マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ミランダ」

2009-04-10 09:33:57 | イギリス映画&ドラマ

Miranda  2002年 イギリス・ドイツ作品

監督 マーク・ミュンデン
出演 クリスティナ・リッチ ジョン・シム ジョン・ハート カイル・マクラクラン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
図書館員のフランクは、最近見かける女性に恋をしていた。いつの日か声をかけようと待ち構えていると、突然、彼女から話し掛けてきたのだった。
2月25日の午後1時5分の事。
壊す予定の講堂を見せて欲しいというのだ。早速案内したフランク。そこで、思い切って彼女を誘って見ることに。するとすんなり受け入れてくれた彼女。彼女の名は、『ミランダ』というのだという。その後、二人はお酒を1杯だけ呑みに出掛け、その場を分かれた。
だが後日、フランクの家に彼女が転がり込んでくるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
久しぶりに胸が“きゅん!”となる恋愛ものを見た感じ。
個人的にはこういう話は好きだ。ベン・チャップリンが出演した「バースディ・ガール」に近い感じがするが、同じ騙すでもこっちは手工が違うからいいのだ。

愛する人に対しては、すっごく素直というのがいい感じ。心の拠っていうのかな?
その相手がシム演じるフランクっていうのがやっぱ好きなんだなあ。

さて、目的のシム。
彼は田舎町の図書館員フランク。
純粋で一途な彼は、突然現れ、消えてしまったミランダを必死に捜すのだ。

彼がギターを弾きながら歌う♪ミ~ランダ~♪は最高にお茶目で上手い!
歌が上手なんだよね、シム。バンドやってたんだっけ?(忘れてしまった)
なんたって、
最高に好きなのは、必死に捜し当てた、ミランダに、「消えろ!!」と言われるシーン。
むっちゃ辛そうで、ショックを受け入れられない戸惑う表情が好きなのだ。
さらに、
彼女をあきらめるシーン。「田舎者だからさ」って言うその素朴感がすっごく素敵だったのだ。

ミランダを演じたリッチもそんなに嫌みな感じがなく好印象だった。

そうそう、
ジョン・ハートがこれまたいい感じで画面に適度なスパイスを加えてくれていて、これまた好印象だったのだ。

久しぶりに見た「X―ファイル」(作品は1度も見たことありませんが)のカイル・マクラクラン。
こんな人だったっけ?というか、最近はこういう妙な役柄が多くない?と思ったのだった。

賛否両論分かれそうなこの作品。
恋愛作品が、元来苦手な人は受け入れがたいかも?
繊細で強いシムを見るのには最高な作品なんだけどね。

それにしても素直で純な田舎のあんちゃんが似合うシム。
ドラマとは違う1面が見れてすっごく満足だったぞ。


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