フジドリームエアラインズ
(FDA)本社と静岡空港を視察しました。
4月15日(木)は、6月からJALに代わり信州松本空港に就航するフジドリームエアラインズ(FDA)本社と「富士山静岡空港」を会派で視察しました。
FDA本社は静岡県牧之原市にあり、近くには牧之原市と島田市に位置する静岡空港があり、FDAは、この空港から昨年7月23日に静岡~小松、静岡=熊本、静岡=鹿児島線の3路線を就航するとともに、今年4月からはJALの撤退により、静岡=札幌、静岡=福岡線の2路線も開設しています。
そして、6月からは松本空港にも就航し、松本=福岡、松本=札幌線を開設し、一日一往復することにしている会社です。
会社の設立は2008年6月と新しく、私としては正直言って安全対策などが心配で先の2月県議会でそのことを質問しましたが、その答弁内容を確認する意味でもこの視察に参加しました。
2月議会での私の質問に対する企画部長の答弁は「FDAの安全運航については、航空運送事業に参入するには、航空法に基づく厳しい基準をクリアして許可が得られるもので、FDAは営業開始以来、国の監督のもとで、安全な運航を行ってきている。今回、福岡及び札幌空港に新たに就航するにあたり、さらなる安全性を確保するため、すでにJALとの間で「運航及び整備に関する業務協力」の協議を行うなど、万全を期している。また、パイロットの養成は、エンブラエル機の「フライトシミュレーター」といった訓練用機器を、我が国で唯一保有しており、パイロット経験者を雇用して、計画的な育成に努めているほか整備士など必要な人材確保にも努めていると伺っている。」というものです。
そして、いざFDA本社に行くと、そこはハイロットや整備士など安全対策のための研修所そのものといった感じでした。
特に、ブラジルのエンブラエム機の「フライトシミュレーター」は国内唯一のもので、他の航空会社からも研修に来られたり、ここで国の資格試験も行われているとのことでした。
静岡空港は、昨年6月暫定運用、8月完全運用され、FDA以外には全日空が静岡=札幌、静岡=沖縄線を一日一往復運行。国際線は大韓航空が静岡=ソウル線を一日一往復、中国東方航空が上海線を週2往復運行しているとのことでした。
これまでの搭乗率はチャーター便も含め国内線が65.2%、国際線が69.4%、合計66.4%で、利用状況は当初見込みの半分以下とのことでした。
「日本ブログ村」のブログランキングに参加しています。クリックしてご支援をお願い致します。