たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

第14回長野県地方自治政策課題研修会を開催。

2018年11月17日 | 長野県議会

 11月16日(金)、第14回長野県地方自治政策課題研修会が開催されました。
 この研集会は、田中県政時代、激動の県政の中で、各会派の幹事長が話し合い、時々の課題について市町村議会等と共通認識を図ることが重要と考え、学識経験者等による講演等をお聞きし、意見交換を行い、共通認識を図ることを目的に開催されて来ました。
 この研集会は今回で14回目を数えますが、年々参加者が増え、近年は会場の県庁講堂一杯となる約600人の皆さんに参加頂いており、市町村長や市町村議会議員と県議会の連携を、より深める役割を果たしていると思いました。
 今後も、議会基本条例の11条に定める「市町村議会との交流及び連携」の一環として、より内容を進化させ、継続して行くことを実感しました。


 研集会では、超党派で構成する議員研修会実行委員長の挨拶の後、来賓として挨拶した阿部知事は、この研集会は本県の第2次基本計画に定めた、まなびと自治の力そのものであり、既に14回開催していることに感謝したい等の趣旨を述べました。
 研集会では、まず、「SDGsによる地域活性化に向けた地方公共団体のアプローチ」とのテーマで、財務省大臣官房政策立案総括審議官(前・内閣府地方創生推進事務局次長)岡本直之氏が講演し、その中で、国連で定められた持続可能な開発目標(SDGs)は、世界的に比較すれば日本は伝統的に培われた自治や助け合いなど既に先進国であり、今後は、そのひとつひとつの良さを掘り起こし、みがきをかけ地方創生を果たすため実践すること等の趣旨を述べた上で、そのために活用しうる国の様々な補助制度を紹介しました。
  続いて、「中山間地域における自動運転サービス実現に向けた取組」のテーマで、国土交通省道路局道路交通管理課 ITS推進室 室長安部勝也氏が講演し、自動運転の現状が語られました。
 それによると、世界各国や日本でも実用化のため、激しい開発競争が行われ、国交省も道の駅等を拠点とした実証実験を行っているが、開発の現状は、レベル1~レベル5に分類すると、2020年までに到達出来るのはレベル3の高速道路におけるハナドルの自動操作と、レベル4の内、限定地域での無人自動運転移動サービスで、レベル4のもう一つの目標である高速道での完全自動運転は2025年を目途とし、レベル5の完全自動運転化は時期未定とのことでした。

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