マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「下宿人」

2012-09-12 11:18:46 | 2000~2010年代 映画

The Lodger (下宿人) 2009年 アメリカ作品



監督 デヴィッド・オンダーチェ
出演 アルフレッド・モリナ シェーン・ウェスト サイモン・ベイカー レイチェル・ソー・クック

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
雨の中、ウィルキンソン刑事は、上司のマニング刑事を現場で出迎えていた。被害者は娼婦。死体は酷いものだった。
一方、貸部屋ありの看板をかけていたエレンの家に、表の看板を見てきたという男性が訪ねてきた。男は部屋を案内されながら、家賃等を聞くとその場で支払い、すぐに入居。エレンには、職業は作家でマルコムだと自己紹介した。そして、彼が夜な夜な何処かへ出掛けていくのを、エレンは目撃する。
マニング刑事は、7年前に逮捕し死刑も執行された犯人の手口とそっくりな被害者が出たことを不安に感じていた。その後も、同じ手口での連続殺人が起る。ウィルキンソン刑事も疑問を抱かずにはいられなくなる。
それは、真犯人が別にいたのでは?というものだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ヒッチコックの「下宿人」をリメイクしたものだと言われている。
見たことがないから、なんとも言えないけれども。σ(^◇^;)
そういえば、
ヒッチコックへのオマージュ的な演出をしたと、収録されていたメイキングで言っていた。
その中で、
当時、「切り裂きジャックは私が貸していた部屋に住んでいた」という証言をしたご婦人がいたそうで、それをヒントにして制作したみたいな事も言っていた。
その話題の「切り裂きジャック」(詳しくはこちらにて)がこの物語の展開をややこしくさせてくれる。
まあ、
こういうサスペンスものは、ある種のオチが定番で、そんな伏線がいっぱい張り巡らされているのだ。
メイキングを見るまでは、後味が悪いオチだなあ~と思ったし、意味が分からなかったが、見るとやっと理解出来たのだ。
そうかあ、やっぱそういうオチだよねえと。(詳しくは後ほど。)

それでは、
目的のベイカーはと言いますと。この突然現れた下宿人マルコムが彼だったのだ。
歩き方で彼だと分かったが、容姿を見た時には眼を疑った。
そうなのだ、髪の色が黒だったのだ!
そのお陰かなんか妙な雰囲気を出している人物に見えて仕方なかった。
髪の色1つでこうも怪しくなるものなか?と感心してしまったのだ。
というか
彼の演技力の凄さだと思うのだが。
まさしく~な演出に、引っかかりを覚えながらも、エンディングを見ると、え?そうなの?とも思えてしまう。
なので、見終わった直後は何が何やら何を言いたかったのか、さっぱり分からなかったのが本音。
強いていえば、今回のこの街の事件はこういう結末だったが、実は真犯人は・・・。
という事を言いたかったらしいのだ。
あくまでも自分の解釈だから、間違っているかもしれないが。

そうそう、忘れてならないのが、ウィルキンソン刑事役のシェーン・ウェスト。
最近は海ドラ「NIKITA/ニキータ」に出演している彼。
個人的には「ER」のレイなんだけど、いや~格好良かったね。うん、いい感じだった。
それだけでも、なんか掘り出しものって感じでお得感だった。

彼とベイカーが絡んでくれたら、最高だったんだが。(意味深)


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