たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

信州型事業仕分け

2010年12月17日 | 長野県議会

「信州型事業仕分け」実施へ


 11月県議会に提案された「信州型事業仕分け」予算2,786千円をめぐり委員会で様々な論議はありましたが、最終的には補正予算案が可決されたことにより、1月に実施されることになりました。
 対象事業は、事務事業評価結果を踏まえて、県が仕分けが適当と判断した20事業と、市町村や県民から提案のあったもの等10事業を予定しています。
 仕分けは1日あたり2班体制(1班8名)で実施され、構成は、コーディネーター1名(仕分け精通者)、仕分け人7名=仕分け精通者2名、県民公募委員2名、県内有識者2名、市町村関係者1名で行われます。
 仕分け結果は、県としての最終判断ではなく、必要な場合には関係機関と調整を行い、仕分け結果と異なる判断をする場合には、県民に対して適切な説明を行うとともに、国の制度の改善を要するものについては、国への提言を行う等としています。
 私は、事業仕分けに反対ではありませんが、二元代表制のもとでは本来は、執行部・議会双方が絶えず仕分け機能を発揮しなければならないと思っています。その意味で県議会もこれまで決算審査にあたり、事務事業評価結果シートを活用するなど精度を高めて来ておりますが、今回の事業仕分けから研修し、さらにチェック機能を高めるための参考に出来ればと思っています。
 また、県側も第三者による「事務事業評価結果検証委員会(仮称)」の設置等へ発展することを願っています。


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