「屋代線の将来を考える」
シンポジュウム開催のお知らせ。
長野電鉄側から県に対し廃止の方向が打診され、沿線の長野市・千曲市・須坂市や住民代表、学識経験者等で構成する「法定協議会」が設置され存続問題の検討がはじまっています。
私が代表委員をしている長野地区公共交通対策会議では、一昨年来から問題になったアルピコグループ再生問題での生活バス路線の存続の取り組みに続き、屋代線存続問題についても通勤・通学・通院など交通弱者の交通の確保や地球温暖化対策など環境問題への配慮等から、この問題を重く受け止め活動を行っています。
そして、既に、屋代線沿線13駅の周辺にお住まいの皆さんに1万枚のアンケート用紙を配布し1千人近い皆さんから回答を得ているほか、全国的に鉄道再生を行っている事例にまなぶ意味で、三重県の三岐鉄道の北勢線や福井県の福井鉄道の副武線の現地調査を行いました。
これらの取り組みや調査で得たことは、生活交通を守り維持存続させるためには、行政の支援だけでなく、何と言っても沿線の関係する住民の皆さんの存続への熱意や、その後の取り組みがなければ出来ない大変な課題であるということです。
そこで、私達は沿線でる松代で「屋代線の将来を考えるシンポジュウム」を企画して来ましたが、この会が沿線住民の皆さんにとって屋代線が将来の生活交通として必要不可欠な路線であり、その存続のために沿線にお住まいの皆さん自らが行政にお任せでなく、自ら行動することをテーマにすることに致しました。
そして、シンポジュウム開催後は、何よりも屋代線沿線の住民の皆さんの考えや取り組みに委ねようと思っています。
なお、屋代線の今後の方向が見えてくると思われる「屋代線の将来を考えるシンポジュウム」の日程は下記の通りです。
公共交通機関を使って、おでかけ下さい。
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名 称 乗って残そう!地域公共交通
みんなで考え行動しよう!地球温暖化防止
公共交通を考える市民の集い・第2弾
「屋代線の将来を考える」
日 時 7月4日(土)午後1時30分~4時30分
会 場 長野市松代町「松代文化ホール」
内 容
第1部 事例報告 「地方鉄道の今を考える」
古平 浩 東北大学大学院研究員
第2部 パネルディスカョン
パネリスト
・茅野 實 実行委員長・県環境保全協会会長
・鷲沢正一 長野市長
・笠原甲一 長野電鉄社長
・古平 浩 東北大学大学院研究員
コーディネーター
・小林 孝 信濃毎日新聞論説委員
主 催 公共交通を考える市民の集い実行委員会
後 援 長野市・長野市教育委員会・須坂市・
須坂市教育委員会・
千曲市・千曲市教育委員会
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