たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

東部文化ホール完成記念コンサート

2010年08月18日 | 社会生活

東部文化ホール完成記念
  コンサートが開催されます。


 今年4月、私の市議時代から長い活動期間を経て柳原に「東部文化ホール」がオープンしましたが、この施設の早期整備を願い毎年「チャリティーコンサート」を開催して来た皆さんが、今後この施設が地域に親しまれ、更なる地域文化の成長の出発点となるよう願いを込めて「完成記念コンサート」を開催します。
 また、これまで「チャリティーコンサート」を開催して来た実行委員会の皆さんは、平成9年に第1回を開催して以降12回開催し、このコンサートに出演した団体は延べ56団体、観客を含めると3,000人余の方が参加して頂いたことに、今回の「完成記念コンサート」を開催することで感謝の意を表したいとしています。 本当に実行委員会の皆様の熱意には、唯々、頭が下がります。
 この実行委員会の皆さんが開催するコンサートは、何時も心が和やかになります。 東部文化ホールの見学もかねて、お気軽にお出かけ下さい。


日 時 8月21日(土)13:00-
会 場 長野市東部文化ホール(長野市民病院・柳原小学校南側) 
主 催 チャリティーコンサート実行委員会
共 催 東部地区総合文化施設建設期成同盟会/朝陽公民館
入場料 500円(中学生以下無料)
出 演 古里小学校マーチングバンド
        朝陽小学校合唱部
        朝陽小学校吹奏楽部
        柳原小学校合唱部
        大豆島小学校金管バンド
        シンコースポーツ株式会社
                アクアウイングジュニアバレエクラス
        怒一気
        深澤雅美(ピアノソロ)
        長野市消防団音楽隊
        アルプス楽団(歌謡)他

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。


「非戦の鐘」

2010年08月17日 | 社会生活

非戦・反戦の思いをこめて、梵鐘を1回撞く


 8月15日は65回目となる終戦の日。
 社民党では10年ほど前から県内各地の寺院にお願いし、この日は「平和の鐘」の取り組みをしていますが、今年は私は、そちらの取り組みには参加せず、近所の長命寺さんが行っている「非戦の鐘」に次男と参加しました。
 というのも、ご近所の方から「他に様々あることは知っているが、たまには、こちらの方も参加して欲しい。」と声をかけられたからです。

 長命寺(南堀)さんは浄土真宗本願寺派ですが、この長野教区内(長野県内)で梵鐘のある寺院は、この日の午前11時~正午までの1時間、「非戦・反戦の思いをこめて、梵鐘を1回撞く」「非戦の鐘」を一斉に行っており、長野市内では長命寺さんも含め7箇所の寺院で行われています。
 この取り組みの願いは、会場で配布されていたパンフレットによると、「鐘の音に非戦の誓いを込めて、うすれゆく過去を確かに伝えてゆこう」であり、「非戦の誓いを込めて、日本国憲法第9条を声に出して読んでみましょう」と9条が掲載されていました。
 私は、今年の終戦記念日は、この長命寺さんから「平和の鐘」をならしました。 梵鐘の近くでは、参加者に「流しそーめん」がサービスされていました。


 この取り組みが、年を重ねる毎にもっともっと盛況になることを願いました。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。


阿部新知事のスタート時が大切。

2010年08月16日 | 長野県議会

阿部新県政への当面の課題に関する提言。


 選挙は、日本では、正々堂々とした政策論議ではなく、「あること無いこと、様々陰に陽に悪口を言い相手候補にレッテルを張る」ことが、昔の言葉で言えば「保革」を問わず慣習の様です。
 そして、今回の知事選挙は県政の「権力闘争」でもあり、「何としても、選挙に勝つため」、阿部氏を否定する様々なことが聞こえてきました。
 しかし、阿部氏が当選した今、これらの仕立てられた内容が「嘘」であったことを、早く多くの県民にご理解頂くことが、信頼される県政の確立に繋がると思います。そこで、私として「何が出来るのか」考え、当面する議会に提案される副知事等の人事案や、補正予算について、私なりに以下に阿部新知事が当面行うべき課題を提言としてまとめてみました。


 まず、何よりも仕立てられたイメージに対し、県民から見て、それは違うと納得される初心表明演説や副知事人事、9月議会補正内容の提案が必要だと思います。
 そこで、副知事人事は、ねじれ県議会の中で、一人は県職員から誰でも納得できる方を起用するなど他会派も賛成出来る人選が必要です。
 また、9月議会での初心表明演説では、県職員や市町村、県議会との信頼関係を重視して『県民主権』の県政の確立を目指すことを柱することが必要です。
 さらに、9月議会に提案する補正予算案では、緊急経済対策予算の継続的提案(切れ目の無い経済・雇用対策=経済対策基金の活用)、国の事業仕分けで切られた予算の県単での補填(公共交通・鳥獣対策など。併せて国への財源移譲を強く求める)
、県民要望の強い道路・河川維持予算の積極的補正(必要な公共事業は否定するものでないことを示す)、このところの豪雨災害への災害復旧などの積極対応など、県民や市町村が求める対応を積極的に打ち出すことが問われます。
 浅川ダム問題については、私は、県民参加の検討の上に、民主主義の手続きを行いもう終わった課題と考えており。間を置かず明確に決着をはかるべきことと思います。
 事業仕分けは、なぜ行うのか分かり易く説明するとともに、公平・公正な取り組みの仕組みを示すべきだと思います。
 このほか政策的には様々ありますが、当面する9月議会までの課題を私なりにまとめてみました。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。


家庭菜園収穫祭

2010年08月14日 | 社会生活

家庭菜園仲間の収穫祭を行いました。


 8月12日(木)の夜は、毎年開催している家庭菜園仲間や友人との収穫祭を、我が家の庭で行いました。
 午後6時半からの開会でしたが、私は他に行事があり7時半から参加。
 しっかり、周りに蚊取り線香を配備し万全の体制で、バーベキューをして既に盛り上がっていました。

 今回から例年のメンバーに加え、我が家の家庭菜園の隣で今年は特に頑張っている小池さんが参加。
 今年は、さらに盛り上がり12時近くまで話しが尽きませんでした。
 でも話しの内容は、お互いに歳をとりつつあるためか、例年の自分達が持ち寄った野菜の自慢話より、子供の結婚や孫の話し、知事選結果と今後の県政等が話題でした。

 そんな中、奥様達は昨年来、富山県の「風の盆」が話題となっていて、今年は富山の友人を介して一緒に行く約束をした模様です。
 それにしても、毎年、私はこの収穫祭が楽しみです。
 しかも、我が家の狭い庭とはいえ、屋外で行うのは最高です。
 この日は、台風による影響が心配されましたが、何とか屋外で出来たことに感謝しました。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。


秘湯の温泉

2010年08月13日 | 社会生活

妙高高原燕温泉


 11日(水)は、参議院選、知事選と続き疲れた気がして突然温泉に行きました。 目的地は、悩みましたが妙高高原の燕温泉にある「黄金の湯」。
 我が家からは高速を使い約50分で、妙高山等の登山口(標高約1200m)の入口にあります。
 
 秘境の露天風呂「黄金の湯」は燕温泉の源泉で、白い湯。
 中に入ると温度は42度位と熱めで余り長くは入っていられないが、肌を手でこするとツルツルして、「あ~。これこそが温泉」と実感できた。

 「黄金の湯」(入浴無料)

 長野県に住んでいると周辺も含め多くの温泉に入る機会がありますが、これまで私が入った温泉で、私が温泉らしい温泉と思ったお気に入りは、赤倉温泉、昼神温泉、上高地さわんど温泉、上田市武石雲渓莊の湯、小諸グランドホテルの湯等ですが、燕温泉もかなり上位のお気に入りに入りました。
 県内や周辺には温泉が数多く、入っていない湯は沢山ありますが、皆さんが入った温泉で、「これぞ温泉!」と思った湯を教えて下さい。
 歳を重ねると、何故か温泉好きになりますが、私だけでしょうか。
 この日は、何となくリフレッシュ出来た気がします。

  「黄金の湯」は燕温泉街の上にあります。
 
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。


知事選結果の反応

2010年08月12日 | 社会生活

長野市東北地区道路問題対策委員会総会にて


 8月10日(火)は、長野市の東北地区道路問題対策委員会の総会があり出席しました。
 私は来賓挨拶で、この会の出来た経過をお話しした上で、「これまで蒔いた種を育てるために、4地区が一致結束して水や肥やしをやりましょう。」と呼びかけました。
 この会の構成は長野市の32ある行政区の内、市東北部の4つの地区の議員や農業委員、区長等で構成していますが、自民党の小坂参議院議員の地元でもあり、保守基盤の強いところです。

 総会が終わり懇親会がはじまると、話題は知事選結果へ。
 私の地元地区の皆さんは「おめでとう。良かったね。」と、素直に喜んでいる様でしたが、それ以外の地区の皆さんの多くは、次の様な意見を私にぶつけました。


 「何で竹内さんは、あんな人支援したの?」
 「浅川ダムがまた中止になったら、どうしてくれるの。」
 「また田中県政の時の様にメチャクチャになったら、どうするの。」
 「事業仕分けは、やめた方がいい。」等々です。
 
 これらの問いに私からは、次の様に答えました。
 前回の知事選で直前まで反田中の候補者が決まらない中で、県議十数名で阿部氏に立候補を要請した経過があり、阿部氏も意欲はあったが総務省の先輩も意欲を持っていて決断出来なかった。しかし、その後も阿部氏の意欲は消えず、この4年間、そのための意見交換をして来た。
 皆さんは田中知事の副知事をしていた阿部氏をなぜ支援したのかと言われるが、布部氏は田中前知事と意見が合わなくなり辞めたのであり、その意味では反面教師である阿部氏の考えを知らされていない。
 阿部氏は基本的に「村井前知事が行って来たことは、後には戻さない。むしろ、より良い県政を推進するため前に進むだけ。」としており、浅川ダムについても、私と継続の考えを確認している。
 「事業仕分け」については、混乱しない様、私は是々非々の立場で挑む。「だめなものはだめ。良いことは良い。」との立場を貫いて来た私が阿部氏を支持しているのだから安心して欲しい。


 これらのやりとりで、私を問い詰めた皆さんは安心した様ですが、なぜ、阿部氏を直接知らない皆さんが、こんな質問を私にぶつけるのかを考えると、それは知事選は権力闘争であり、恐らく腰原候補の個人演説会に動員され、その時各応援弁士等が行った演説内容を信じていたからだと思います。
 選挙戦ですから勝つためには、相手候補の批判をし自分達にとって有利なことしか伝えないなど、「過激に、矮小化した」主張となるとは思いますが、逆に、阿部氏が勝利した今、選挙戦で相手陣営が批判した主張を糧として、一つ一つ納得出来る対応を行えば、選挙戦で相手陣営が行ったこれらの主張が作られた争点であることが理解それ、阿部新知事への支持が今後、拡がることを確信しました。
 その意味で、阿部新知事にスタート時が重要です。
 私は、そのために具体的な提言を行いたいと思います。 

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。


安曇野わさび農園

2010年08月11日 | 社会生活

長野県には豊かな観光資源があります。


 8月8日(日)は知事選挙の投票を済ませた後、安曇野の病院に勤務する次男のところへ我が家の家庭菜園で取れた野菜を届けるため安曇野へ妻と二人で行きました。
 次男のところへは、生活の足しになればと、玉ネギ、馬鈴薯、キュウリ、シシトウ、トマト、なす、ネギ等を届けました。


 帰り道、安曇野市にある大王わさび農園前に来た時、せっかくの機会なので「寄って行くか?」と問うと妻が「うん。」というので立ち寄ることにしました。
 この山葵農園は有名ですが、実は私も妻も訪れるのは初めてでした。
 そして、会場に向かうと駐車場が満杯状態かろうじて車をとめ、あたりを見渡すと、ほとんど県外ナンバーでした。
 農園への入場料は無料。
 安心して中に入り園内を歩くと、この農園の広さに感心しました。


 また、訪れている観光客の多さや、その中でも若者の多さにビックリしました。


 帰る途中におみあげさんに寄ると、ほとんどが「わさび」の名の付いたもの。
 わさびソフトクリーム、まんじゅう、マヨネーズ、せんべい、ワイン、ビール、かすてら、そば、チョコレート、コロッケ等々何でもありました。

 その商魂のたくましさに関心するとともに、一番人気で列を作って並んでいた「わさびソフトクリーム」を購入、食べてみましたが、わさびの辛さが無く、期待はずれでした。


 長野県に住んでいて、今回はじめて行った大王わさび農園でしたが、こんなに県外の皆さんが訪れているとは知りませんでした。
 長野県に住む皆さんは、旅行といえば県外を向いているのですが、県外の皆さんにとっては長野県の大王わさび農園も魅力ある場所であることを、改めて認識しました。
 その意味で、長野県民も旅行や後楽を県外に向けるだけでなく、広い県内で、まだ行ったことのない地を訪れ、県に対し感想を述べたり、自分が住む県内を知り尽くす呼びかけや企画が必要と実感しました。


 ところで、「大王わさび農園」の入り口には、この名称の由来が書かれていました。そして、その横に、大和朝廷と戦った大王の彫刻がありました。

 私は、この彫刻を見て直感的に宮沢宗弘安曇野市長ににていると思いました。

 ただ、どこまで宮沢市長は、とことん市民のための市政運営を行うのか、これまで興味がありませんでしたが、注目してみたい気持ちになりました。 

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。


知事選で阿部氏勝利。

2010年08月09日 | 社会生活

長野県知事選で
    阿部守一氏が僅少さで当選。


 8月8日、投開票された長野県知事選挙で阿部守一氏が5,021票の僅差で初当選を果たすことができました。

 選挙告示日第一声での応援演説

 この選挙は、民主・社民・国民新党が推薦する阿部氏か、村井知事の後継として自民・公明が全面支援する腰原氏か、国政の動向も含め注目され、お互いにぬきつぬかれつ大変な選挙情勢でしたが、僅少差まで持ち込み勝利したことは、今後の県政運営や長野県の新しい歴史を築く上で大きな出発になったと思います。
 社民党は、阿部氏と基本的な政策協定を結び推薦し選挙戦を闘いましたが、その内容の実現とともに、個々の具体的課題については協議を重ね方向を定めたいと思っています。

 当確直後、会場入りした阿部氏


 一方、県議会で私が所属する改革・緑新では、今回知事と同時に行われた県議補選で4選挙区中立候補した3名全員が当選し、現員9名から12名となります。
 しかし、阿部知事が誕生しても国政と違い地方は二元代表制であり、議会は首長に対しては「良いことは良い。悪いことは悪い。」の基本姿勢で挑むのが当たり前であり、阿部新知事に対しても、その姿勢を貫き、他の会派へも県政をより県民に身近にするための議会側の努力を呼びかけ、新知事のもとで県民から信頼される県政を構築して行く決意です。

 阿部氏の当選後、お祝いを述べる


 また、阿部新知事には謙虚な姿勢で県民や県議会、市町村の声に耳を傾け、県職員とも信頼関係を構築して、実直な県政運営を行うよう求めます。 
 選挙戦から一夜明け、改めて選挙の厳しさを実感するとともに、当面、解決しなければならない課題や新知事が行うべき課題について私なりに整理してみることが重要と考えています。 

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。


先輩の突然の訃報

2010年08月08日 | 社会生活

中村栄治さんを偲ぶ


 8月6日は、社民党の大先輩である中村栄治さんの葬儀があり出席しました。
 7月にお会いした時はお元気で一緒にお酒も飲んだのに、突然の訃報で信じられませんでした。80歳でした。
 中村さんは国鉄長野工場に勤務され、長野地区評副議長や社会党長野総支部副総支部長を務められ、国鉄退職後、社民党となってからも長野支部協副代表、若穂地区区長会長、市民活動の代表等を務められました。
 
 私にとって忘れられないのは、私が29歳の時の27年前の4月頃、私が、その年の9月行われた長野市議選に立候補するかどうか悩んでいた時、中村さんの自宅に行き相談したところ、私を前に押してくれたことです。
 それ以来、中村先輩は私が選挙に出る度に先頭に立って地区で活動をしてくれました。
 最後、お会いした時も、「この次の選挙も、また厳しい。早く準備しなければ」と心配してくれました。


 中村栄治さんは、何事にも筋がしっかりしていて、しかも客観的で冷静な見方をしていて将来を読み活動を提起し、人を引っ張って行く力と迫力があり、私は尊敬していました。
 そして、問題に突き当たる度に、中村さんに学べたことが、今日の私達の中に生きていると感謝しています。
 偶然にも6日は、故清水勇元衆議院議員の合同葬儀実行委員会を閉じ「偲ぶ会」として再出発する日と重なりました。
 中村さんが心配していた、中選挙区から小選挙区による二大政党化で他の民意が失われ日本は必ず保守化するという傾向が強まっており、その様にさせないためにどうすれば良いか、先輩から指導された活動の原点を忘れることなく、私達は先輩の意思をついで活動をして行きます。
 中村栄治さん。
 自らの行動をもって、私達をご指導賜りありがとうございました。
 安らかに、お眠り下さい。  

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。


核のない世界へ

2010年08月07日 | 社会生活

広島の平和式典


 8月6日午前8時15分は、65年前広島に原爆が投下された瞬間。
 この瞬間は、毎年県原水禁主催による集会があり、午前7時45分から出席しました。
 集会では主催者挨拶の後、広島の平和式典のテレビ中継を見ながら8時15分に黙祷を行い、その後、秋葉広島市長の平和宣言や子供平和宣言の中継を見た後、長野県原爆被害者の会村岡与一副会長から、被爆体験をお聞きしました。
 村岡さんは、日本軍兵士として広島に駐留していて、その日は、朝食後一瞬ピカッと閃光が走った。これまでの軍隊の経験で、閃光の後に爆弾が爆発することから、すぐに毛布を頭から被ったが、部屋のスミに吹き飛ばされ意識を失った。意識が戻り外に出たが、メリメリと火の粉があがっている。そして、川をめがけて、被爆したした人々が向かっていく姿を見た。夜が明けてから、軍人として被爆地への道路整備の毎日だった。死体を運ぶための道づくりだったと思うが、腐乱した死体が臭く大変な作業であった。
 自分も昔あったことと忘れてしまう。こういう機会があって思い出して話すことができるが、今年94歳になる。でも体験は語りつがなければならない趣旨を語りました。


 今年は広島・長崎への原爆投下から65年目を迎えますが、今年、核拡散防止条約再検討会議が行われたこともあり、初めて国連事務総長やアメリカ、フランス、イギリス代表が式典に出席するなど、核の廃絶に向けて世界から注目される式典となりました。
 しかし、国連事務総長やアメリカ大使が出席したことに対し、アメリカでは戦争を終結させるために原爆投下は正しかったとする世論が60%を占めていることや、平和記念式典にアメリカのルース駐日大使が出席したことについて、広島に原爆を投下した機長の息子が、「暗黙の謝罪に当たる」として、オバマ政権を批判しするなど、65年経過した後も過去の戦争の歴史的な総括を出来ず、世界平和への新しい歴史を築く世論形成に至っていない現実は残念でなりません。
 今年、11月には、これまでノーベル平和賞を受賞した方々が広島に集まりサミットを行うということが報道されましたが、同時期にアジア太平洋経済協力会議で日本を訪れるオバマ大統領も、この会議に出席する活動を推進するとともに、そのために日本政府が、「建て前と本音」でなく、世界唯一の被爆国として世界から核を廃絶するために基本姿勢を明確にし、真剣な外交を行って欲しいと思います。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。