温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

テレビ朝日を見ている「3.11映像の証言」~ナディアブルーイットさん~

2012-03-11 20:03:38 | ニュース

今、3/11から1年の特集番組を見ている。
テレビ朝日。
その中でアメリカ軍のオペレーショントモダチの話題が出てきた。
ブラックナイツという特別部隊が、被災地にいち早く物資を運んだそうだ。
今まで気が付かなかったけど、昨年の3/17に以下のブログで話題になっていたのですね。
オペレーション・トモダチ - PurpleMoon Blog
東北関東大震災では、米軍が支援活動をしてくれています。
阪神大震災のときは、米軍の申し出をなんと当時の政府が断ったそうですが、今回は判断を誤らなくて良かったです…。

この女性隊員、すばらしいな。
もちろん、彼女以外にも多くの人達がいるのだろうけど、涙無くして見れない。
ほんとうに感謝。
放射能が安全になってから、現地に行ってレポートだけする自称ジャーナリストと比べると。。。。。。
もちろん、このレポートをしているテレビ朝日のスタッフも素晴らしい。
こういうスタッフっていうのは、レポートするだけでなく、現実に現地にしばらく留まって具体的に救援活動をしているんだよね、きっと。

気になる発言~「がれき撤去などの仕事はあるけど、いい仕事はない」~TV番組財部ビジネス研究所

2012-03-11 10:24:53 | その他
今日朝、財部ビジネス研究所という番組を見ていて、クロスカンパニーに就職した、たぶん被災地の女性がクロスカンパニーをどうして選んだのかという時の発言が気になった。
それは「がれき撤去など仕事はあるけど、いい仕事はない」という発言
がれき撤去≠いい仕事、仕事はあってもいい仕事でないと。。。。
現地の人。。。。。
いい仕事でなくても、やるべき仕事をしている人は多い、あるいはほとんどの人がそうでは?
がれき撤去を現地ではないのにボランティアでやっている人はどう思うだろう。
また、現地の人でがれき撤去は我々がやらなければと思っていやっている人はどう思うだろう。
私は彼女を責めているのではない。私自身も選択できるのならいい仕事を選ぶ。
また、いい仕事という意味は色いろある。将来性のある仕事、給料のいい仕事、職場環境のいい仕事、社会的意味のある仕事など。
がれき撤去には将来性はない。そういう意味ではいい仕事ではない。

むしろ気になるのは、この発言をそのまま伝える番組とかジャーナリズムの姿勢が気になる。
彼女や会社に配慮したら、この発言はカットするか、いい仕事とはどういう意味かを明確にした番組作りをすべきではないだろうか?。
少なくともクロスカンパニーという会社がこの発言放映を許可しているとしたら、その程度の会社というふうに私は思ってしまう。
BS日テレ T.B.L 財部ビジネス研究所
「earth music&ecology」で知られるアパレルメーカー、
クロスカンパニーの東北支援にも注目

ま、ジャーナリストとは特に責任のある発言が要求される職業ではないようだ。
要は単なるレポーターですね。あるいはファシリテーター。
下のウィキペディアの記述を読むと、それこそ、決して「いい仕事」では無いですね。
ジャーナリスト - Wikipedia
新聞、雑誌など、あらゆるメディアに記事や素材を提供する人、または職業である。
基本的にはメディアに寄稿する人の事を指す。通常、諸外国ではジャーナリズム教育やオンブズマン制度が浸透している[1]が、日本においては「ジャーナリスト」と自称する際の特別な基準は存在せず、実績を伴わない者や資質・能力に値しない者であっても、何らかのメディアに寄稿さえしていれば「ジャーナリスト」と自称しても法的には問題はない。
ただし、日本において、「ジャーナリスト」という職業に関しては、弁護士や医師などのような国家資格は存在していないため、メディアに文章が採用される限りは文章作成を初めとする能力、資質、倫理観などが欠如している者が強制的に排除されるシステムは存在しない。
事実に対する現状や意義、展望を報道する専門家であるとされるが、ジャーナリスト自身の倫理観や政治的態度に基づくため、個々のジャーナリストの論調や政治的態度によるバイアスを理解した上で、記事を理解することが重要である。