たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

竹内久幸「政治塾」

2010年06月19日 | 社会生活

私の「政治塾」への参加者を募集します。


 参議院選挙が6月24日公示、7月11日の日程が行われることが確定しましたが、社民党長野県連合は長野選挙区での候補擁立を断念しました。
 私は県連代表として候補擁立にかかわりましたが、党勢拡大のためメンツで擁立するのではなく、勝ち得る候補として候補者が出ていない中南信地区からの擁立を目指しましたが、意中の方々の生活事情もあり擁立にいたらなかったことを、社民党を支持して頂いている皆さんに申し訳なく思っています。
 このことを教訓として、今後は来年の統一地方選挙への候補擁立をはじめ各種選挙への対応を視野に、人材の育成と発掘に務めていく決意です。
 そのため、今後、政治家を志す皆さんを中心に私の「政治塾」開設の決意をし、参加者を募集することにしました。


 私は、社民党は社会党から名称変更したのではなく、新たにスタートした政党であると思っていますが、マスコミ等の論調により、いつのまにか延長線上の政党として認識されてしまっていることが残念でなりません。
 でも、社民党の存在は今回の沖縄の普天間基地問題で示しているように、二大政党の中で日米軍事同盟を前提とすることなく、平和憲法を持つ国として、核兵器の廃絶や恒久平和に向けて新たな日米平和条約締結を今こそ求める政党として私は必要不可欠であると思います。
 先の政権交代により自民党から分裂し、人気取りのために様々な政党が生まれていますが、その基礎は改憲勢力であり日米軍事同盟を前提とし、なおかつ勤労者より大企業等に依拠した政治家の集団です。
 また、民主党も福祉・教育・環境・社会保障等の分野で社民党と考え方が一致していますが、普天間基地移設問題への対応で分かるように、様々な考えを持っている議員集団であっても容認している姿勢は、根っこは同じです。
 この様に、今後の日本の政治で既存の同じ様な考え方の二大政党や新たに誕生した政党が勢力を占めることになれば、憲法改正や米国言いなりの軍事同盟強化、さらに米国言いなりの経済対策が強いられる危険性が大です。
 私は、これらの政治状況を考える時、社民党の果たす役割は重要な存在ですし、もし、今後政界再編が行われるとすれば、平和勢力を築くポイント的存在であると思っています。


 「政治家への近道はない」けれど、「政治には信念を持った人が必要」というのが私の信念です。
 政治の道に進むには、「地盤」、「看板」、「カバン」が必要と言われて来ましたが、私には何一つありませんでした。
 先の総選挙で政権が交代しましたが、その後、鳩山首相の支持率が下落し、参議院議員選挙対策で管首相に交代すると支持率は回復するなど、何を基準として有権者は政治を選択するのか我が国の政治は不透明かつ不安定な状況にあると私は思います。
 小泉チルドレンや小沢チルドレンなど、公募による候補者の擁立が時代の流れの様ですが、例え当選しても議会ルールの数の世界の中で自分の意思を発言する場さえ与えられず、数の「駒」として扱われているのが現実ではないでしょうか。
 日本の政治は、この姿勢では民主主義を後退させるばかりか、国民生活はこの「党利優先」の中で犠牲にさせられるだけです。
 私は、29歳で長野市議に立候補し4期目で県議に立候補し、今3期目ですが、
こうした政治状況に地方から政治を築き変えるために、何が出来るのかを真剣に考えました。
 私と志を同じくしなくとも、政治に関心を持ち出来れば将来、各種議員など政治を志す気持ちのある方々と懇談する場として「政治塾」を開設しますので、ご希望される方は下記のメールへご連絡下さい。


メール  jc3h-tkuc@asahi-net.or.jp

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