高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
天蚕と握手した
早乙女山の麓に
飛翔のためらい
立ちすくむ枝が
無意識の谷間へ
払い落としたら
むしった泥草を
けんけんぱして
蹴り込むように
鉈の切り込みに
食い入る意志が
はめ込まれたら
手足が届かない
まだ見ぬ果実が
たわわに実るか
狂い咲きの夏の
踊り場を踏んで
どんな涼を求め
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
天蚕と握手した
早乙女山の麓に
飛翔のためらい
立ちすくむ枝が
無意識の谷間へ
払い落としたら
むしった泥草を
けんけんぱして
蹴り込むように
鉈の切り込みに
食い入る意志が
はめ込まれたら
手足が届かない
まだ見ぬ果実が
たわわに実るか
狂い咲きの夏の
踊り場を踏んで
どんな涼を求め