温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

TBS THE世界遺産

2008-07-06 19:14:02 | Weblog
今日の世界遺産はティカル国立公園だった。
グアテマラのマヤ文明だそうだ。
ティカル国立公園|THE世界遺産
マヤ文明というのは、マチュピチュもそうだけど突然歴史から姿を消すようだ。
今回のティカルは漆喰がキーワードであった。
乾期の水を確保するために漆喰がうまく使われていたらしい。
そして、人口が増え、王様は箱ものの建造をしたくなり、その巨大な建造物の外装内装を化粧するために大量の漆喰が必要となり、森林の伐採をして、森が無くなり雨が降らなくなり滅亡に向かったということだった。

これで、思い出したのは先に読んだ「ほんとうの環境問題」に書かれていた内容だ。
それは、石油が地球の砂漠を救ったといえるというものだ。
つまり、それまでは、人間の道具などは、馬車などの例を出すまでもなく多くは木材から作られていた。
人口の増加とともに木材を集めるために森林を伐採した結果、上のティカルと同様に雨が降らなくなって、滅亡まで至らなくても砂漠化していったという記述があった。
その木材の代わりに石油からいろいろな道具(プラスティック製品)が置き換えられたことから、砂漠化が防がれたということだ。
これが正しいのかどうかはわからないが、一理はあるような気がする。

もう一つ思い出した。
それは日本の人口は今の半分くらいが望ましいのではないかということ。確かに今の地球の資源を考えたとき、あるいは日本の国土の大きさを考えたとき、現状の人間に住みやすい環境を維持するためには、適切というか限界の人口というものが存在するのかもしれない。

過去の滅亡した文明というのは、このあたりのバランスが崩れたものが多いのではなんておもった。

このようにいろいろな視点でものを見るのは、興味深い。