「高屋敷の十字路」の寄り道

「高屋敷の十字路」の各ページの更新コメントならびに関連〈ニュース&トピック〉拾い読み。

〈吉本隆明〉拾い読み

2006-09-20 17:01:34 | Weblog
吉本隆明氏の考える現代の「老い」(花だより)

 吉本さんの記事の最後の「老人が直面する問題はやっぱり老人になるまでわからなかった。いい年をしていろいろな目にあって、ようやくそれが見えてきた」という一文が近頃の氏の心境を物語っています。

 少し前にも書きましたが、私は詩人永瀬清子さんのアパートの住人の恩師の所を良く訪ねていました。昔、岡山に講演があった時に永瀬清子さんの所を訪ねてきた吉本隆明氏は、永瀬さんに敬意を払って大変礼儀正しかったそうです。まだ壮年時代で、台風が近づいてきていたというのに、沙美海岸で海水浴を楽しんで帰ったと聞きます。でも寄る年波、記事によると、真正面に立っている1m離れた人の顔がよくわからないほどに糖尿性の「眼筋まひ」で、道もうかうか歩けないそうです。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 〈図書館〉拾い読み | トップ | 〈図書館〉拾い読み »

Weblog」カテゴリの最新記事