解散総選挙では、前回選挙での政権交代に期待した有権者の民主党政権への失望感から自民党の圧勝と維新の会等の躍進という結果となりました。
この選挙で社民党は、脱原発、消費税増税反対、TTP参加反対、較差社会の是正、護憲などを掲げて戦いましたが、多党化選挙により政策の違いが見えにくくなったことや、政治不信と既成政党離れの中「第三極」に注目が集まったこと等から、全国で2議席と大敗をしてしまいました。
ご支援頂きました皆様に感謝を申し上げるとともに、心からお詫び申し上げます。
選挙結果は、自民294、維新54、みんなの党18人が当選し、衆議院議席数480議席の内、憲法改正を公約したこれらの政党が三分の二を大幅に超える366議席(76.25%)を占めてしまいました。
また、この結果は自治労にとっても、自民党が総人件費の抑制、地公法改正による能力・実績主義の徹底と給与の地域民間準拠の徹底、罰則を付した政治活動の規制、維新の会が地方公務員も含めた公務員の総人件費削減、大阪府・市職員基本条例をさらに発展法制化、公務員の強固な身分保障の廃止、労働組合の選挙活動の総点検、みんなの党が国と地方の公務員人件費2割削減、地方公務員の給与は民間を基準としリストラも導入等々が公約されており、厳しい結果となりました。
国政の総保守化が進み、憲法改正や原発の推進、公務員パッシングの具現化が懸念される厳しい状況となりましたが、そのことをさせないためには今年7月に行われる参議院選挙が大変重要な場面であることを強く認識し取り組むことが問われます。
私も、今回の選挙分析をしっかりと行い、政治の右傾化をさせないため今後の政局を監視しながら全国小政党でも出来ることを、しっかり取り組んで行く決意です。
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