
スポーツの秋、そして芸術の秋到来!
スポーツの方では、大学ラグビーが熱い!
今シーズンは、横一線と言われていた総力図の中、早稲田大学ラグビー部に新たな風を巻き起こす新進気鋭のルーキーが登場し、彼の圧倒的なキック&スキルは大学ラグビー界に衝撃を与え、一気に早稲田が優勝候補最有力となる展開へ、高校ラグビー全国大会、ジャパンラグビー・リーグワンも年末から始まり、更に盛り上がるでしょう!
そして芸術の方は、何と言っても堂本光一主演『Endless SHOCK』
メディアでも報道されてますが、先日の大千秋楽で前人未到の記録2128回を打ち立て、2000年から24年間続いたこの舞台も遂に終わりの時が…
そんな、日本一チケットの取れないモンスター作品に、俺自身2010年~2016年まで772回も出演させて貰えた事は誠に光栄で!
思い起こせば、上京したての頃、何が何でも出演したいと思った舞台が『SHOCK』
毎年オーディションを受けては落ち、繰り返すこと6年 『あぁ…俺には無理なんや…』と諦めてた7年目、オーディション日とディナーショー本番の日程が重なり、受ける事さえ出来なかったけど、ベテラン出演者の一人が、他の公演との兼ね合いでリハーサルだけ参加出来ない為、その期間の代役を打診され。
本番は出演出来ませんが、有難く引き受け、代役とは言えリハーサル初日から気合い入れて全力で臨みました。
しかし、これまで経験した事の無いスピーディーでハードなダンス量と段取り作業に加え、今では有り得ない怒号が飛び交うスパルタ現場に、毎日付いて行くのが必死で…
ただ、最初は名前すら呼んで貰えなかった中、伝説の振付師サンチェさんから『タケダ~~ァ』と時間の経過と共に、名指しで怒鳴られる事さえ嬉しかったもんです。
ヘトヘトになって代役を終え、来年こそは絶対に合格したい!と思いが強くなった8ヶ月後、出演依頼のオファーが!
その瞬間の場所や光景を未だにハッキリ覚えてる位、嬉しかった!
と、同時に『光一君、今年も元気でSHOCKをやって下さい』って願いが強くありましたね。
何故なら、その年はマイケル・ジャクソンが亡くなり、映画『THIS IS IT』 が公開され、冒頭に合格したダンサー達の思いを綴ったインタビューシーンがあるのですが、俺はそれを観てるだけで涙が止まらなかった。
ダンサーとして、夢にまで見た仕事を掴み掛けた途端、泡の様に消えて行く辛さは計り知れない…だから『光一君、マイケルみたいにならないで』って思いが。
その後、厳しいリハーサルを経て、念願の初日を迎え、幕が開き、超満員のお客様を目の前にオープニングの曲が流れた時は、感動と感激で全身の穴から汗と涙が止めどなく流れ、人生において堪らなく痺れた瞬間の1つとなりました!
ホント長かったもんなぁ~
夢は諦めなければ叶う!と体現出来てから6年間、出演させて頂いた期間の心境は、度々ブログにも書きましたし、とにかく『作品を作って行く過程や、多くの方々のプロフェッショナルな仕事ぶりと情熱、そして組織での在り方、もっと深く言えば、人間学、心理学、経営学、リーダー論等々…学校に通ってるかの様に、色々な事を実践的に学ばせて頂いた』って事が、現在も存分に生かされおります。
そして、沢山の良き出逢いがありましたからね!
そんな『Endless SHOCK』を今回8年ぶりに観劇出来、大勢の仲間・戦友達と会えて語り合い、素敵な時間を過ごせた事は最高だった!
また、いつか『SHOCK』が再開される事を期待し、青春を過ごした面々と、この先も良き再会が出来る事を願って、自身も精進して行きたいと強く思った次第です。
座長、お疲れ様!
そして『SHOCK』最高!
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