか？。高騰したら、それは飲むというのか？。全く訳の分からない話。しかも、素人が感情のままに言いたいことを言っている。民意でナチスが生まれてしまったように民意は怖い。