7/18(月)に近畿地方・東海地方が梅雨明けしました。
次いで、7/22(金)に北陸地方が梅雨明けしました。
予想以上に
梅雨明け後の2~3日の気温上昇は壮絶で
ドライ・リングやピシウム・炭疽などの病害が
環境の悪いホール中心に襲いかかり
多くのコースがダメージを受けました。
関東地方も間もなく梅雨明けすると思われますが
やはり、梅雨明け2~3日間は 警戒が必要ですね!
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html
←気象庁HP梅雨明け速報
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梅雨明け~8月7日ごろの時期は
「多湿・ムレ・病害」が課題ですね!
踏圧の集中しやすい部分や
水はけの悪い箇所に発生する
ピシウムや炭疽などの高温系病害を
いかに抑えるか?!
いわば「耐える力」が試される時期です。
「守り」の時期です。
◇
この「耐える」「守る」時期におすすめの資材としては
★薬剤散布、多湿・酸欠などで減少した良性菌を補充でき
病害を抑制する
「コンパニオン」
★菌態活性バランスを整える資材です!
高温下で有効にはたらく
アミノ酸、ケルプ、トレハロース、ビタミンB2・B6等を
バランス良く配合した
「エッセンシャル」
です。
★外周のダメージを修復!
踏圧ストレス、
軸刈りや薬害などでダメージを受けた外周などからも
病害は侵入しやすいです!
コーライ芝外周の回復には
「バイオ8-0-9」
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一方で、
8月7日~9月20日ごろの時期は
「高温・落ち込み」が課題ですね!
病害侵入によりダメージを受けた部分は
この高温下、なかなか回復が難しいです。
夜温の下がりにくい日も多く、
透水の悪い箇所は
根がダメージを受け(根腐れ)
芽数が減ってしまいます。
いかに回復させるか?!
いわば「戻す力」が試される時期です。
◇
この「戻す力」「回復力」は
ベントの秋の生育サイクルに便乗すれば
うまくいくような気がします。
「回復力」=「攻める力」です!
春先を振り返れば
大寒の1/20ごろから白根が発根を始め
2月第1週は寒さにより停滞するものの
2月中旬~3月上旬にかけてのよこ根の発根
3月からのたて根の伸長が
3月下旬以降の春の芽出しにつながりました。
同様に考えれば、
秋の新芽も
大暑の7/23ごろから白根が発根、
8月第1週は暑さにより停滞するものの
8月中旬~9月上旬にかけてのよこ根の発根
9月からのたて根の伸長が
9月下旬以降の秋の芽数につながるような気がします。
◇
この「回復させる」「攻める」時期におすすめの資材としては
★フミン酸が気相を持続し、
ユッカシジゲラ抽出エキスが必要最低限の湿潤を保つ。
新根成長のための三相バランス。
100%天然の浸透剤
「ハイドロ・マックス」
←「フミン酸」は気相持続力
★高温下でも吸収が良く、徒長リスクの極めて少ない
超緩性メチレンのNに
根の成長を促進する亜リン酸を加え、
高温下で活躍する”エッセンシャル”を20%配合した
「ブランZ(10-6-5)」
★根あがり抑制、根の成長にはリン酸です!
晴天時に吸収の良い亜リン酸6%
に
雨天でも流亡しにくい分子の鎖の長い
緩効性リン酸12% を配合。
雑菌の繁殖を抑制する柳エキスを配合した
「ミスト12号(3-18-18)」
←柳の樹液には抗菌効果有り!
です。
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是非、試してみて下さい!
(^。^)